第二新卒の転職実態!体験談で見る第二新卒の転職成功事例21選

「第二新卒って、転職不利なのかな?」

「こんなに早く辞めちゃっても大丈夫かな?続けた方が良いのかな?」

新卒入社で転職を考えている人なら一度は考えてしまう悩みですね。

そこで今回の記事では、第二新卒の立場で転職した先輩方に

第二新卒転職の実態と経験を基にしたアドバイス

を伺ってきました。

  • 第二新卒転職を失敗したくない
  • 次の会社ではやりがいを持って働きたい

という方は是非先輩方のの意見を参考にしてみてください。

第二新卒事例1:20代 女性 市立総合病院から私立の産婦人科病院

新人ということで、教育体制がしっかりしていて、色々な勉強ができるように総合病院で幅広い科があるところを!と思い総合病院に就職しました。助産師だったので分娩の経験も積みたいと思っていたのですが、市立の総合病院ということでかなり緊急度の高い分娩が多く、正常分娩が少ないため経験がなかなか積めないという状態に陥っていました。新生児医療や妊娠管理の必要な方への対応など勉強になることももちろんありましたが、経験年数ばかり上がって分娩件数がとれないことを恐れ2年目の年に転職を決意しました。

経験者からのワンポイントアドバイス

看護師求人サイトの方にまず登録してみました。すぐ電話がかかってきて、直接面談しようということになり、面談の日には候補の病院などを絞ってきてくれました。自分で探すのも良いですが、病院とのやり取りも手伝ってくれるので求人サイトに登録するのもおすすめです。2年目で経験が浅めだったので、希望の病院には給料面や勤務体制などあまりこちらから条件は出しませんでした。

キャリアアドバイザーの視点

 自分の今後やりたいことが実現できないと見切りをつけた転職ですね。今の仕事内容から先を見据えた判断は素晴らしい!

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転職理由と合わせてアピールすべきポイントは、入社後のはっきりとしたビジョンです。過去の自分を分析し反省することも重要ですが、企業は新たな目標に向かって成長し続けられる人材を求めています。
個人的な視点としては「その会社で自分がどう働きたいか」「長期的にどのようにキャリアを重ね、何がしたいか 」、企業側の視点としては「新しい職種や業界で、どのように成長し貢献できるか」という点に注目して、目標を立ててみましょう。

第二新卒はいつまで?企業が積極採用する理由と転職成功のポイント

第二新卒事例2:30代 女性 広告会社のコピーライターから新聞社の事務アシスタント

新卒で入った会社は通勤時間が2時間近くかかり、おまけに忙しい職種だったので毎日へとへとでした。もっと自分の時間をもちたいと思い、前から興味があった新聞社に入りなおしました。仕事内容はちがいますが、同じく言葉に関わる仕事。また社会との接点も日々のニュースを通じて感じることができ、自分に合っていると思いました。

経験者からのワンポイントアドバイス

マスコミはもともと、新卒や第二新卒にこだわりがあまりない業界なので、気にせずに堂々とアタックできました。前職で電話応対やコミュニケーション力、文章力などを身に付けていたので、その部分をすぐにでも生かしていけることを履歴書と面接でアピールしました。一度入った会社での経験がどう生かせるかを具体的に説明できたのが、転職成功に結びついたと思います。

キャリアアドバイザーの視点

 新卒で入った会社がいきなりドンピシャで自分に合っている会社かどうかは、結局実際に働いてみないとわからないですからね。

第二新卒事例3:20代 男性 不動産会社の営業から戦略コンサルティング業界のコンサルタント

新卒で入社した会社は営業主体の会社でしたので、とにかくノルマが大変でした。数字を取れないと夜遅くまでお叱りを受け、ひたすら営業電話・営業メールの繰り返しでした。転職先では企業のお医者さんとも言われているコンサルタントになる事ができ、どんなに大きな数字になってもそれがクライアントの為にならないのであれば、こちらから取り下げる事ができましたので、自尊心を持って仕事ができるようになったのが良かったです。

