26歳のあなたは今、転職しようかなって思っていますね?
「そこそこ仕事続けてきたし、このままこの会社にいたほうがいいのかな?」
「26歳での転職って、難しいのかな?」
こんな不安を持っているのではないでしょうか?
そこで!実際に26歳で転職した10人にリアルな転職体験を聞いてみました!
転職事情は十人十色です。
あなたの状況に近い事例もあるかもしれません。
ぜひ参考になさってくださいね!
登場人物
26歳の時に転職に成功したBさん
キャリアアドバイザー エス
仕事は持ち帰り。友達と食事にもいけない生活に嫌気が差した
今回は26歳のときに転職をしたBさんに色々聞いてみようと思います。
Bさん、よろしくお願いします。
早速ですが、転職前、転職後のお仕事内容からお願いします。
CDショップの店舗スタッフから写真館の店舗スタッフに転職しました。
転職しようと思ったきっかけは何ですか?
CDショップで働いていた時は、常に業務に追われてたからですね。
業務に追われていた?
はい。仕事中だけでは仕事が終わらなくて。家に帰ってから毎日ポップを書いていました。
持ち帰りの仕事があるのはきついですね。
睡眠時間も足りなくなるし、友達とご飯に行ったりなどもできない状態でした。
時間外ですよね。残業代も出ないと。転職してみてどうですか?
仕事を持ち帰って家でやる事は全くなくなりました!
一番きつかったことが解消されたんですね。他にも変化はありましたか?
お客様と向き合う時間が多くなったので、一人一人と密に話すようになり、流れ作業のような接客をしなくて良くなりました。そのお陰が、私のことを気に入ってくれるお客様も何組かいらっしゃる状態です。
写真館で気に入ってくれているお客がいるってスゴイことですね!リピーターがついてるってことですからね。
ええ。転職しても忙しいことには変わりないですが、ありがとうと言われる喜びを感じられる現職にとてもやりがいを感じています。
やりがいは大事ですね!給料も大事ですけれど、精神的なご褒美は糧になりますよね!
さて、そんなやりがいのある仕事に転職できたBさんから、いま転職を迷っている人に向けてアドバイスをお願いします!
転職するとなるとどの分野にいこうか、同じ業種にしようか迷いますよね。今働いてる内容が好きなら同じ業種をオススメします。でも仕事内容も違うと感じているなら興味がある分野に飛び込むと後悔しません。
というのも私が同じ業種に務めて失敗したからです。勝手が分かってなくて今から新しいことを1から覚えることは億劫に感じますが、それを乗り越えたらきっと楽しくなります。ぜひ一番気になることを転職先に考えてみてください。
実体験に基づいた適切なアドバイスありがとうございました!
他の先輩にも聞いた!リアル転職体験談!
26歳で転職をしたリアル転職体験談を紹介します。
同じ26歳での転職でも十人十色。
あなたと同じ状況の人もいるかもしれません。
★愚痴や不満を聞き続けるのも限界!辞める理由は正直に話した
物流会社からコールセンター(20代・女性)
物流会社といっても商品の写真撮影・登録などが主でした。大きな問題は特になかったのですが、一人二人不満ばっかり言う人がいて、自分は不満なくても聞いてるだけで苦痛でストレスになり、仕事内容の割にはお給料も安かったので転職を決めました。転職先ではあからさまに愚痴や不満を言う人もいないですし、落ち込んだりするとフォローしてくれたりと凄く優しい人たちばかりですし、お給料も以前より貰えてるので今のところ不満なくやっています。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
話せるのなら辞める理由を正直に話すのが一番いいかとは思います。ただ、どうしても言いづらくて転職理由を正直に話さずに、家庭の事情や健康上の理由にして曖昧に話してしまうと、それが落ち着いたら戻っておいでと言われる場合もあるので、それが嫌なら正直に話してしまうか、もしくは辞める時に戻る気がないことも伝えたほうがいいかと思います。
面接での転職理由は…こちらを参考に!