経験者からのワンポイントアドバイス

新卒で入社した会社の悪口・不満は絶対に言わない事です。その会社を選んだのは自分ですし、会社も自分を信頼して内定をくれたはずです。なので他責にならず、猛省している姿勢を見せた上で今後はこんな事に挑戦していきたい、その為に自分はこんな事をしているなど前向きな姿勢をアピールすれば採用される確率も高くなると思います。

キャリアアドバイザーの視点

 第二新卒としての自分を客観的に見つめ、他責にしない姿勢が素晴らしい!転職が成功したのも納得!

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第二新卒や若手でなくても、転職理由・退職理由は人事担当者が必ず深掘りする事柄です。(中略)勤務年数だけをみれば早期退職であることは事実です。自分を正当化するよりも、至らなかった点を素直に反省して「御社なら頑張れます。なぜなら~」と入社の意欲につなげて伝えられるとさらにアピールになります。

人事が気にしているのはここ!第二新卒・若手の転職活動でアピールすべきこと

第二新卒事例4:40代 女性 通信業界の営業から電子機器商社の貿易事務

新卒で入社した会社では新規開拓の営業をしていましたが、とにかく勤務時間がながく、休日出勤も頻繁にありました。転職先の会社では多少の残業はあるものの、休日出勤などは一切なく、体力的にもキツくはありませんでした。

経験者からのワンポイントアドバイス

面接では新卒で入った会社で新規開拓の営業を頑張ったこと、学生時代より英語を熱心に勉強して資格をとったことをアピールしました。
またパソコンのスキルも実践で生かせることも具体的にアピールしました。後は会社の特徴を調べて、自分自身上手く順応できるということを伝えました。その結果、第二新卒で転職できたと思います。

キャリアアドバイザーの視点

 第二新卒で、最初の会社が短いキャリアの中でも頑張った事実や成果はアピールして良い!!

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転職理由以外に重要なこととしては、自分がアピールできるポイントを見つけておくことです。
前職で身についたことと自分が今後やりたいと感じた仕事両方に活かせる能力は何か、もともと自分が持っている強みがどのように業務に活かせるのか、というところまで具体性を持ってアピールしましょう。

第二新卒がアピールできるのは抽象的な能力ですので、いかに業務と結びつけてアピールし、相手にイメージさせられるかが就職成功のポイントとなります。

第二新卒の方必見!就職に成功するための5つのポイント

第二新卒事例5:30代 女性 ビルメンテの事務から教育業の電話対応

新卒で入社した会社は正直なところ年俸制で安心感で選びましたが、中身は酷いところでした。サービス残業当たり前、お局の機嫌を損ねれば外階段から突き落とされたりといつ自分の身に何か起きるか分からない場所でした。半年後には給与の支払いが遅れる自体になり、一人暮らしの私ですら生活に不安を抱く様になり、長年の両親もやっていた事務職から教育に携われる塾のコールセンターに転職しました。お客様とは直接関わることは出来ませんが悩む親御さんに寄り添ったり、学生本人からの相談の電話やお話の最後に感謝される事、アドバイザーや教室長につなぐリレー関係が本当に楽しい仕事で生きがいを感じました。

経験者からのワンポイントアドバイス

第二新卒で転職出来た一番の理由は、転職サイトの担当の方が本当は高卒がダメと言われていた企業に色々と交渉してくださって面接の機会をいただけ、面接官の方に自分の夢と熱意を10分の限られた時間いっぱい話せたからだと思います。ただし、途中の圧迫面接の時は少しびっくりしましたが、前の会社での出来事も本当の事を話して、命ある限り頑張りますと言ったのも効いたのかなと思いました。

キャリアアドバイザーの視点

 想いをしっかりと伝えることは、考えている以上に大事なこと!