★冷蔵庫の中での仕事。人間関係。現場は見学した方がいい
店舗のリフォームの職種からチルドの食品の仕分けへ(30代・男性)
仕事は新たにオープンする店舗の内装の棚や台の設置の仕事でした。ここでの人間関係は比較的よく、共同で仕事をしていたのですが、テンポよくできました。ですが日に3店舗など、体力面でキツさを感じ辞めました。次に転職雑誌に載っていたチルドの仕分け作業に就職しました。ここではとにかく冷蔵庫の中で仕事をするので、手袋、ジャンバーが必須です。仕事はフォークリフトで運ばれてきた野菜や果物類を各店舗のかごに仕分けする、という仕事です。人間関係はあまり良くなかったです。
面接での転職理由は…こちらを参考に!
一度、現場を見学させてもらうことが必須です。これで社員の表情や、怒号が飛び交っているかどうか、案内してくれる社員の態度はどうかなど、注意して見学しましょう。あと社会保険の事も聞いておくことも重要です。特に雇用保険のことは聞いておきましょう。また職業研修所などに行ってから、資格をとり、技術や履歴書の書き方などを学んでからでも遅くはないと思います。
転職に後悔しないためには…?!
★トラック運転手の朝は早く、労働時間も長かった
運送業から空調機器の点検整備業(20代・男性)
前職のトラック運転手は勤務開始時間が早くて夜も18時までのほぼ12時間労働で休憩も休憩と言える様な時間もないような状態で時間で割ると給料も最低賃金を下回るような金額でしたし、休日も少なく日曜祝日くらいしか
休めないようなのですぐに辞めてしまいました。
今の仕事は休みは少なく当番制で緊急時の呼び出し用携帯電話を持たされていますが、休憩時間も比較的に取りやすくなっておりますし給与も最低賃金を下回るような金額ではないですし一応賞与もあったりします。まだまだ不慣れで怒られる事もありますが色々なことが学べる職場だと思っています
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
未だに転職をすると白い目で見られたりする世の中です
もし今の会社で不満がありそれを解消出来るような力を持っているような人なら改善の為に動いてみるのも良いのではないのかなと思います。それが一人ではどうしようもないなら他を探してみればいいと思います。ですが短期間でまた転職するような事は避けた方がいいので転職サイトを通じて調べたり、可能であればそこかどのような会社なのか自分で調べてみるといいと思いますし
面接でも聞きづらいことでも聞いてみるといいと思います。ある程度納得して理解してから入社するのが最適だと思いますし、なかなか決まらず自暴自棄になって変な会社を選ばないようにして転職してもらいたいと思います。
3ヶ月経っても慣れない!そんな人はこちらを参考に
★チャレンジしたい会社があるなら20代のうちに!
出版業の編成から病院の医療事務(20代・女性)
出版業で編成の仕事をしていた時は、発行日が近づき印刷に回す前には必ず日をまたぐような残業があり、年に数回の特大号などの発行日前の1週間は午前様になることもおおかったです。転職することにしたのは、結婚を決めたからです。転職活動中に面接をしたときは、「すぐに子供ができるのでは?」といった質問をされることもありましたが、最低でも3年は妊娠は考えていないと伝えました。給料は、かなり下がりましたが、夫より早く帰れるようになったので良かったと思います。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
チャレンジしてみたいと思っている仕事があるなら、20代のうちに転職をするほうが良いと思います。仕事をしながら、転職活動は難しいと思いますが、両立しながら準備を進めて、どんなに親しい同僚に対しても、確実に転職が決まるまでは話すべきではないと思います。思わぬところから情報が会社にもれて、退職までに居づらい思いをしないためにも注意すべきです。
チャレンジするべきか決めかねている人は必見!
★結婚したので給料が高くなるところに転職した
ドライバーからお菓子メーカーの製造(40代・男性)
給料が年々減少していき結婚したので、これから先やっていけなくなると思い転職しました。転職して給料はすこしあがりました、後ボーナスがまずまず出るところだったので年収にすると50万円くらい上がりました。仕事的には体がきつくなりました。人間関係は前職がドライバーだったので1人での仕事だったのですが、製造業なので先輩や上司との人間関係がとても大変になりました。今の自分は辛いながらも役職もついて頑張っています。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
若いからといって転職を甘く見ていると、痛い目に遭うので自分が何をしたいかやこの先どうなりたいかを、しっかり考えてから転職した方が良いと思います。転職を迷っているのなら、今の会社でどうにか頑張った方が良いと思います。どうしても転職するなら、必ず次の仕事を見つけてから今の会社を退職しましょう。あと念のためもう2社くらい働けるところをキープしておきましょう。
給料が不満なら…こちらもチェック!
★体を動かす仕事に転職し、自分の時間を楽しむ余裕もできた
IT業界のプログラマーから清掃業の現場作業員へ(30代・男性)
IT業界の頃は、仕事が忙しく残業ばかりでした。納期が決まっている仕事の為、現場の雰囲気はピリピリしていて、辛い現場でした。一日中、パソコンで運動不足でした。給料は良かったですが、このままでは肉体的にも精神的にもダメになると思い転職を決意しました。しかし、辞めるという事を言えなくてダラダラと仕事をしている時にリーマンショックがきて、それがキッカケで辞める事ができました。体を動かす仕事がしたかったので、清掃業の仕事に就き、毎日汗を流して働いています。給料はITの頃より減りましたが、残業が余りないため、自分の時間を楽しんでいます。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
今、やっている仕事が精神的にキツイ場合、早急に転職活動をした方が良いと思います。私は、今思うと精神的に危ない状態でしたが、辞める事は逃げる事と思っていて、なかなか辞める事ができませんでした。もっと早く転職すれば良かった思っています。とにかく、自分のやりたい仕事があったら、早く行動する事が大事です。転職は若い方が有利です。
言えないストレスはNG!
★どんなにつらい仕事でも次につながる
生命保険会社の営業から中小企業の経理事務(30代・女性)
就職氷河期で就活に苦労し、大手生命保険会社で営業をしました。営業は希望ではなくとても大変でしたが、どんなことも必ず次につながると思って、3年は頑張って勤めようと決めていました。ノルマはないとはいうものの、成績を上げられないとプレッシャーがきつく、重たい鞄を持って歩くことがきつく、心身ともに疲弊していました。それでも大手会社であるメリットは大きく、お客様とのつながりや社内でのつながりは今でもとても大きな財産になっています。結局4年以上勤めることができたので、上司たちも経理事務が私に合っているからと送り出してくれました。給料や待遇面は少し悪くなりましたが、今は頭を使うことが多く、大変なことは変わらないですが自分が楽しいと思える仕事ができるようになって満足しています。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
どんな仕事でも大変でつらいことはあります。仕事を変えたから改善できる保証はありません。今自分にできる精一杯のことを着実にやっていけば次につながりますし、誰かがつなげてくれます。あせって転職活動を始めることもあるかもしれませんが、どこでも働けるくらいの自信と技量を身に着けるように頑張ってみるのもいいと思います。
モチベーション維持のコツ!
★ノルマに追われて荒む職場を脱出!