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第二新卒は経歴が短い分、経験や実績が少なく、「面接でアピールできることがない」と思っている人もいるかもしれません。

しかし面接官に「自社にとって力になる存在だ」と感じてもらわなければ、内定に近づくことはできません。

そこで第二新卒の場合は、「これからどうやって活躍していきたいか」、つまり仕事に対するやる気を伝えるようにしましょう。

面接ではさまざまな質問をされますが、「どんな姿勢で仕事に取り組んでいるのか」「自分が将来どのような働き方をしたいのか」「そのために会社で実現したいことは何なのか」…… そういった話を回答の中に盛り込んでいくことで、応募先への熱意も伝わるでしょう。

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第二新卒事例6:20代 女性 機械工場の管理職から地元の飲食店の食品製造

工業高校出身で大きな機械部品を造る会社に入社しました。転職した理由は「人間関係」です。大きめの会社でしたが工業系なので女性がとても少なかったです。さらに既にグループとして成り立っていた為、私は虐められこそしませんでしたが女性社員からは挨拶しても無視され、ご飯も一緒に食べることが出来ず、ほぼいないものとして扱われていました。一方で直属の上司は男性でいわゆるオールマイティな人。ただでさえ鈍臭いのに入りたてで右も左もわからない私に対して「どうしてできないのか」とよくため息をつかれていました。

それでも好きで入った会社だったし、仲良くしてくれる人も数人は居てくれて、心の支えでもあったのですがその仲良くしてくれた数人は男性で、ある日「男性社員に媚を売ってる」という噂が流されてからさらに居心地が悪くなりました。自分だけならなんとか耐えてたのですが、ある日彼等が茶化されているのを見て非情に申し訳ない気持ちになり半ば逃げるように会社を退職しました。

それからしばらくは鬱々としていましたかまたまたま高校の時にアルバイトでお世話になっていた飲食店の前を通りかかり、懐かしくなってお昼ご飯がてらにお店に入りました。店長と話しているうちに「また戻っておいでよ」と言ってもらい、今では人間関係も良く、毎日笑って楽しく働けています。

経験者からのワンポイントアドバイス

人脈というのはとても大切だと痛感しました。人はやりたいこと、自分のスキルに合ったことなどを照らし合わせて就職します。それでも企業というのはしょせん人の集まりです。どんなにやりたいことでも、どんなに自分に合っている仕事だと感じても、そこにいる人達と合わなければ上手くいくことは難しいと思います。転職する際には今一度、自分が生きてきた中で作り上げてきた人脈を見直すことも大事ですよ。

キャリアアドバイザーの視点

 人間関係の問題はなかなか解決が難しい。。ただこれまでの人脈や繋がりは大切にすべきということはよくわかります!

第二新卒事例7:20代 女性 公務員から製造業の事務

はじめに期限付き職員で公務員として働いていましたが、期限(3年間)が終了したため否が応でも退職せざるを得ず、転職活動をしました。前職が公務員という比較的時間にゆとりのある職業だったので、民間で働くのは最初少し大変でした。

経験者からのワンポイントアドバイス

自分には数年間の海外生活で身につけた語学力があったので、その部分を製造業の事務でもアピールしました。ちょうど海外進出を強化したいと考えている会社だったため、客先とのやりとりを相手の言語で行えるところが評価され採用されました。出張の可否も面接で聞かれ、「海外に行くのは大歓迎」と答えたので、余計使いやすいと思ってもらえたのかもしれません。

キャリアアドバイザーの視点

 採用する側のニーズや意図を汲みとれれば、面接はうまくいく!

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社会に出て1・2年のビジネスパーソンが十分な実績を挙げていないであろうことは、求人企業の人事担当者も承知の上です。では、人事担当者は「第二新卒」や「若手」の応募者のどこを評価ポイントにしているのでしょうか。第二新卒や若手の場合は実績メインではなく、今後どれだけ伸びそうかというポテンシャルを評価しています。

人事が気にしているのはここ!第二新卒・若手の転職活動でアピールすべきこと

第二新卒事例8:40代 男性 ノンバンクから自動車販売店

今から20年ちょっと前の話ですが、私が超就職氷河期に就職できたのは今は倒産したあるノンバンクです。その会社は一部上場企業ながら今で言う超ブラック企業でした。会社にはヤクザが入り浸りでしたし、土日が休みのはずがそんな約束も全く守られていませんでした。そんな会社だったので、1年以内に9割の新入社員が辞めるのでした。

経験者からのワンポイントアドバイス

正直超就職氷河期だったので、ろくな会社はありませんでした。ですから給料とか休みとかの前に、好きなことをやろうと決めて車好きが高じてとある自動車販売店に就職できました。面接では前の会社の悪口など言えるはずもなく、ただ大好きな車に囲まれて働きたいと思い直したなどと答えました。今では電車自動車が登場するなど、車の進化が体感できて転職して良かったと思います。

キャリアアドバイザーの視点

 社風は実際に働いてみないと、実態は見えてこないので。この辺は難しいところ。

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退職理由で大切なことは、「会社のせい」にしないことです。会社の悪口に聞こえてしまと、「自社に入っても不平不満を並べるようになるのでは?」「すぐに人や環境のせいにするのでは?」と面接官に敬遠されかねません。

また、退職理由ばかりにフォーカスを当ててしまうと、「その不満が解消できるなら自社でなくてもいいのでは?」と思われかねません。退職理由をポジティブに言い換えるのも重要ですが、それ以上に「なぜその会社に入りたいのか」を面接官にきちんと伝えることがポイントです。

退職理由は伝え方次第? 第二新卒ならではの面接対策法!

第二新卒事例9:30代 男性 食品業界のルート配送からコピー機の営業

新卒入社の会社は一日最低7時間は残業があり、残業は2時間しか付ける事も出来ず仕事量に人数が追いついていなくてどうしようもなかったです。転職先は確かに残業もありましたがキチンと申請することも出来ましたし、無理なく仕事を進める事も出来てとてもよかったです。

経験者からのワンポイントアドバイス

新卒の会社でどれだけ残業をしていたか、どれだけの仕事量を一日で処理していたかなどを話す事でやる気と忍耐をアピールしたらすぐ採用が決まりました。また以前に事務所に来ていた営業の方と何度か話した事があり名刺を頂いていたのでその事も面接の中で織り交ぜたのですが、それも少しですが採用の手助けになったようです。

キャリアアドバイザーの視点

 自分が何が嫌だったのか、客観的に伝えることができれば、面接でもネガティブには見えないですよね!

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前の職場に不満や納得のいかないことがあるから転職を選んだことは面接官も分かっています。しかし、それをそのまま伝えるのではプラスの印象は与えません。不平不満ばかりを並べると、「自社に入社してからも、何か気に食わないことがあればすぐに辞めるのでは」と思われかねません。

「第二新卒よ、俺みたいになるな!」4つの失敗例から学ぶ転職成功術

第二新卒事例10:30代 女性 メーカーの商品企画から出版業界の原稿制作

新卒で入社し、とても充実したやりがいのある日々を過ごしていましたが、結婚を機に主人の転勤があり、やむなく退職しました。転勤先で新たな業界に飛び込みましたが、前職とのギャップややりがいの違いに苦悩しました。社風の違いにも馴染むまで時間がかかった記憶があります。

経験者からのワンポイントアドバイス

前職での経験や成果を具体的に挙げて、紹介出来る商品や自分が作った広告などを持って行きアピールしました。あとは正直に今の不安や結婚していたので、何時まで残業できるか、これからの仕事に向き合う姿勢などを伝え、条件を具体的に提示しました。分からない点など積極的に質問をし不安を解消しました。笑いの絶えない面接だった事を覚えています。

キャリアアドバイザーの視点

 やむを得ない事情にせよ、第二新卒で転職をしたからと言って、全てが良い転職になるとは限らないですから。

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「とにかく働かなければ」と転職することが目的になってしまい、転職後のキャリアを考える余裕がなくなってしまいます。その状況では再びミスマッチを起こしかねません。