生命保険会社の営業から人材業界の転職イベントの企画運営事務に転職(20代後半・女性)
前職では生命保険会社の法人営業を行っていました。お給料は固定だったので営業成績に関わらず安定はしていましたが、毎月のノルマに追われる生活がしんどくなってきて、もう少し自分のペースでストレスなく働ける仕事に就きたいと思い転職をしました。
転職活動では転職理由を深掘りされて聞かれました。やはり正直に営業がしんどいと言ったところには落とされてしまいました。
やはり退職理由も前向きな理由のほうが受け入れる会社としても良いのでしょうか。企業は6社ほど受けました。
転職先は事務がメインの仕事につきました。お給料はあまり変化ありませんでした。
営業から事務の仕事なのでノルマもなく全くストレスのない環境になりました。
以前は職場のみんなもノルマに追われ、疲れ切ってたりストレスたまったり、泣いたり、怒られたりと色々な職員がいてあまり良い雰囲気ではなかったですが、転職してからは人間関係もギスギスしていなくて、とても良い雰囲気です。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
転職しようとおもったらまずは転職エージェントに登録するなどまず行動をしてみると良いと思います。
ネットで求人を見るだけでも、魅力的な求人があるかもしれないので、それがきっかけで転職意欲が高まるかもしれません。
急いで転職しようと思うより、事前に自己分析をしっかりして、今度はどんな仕事をしたいのかなど考えると良いと思います。
1番避けたいのは今の会社を辞めたい理由が、次の転職先でも辞めたい理由にならないように気をつけるべきです。例えばお給料に不満があるのにまた同じくらいのところだと結局また転職したくなってしまうかもしれないので、焦らず自分にとって良いところを探してみてください。
ストレスはないに越したことはない!
★休みはふえたが暇すぎる
PC販売代理店の事務から建設会社の事務(20代・女性)
前職は事務職で入社しましたがコールセンター業務も兼務してとても忙しい毎日を送っていました。休日も少なかったのでとにかく休息が欲しく給料は少し下がるものの、休日の多い今の会社に転職しました。前職に比べると、仕事はかなり楽になったのですが暇すぎて時間が経つのが遅く感じるように。更に家族経営の零細企業なので、経営者ばかり贅沢し社員は不平不満だらけで毎日憂鬱です。昇給もスキルアップもなく年収も下がり、ただ休みを増やしたいが為に下調べをせず転職して失敗したと思いました。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
転職する会社の下調べは本当に大事だと思います。役員を家族で固めるような家族経営の中小企業はブラック企業が多いので注意が必要です。私は26歳で転職しましたが若ければ若いほどチャンスも多くなると思います。もし転職に失敗しても見切りを早くつけて次の行動に移せるからです。私は現在の会社に不平不満だらけですがスキルアップもせず、だらだら過ごして歳を重ねてしまいどんどん転職が難しくなってしまいました。入社できてよかった!と思えるような企業に転職できるまで頑張って下さい。20代の時間はとても大切です。
キャリアアップのはずが…失敗談はこちら
26歳のリアル転職事例まとめ
この記事では26歳のリアル転職事例を紹介しました。
最後に紹介した先輩の事例は転職には成功したものの不満の残るものだったようですが、失敗から学ぶアドバイスはとても貴重ですね!
また、様々な職種からの転職事例は、26歳のあなたの状況に近いものも合ったのではないでしょうか?
ぜひ参考になさって転職に役立ててくださいね。
ネットにはこんな記述も!
1.甘く考えないで!
20代の転職者によくあるのが、未経験の業界や職種を志望するケース。一般の求人企業は「若ければ未経験者でもOK」と考える例が多いのは確かですが、志望分野によっては、そうとばかり言えません。甘く考えるのはキケンです。
2.準備は入念に!
異業種や職種への転職はどのような働き方をしているのか、仕事の忙しさ、顧客とのコミュニケーションの取り方、業界内の企業ランキングなどさまざまな情報を調べておくことをおすすめします。(中略)20代の場合は特に企業側が「若手の人材を採用したい」と思っているため、熱心に入社をすすめる場合もあります。しかし、10年後あなたが幸せに働いているかどうかはあなたにしかわかりません。重要な決断をするタイミングですので、ぜひよく考えて決断を下すようにしてください。
引用:20代の転職を考える
3.プロに相談もアリ!
目まぐるしく社会が動いているなかで、仕事をなんのためにやるのか?、その価値感すらどんどん変わってきているように感じます。そうした環境下、一人で考えていては「収入だけを追い求めていいのだろうか」なんて、ますます分からなくなっていく。市場や業界のリアルな話を聞いてみて初めて気がつくことってたくさんありますし、プロに相談することで視野が広がることもあるでしょう。