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第二新卒事例11:20代 女性 リフォーム業界の営業からIT系派遣会社

新卒で入社したリフォーム会社では電話営業をしていました。しかし、会社説明会で聞いた仕事内容では個人宅や法人へ出向いて営業するというものだったので、だいぶイメージが違いました。その他にも、会社に対して色々不信感もあり転職することにしました。転職先では保険料の請求ソフトのヘルプデスクへ派遣されました。しっかり目標を持ちながら仕事が出来たので良かったです。また、勤務時間も以前より短くなり休日も増えたので、プライベートの時間を楽しむことが出来ました。

経験者からのワンポイントアドバイス

新卒で入った会社は1年もせずに辞めましたが、その短い期間での成果をアピールしました。履歴書の作成には力をいれて、何とか面接までこぎ着けるように努力しました。何社か落ちたのでコツと言えるものはありませんが、次の会社で充実した生活がおくれるよう、会社選びは慎重に行った方がいいと思います。私は新卒で入社した会社は何となくで決めてしまい後悔したので、次は後悔したくないと思いながら転職活動をしました。

キャリアアドバイザーの視点

 新卒と違い、実際に働いて成果を出したことは自己PRに使えますね。

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転職の目的は、内定をとることではなく、楽しくイキイキと働ける会社と出会うこと。そこを間違えてしまうと、転職を何度も繰り返すパターンに陥ってしまいます。

面接で退職理由を聞かれたら?第二新卒はネガとポジを操りアピール

第二新卒事例12:40代 男性 呉服商社営業から自営業

新卒で入社した会社は着物と言う特殊な商品でした。覚える事は多く反物、帯…等扱い楽しかったですが、会社の風潮と合わす。3年は働けと言われ3年働きましたがやはり会社の保守的なやり方が気に入らず退社しました。転職先では保険料の請求ソフトのヘルプデスクへ派遣されました。しっかり目標を持ちながら仕事が出来たので良かったです。また、勤務時間も以前より短くなり休日も増えたので、プライベートの時間を楽しむことが出来ました。

経験者からのワンポイントアドバイス

小売業、お客様と接した仕事がしたかったので自分で会社を立ち上げました。無店舗販売という形で大手会社を回り福利厚生の一貫で職域販売として婦人服、小物等…女性をきれいにすると言うことコンセプトに営業、販売、仕入、経理等全てをひとりで行っています。全てひとりですから責任は有りますがとても楽しく働いてます。

キャリアアドバイザーの視点

 3年は働かないといけないと思い込んで身動き取れない人は多いですよね。エージェントやキャリアカウンセラーに相談してみて、まずは客観的に自分の状況を把握してみることから始めてみると良いと思います。

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仕事は、人生にとって最も重要なもの。希望に沿った転職をするためには、キャリアアップしたい動機や、前職での不満の原因をきちんと探ることが、次の一歩へとつながる重要なポイントとなるでしょう。

第二新卒とは?

第二新卒事例13:20代 女性 テレビ番組の制作から芸能プロダクションのマネージャー

新卒で入社した会社では、テレビ局に派遣され番組制作に携わっており、2カ月家に帰宅できなかったり、3日間連続でお風呂に入れない生活が続き、心身共に疲れてしまいました。転職先では、担当タレントのスケジュール管理やテレビ局や広告代理店などに営業をし、仕事を取っています。前職の経験が活かせており、自分で考えて行動することができるため、とても楽しいです。

経験者からのワンポイントアドバイス

・自分の気持ちに正直になること
・積極性をアピールすること

新卒で入った会社の社長に自分の気持ちを正直に伝えたところ、今までの頑張りを考慮してくれ、次の会社を紹介してもらえました。面談の時に前職を辞めた理由を聞かれましたが、その時辛いから辞めたのではなく、ステップアップ・やりたいことが見つかったなど、後ろ向きではなく前向きな気持ちを伝えました。

また、面談中にわからない言葉が出てきた時、勉強不足で申し訳ございません、教えていただきたいです、と正直に伝えたら、積極的だねと好印象を持ってくださいました。その方は、敢えて理解できない言葉を選んで、質問してくるか判断していたみたいです。

キャリアアドバイザーの視点

 2ヶ月帰れないとか過酷すぎる。。転職をしようと思ったきっかけは後ろ向きでも、次の会社でどうなりたいのか、何をしたいのかをちゃんと伝えれば問題なし!

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転職者にとって、転職理由は重要なポイントです。第二新卒の場合は、就職活動時の判断と現在の考え方の違いについて答えられるようにしておきましょう。「なぜ新卒でその会社を選んだのか」「転職先の会社を選ぶ理由は何か」「今度はミスマッチではないと言い切れる理由は何か」といった内容を、面接官が納得できるように説明する必要があります。自分が新卒時にどのような働き方を希望していて、それがなぜ実現できなかったのかをしっかりと分析して、面接の準備をしておきましょう。

第二新卒はいつまで?企業が積極採用する理由と転職成功のポイント

第二新卒事例14:30代 女性 英会話スクールの受付兼営業から自動車メーカーの事務

新卒で入社した会社は、私が入社して2年目に役員がほとんどが退職して入れ替わったので、元経営陣に賛同して入社した人たちが次々と辞めていき人員不足になってしまい、冠婚葬祭であっても、お休みが取りにくい状況になり、親友の結婚式に参加できず、悲しい思いをしました。その点、転職先は大手企業だったので、人員不足を経験することなくきちんとお休みが取得できとてもよかったです。

経験者からのワンポイントアドバイス

新卒では受付と営業を経験しましたが、その中でも事務職として使えるPCスキルをあげたり、自己啓発の研修に参加した事や、こつこつした数字の作業が好きであるという点をアピールし、年齢が若い分これから学んでいける時間が多いという点をあげたら、面接の当日に採用になりました。また英会話学校でたくさんの外国人講師と話し、英語力に磨きがかかったことも強みになったと思います。

キャリアアドバイザーの視点

 やっぱり第二新卒だからとネガティブにみている企業は、面接まで進むと少なそうですね。これまでの自分の実績や思いを伝えることが大切。

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つまり、社会人として少ない業務経験を伝えるよりも、前職と今回受けている会社で汎用的に使える能力や特徴について言及する方が、自分のポテンシャルを発揮できるということです。

前職と今回受けている職種の共通点や、仕事の進め方の共通点などがないかしっかり企業研究をして確認しておきましょう。

第二新卒の方必見!就職に成功するための5つのポイント

第二新卒事例15:30代 女性 小売業の販売職から非営利団体の事務職

新卒で入社した会社は、販売職だったため勤務が不規則で労働時間も長く体力的にとてもきつかったです。思い描いていた仕事内容とはだいぶかけ離れていて、社員でしたが仕事はパートさんと同じ内容でこのままこれでいいのかと思い転職しました。

経験者からのワンポイントアドバイス

自分の体も大事でしたので、勤務が規則正しく労働時間もしっかりとしているところにと決めていました。またずっと続けられる職業がいいかなとも思っていました。事務職は販売職とはまた違った大変さがありましたが、勤務が規則正しく土日も休みでしたので、私生活も楽しく過ごすことができ、転職してよかったなあと思いました。どうして販売職から事務職なのかは、面接で売り上げの管理や在庫の管理など、事務的なこともしていたので、そちらをアピールしました。

キャリアアドバイザーの視点

 新卒で入った会社が予想以上にハードワークの会社だったって人は多いですね。初めての社会人だとそれが普通と思ってしまうので要注意。

第二新卒事例16:30代 女性 機械商社の事務から生活商品会社の事務

今思えば贅沢な文句ですが、新卒で入社した会社ではごく限られた業務しかなく、毎日マーチンワークからはみ出る事なく、正直やり甲斐を感じる事が出来ませんでした。転職先では幅広く業務があり、さまざまな経験をさせていただき、大変でしたがとても身になりました。

経験者からのワンポイントアドバイス

新卒で入った会社の不満があったとしても、それを面接等で悪口のように伝えるのは決して良い印象を持たれませんので伝える場合は言い方を注意した方が良いです。又、基本的な事ですが、挨拶等はしっかり元気に行いましょう。そういったさり気ないところで、その人の人間性が垣間見れます。面接官も人間ですので、良い印象を与えることによって面接通過しやすくなるとおもいます。

キャリアアドバイザーの視点

 第二新卒に限らず、前職の悪口をいうような人と働きたいとは誰も思わない。愚痴ではなく、自分は何を希望していたのかを話すようにしよう。

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「~が嫌だから辞めたい」という理由では面接は通りません。まして前職の悪口を聞かされる面接官も気持ちの良いものではありませんし、あなたへマイナスの印象をもってしまいます。面接官が知りたいのは、
「応募者の前職への不満は納得できるものか」
「自社への転職で不満が解決するのか」
ということです。

退職理由で伝えていいこと、伝えないほうがよいこと分類

第二新卒事例17:30代 女性 建築系企業の事務から広告業界の事務(進行管理)へ

新卒時、内定をもらっていた企業と自分のキャリア構想に温度差を感じたため卒業式後に内定辞退し、とりあえず仕事に就くことだけを優先して新卒派遣で建築系企業で事務の仕事に就きました。当時(もう15年前です)新卒派遣というものが始まったばかりだったのと、派遣先の会社自体がレガシー、かつ配属先の職場が完全男社会だったのもあり「新卒で派遣なんて使い物にならない」などの陰口や何かにつけてセクハラやバカにされるような状態でしたがファーストキャリアは大切にしたいと思い設計補助、一般事務、お茶汲みコピーゴミ捨てまで何でもやっていました。石の上にも3年と思っていましたが、そもそも新卒時のキャリア構想以下の業務内容だったため、自分に自信を持てるような職種、職場に転職したいと考え新卒2年半で転職しました。

経験者からのワンポイントアドバイス

新卒時よりもやりたい仕事、業界が明確だったことと、面接時、ネガティヴなことが原因で転職するのではないこと、自分の具体的なキャリア構想を伝えられたことが採用されたポイントだと思います。転職先の業界がタイミングよく成長期だったのも要因の一つかもしれません。第二新卒で転職した私は、その後キャリアアップを続け最終目標だった大手企業へ転職を叶えました。現在は専門職に就き、新卒時のことを思い出しては「あの頃があったから今がある」と思えるようになりました。採用する企業からすると、この人は何ができる人なのか。どんな貢献をしてくれるだろうか。という視点で受験者を見るのかもしれませんが、転職活動自体「自分は何がしたいか」を起点にすべきだと考えます。

キャリアアドバイザーの視点

 実際に働いて見て地に足がついた第二新卒を採用したい企業は増えている。働いたからこそ見えたことを語れると、面接での評価は高くなりますよ。

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このように、自分の成長やPRだけでなく、応募した会社にどう貢献できるのかまで言及しているかがポイントなのです。失敗する人は、正直ではありますが、自分本位の発言にとどまってしまい、自己中心的ととられる危険性があります。経験がなくても、スキルが多少不足していても、組織になじめる要素があり、新しい風が期待できる応募者には、「一緒に働きたい」と思わせる何かを面接官は感じるのです。

なにがちがう!?転職に成功する人・失敗する人

第二新卒事例18:20代 男性 生命保険会社の電話営業から不動産管理業

高校大学ともに海外で過ごしており卒業後に日本へ戻りましたが帰国後早々ほぼ必然的に就職浪人になりました。1年遅れで採用いただいた会社が保険の電話営業のベンチャー企業でした。海外にも事業展開していたのでそのポジションを目指し営業活動に取り組んでおりました。

その甲斐があってか1年で昇格を果たすことが出来きましたが運悪く希望の海外配属先の取引先との契約がなくなりました。これがモチベーションの低下につながり、電話営業し電話で契約が取れる営業形態でしたのでしたので社内で職格を上げ管理職になったところでやっていることは果たして営業なのかと疑問を感じ転職を考えました。

この頃には語学を使うといった漠然とした考えはなく。とにかく人対人が感じられる仕事に就きたいと思いちょうど父親が不動産で不労所得をしていたのでその業界へ転職しました。

入居中の外国籍のお客様に英語や、中国語で対応したり、不動産を所有しているオーナーにリフォームの提案や退去後のお部屋の状況を一緒に確認し当然費用を抑えたい考えのオーナーが殆どなので一緒に悩んだりととても貴重な経験が得られたのかなと思います。現在はフリーランスで企業に向け模索中ですが、留学した経験や社会に入って培った経験は決して無駄ではないと思っています。

経験者からのワンポイントアドバイス

まず具体的に何を叶えたいのか明確にすることが大事だと思いました。

転職活動の準備中やはりどうしてもお金やワークライフバランスやらいいところばかり見てしまいがちでまず前提として自分の希望を全部叶えてくれる会社なんてほとんどないと結論づけ最低限の自分として譲れない条件を3つに絞りそのうちの1つ当てはまればまずやってみようって感じでした。

私の場合は行きたい業界は決まっていたのであとはそれに向けた情報収集と志望理由を考えるくらいでしたね。肝心の面接では覚えて話す事ももちろん必要かもしれませんが予想外の質問には策はないので場合によっては感情論もあってもいいかもしれません。一回きりの面接なのに機械的に終わるなんて嫌ですからね!

キャリアアドバイザーの視点

 ここで書いてくれている通り、完璧な会社はないことは前提。その上で、自分が何を求めるのか、希望するのか、優先順位を考えておくことは重要。

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就職活動の時の企業選択理由と実際の業務内容にどんなギャップがあったのか。自分はどんな仕事にやりがいを感じ、自分の強みをどのように生かしていきたいのか。それは前職ではどのような理由で叶えられず、転職を決意したのかを、丁寧に順序立てて答えられるようにしましょう。

また、あなたの仕事に対する価値観や成長したい方向性と応募先企業の方向性が、どのようにリンクしているのかも退職理由と関連付けて答えられるようにしておくといいですよ。

第二新卒や既卒の早期離職の退職理由はどう答えたらいい?

第二新卒事例19:20代 女性 総合病院の作業療法士から、訪問リハビリ専門の作業療法士

新卒で入社した会社は学生時代の実習先で、そこで働かれている方ともすでに良好な関係が築けていたため入社しました。リハビリが主な仕事ですが、他の総合病院と違って求められる仕事量、質が高く残業時間も多くありましたが大変充実しておりました。転職を考えたのはもともと働いていた回復期の病棟からお家に帰られる患者さんを多数サポートして、これからは在宅でできるリハビリに私も足を踏み入れたいと思ったからです。前職と違い、1人で全てのリハビリをこなす必要があり、リスク管理等非常にスキルが求められますが、とても楽しくお仕事させていただいております。

経験者からのワンポイントアドバイス

前職で得た自分の強みを一旦整理してアピールすることが大事かと思います。前の職場について悪い印象の言葉を面接で伝えてしまうと、あまり面接官の方も心象的に良くない印象を受けると思います。なので、前職で大変なエピソードがあったとしても自分はどうやってそれを乗り越えてきたのか、また途中で断念してしまってもなにが足りなかったのか、整理して臨むことが大事かと思います。

キャリアアドバイザーの視点

 前職が大変だったということは事実として伝えてOK。ですが、そこに自分のネガティブは不平不満を並べるのはNG。採用する側からすればそんな愚痴はききたくないものです。

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面接官を納得させるだけでなく「こういう人材ならぜひ応援したい!」と思ってもらえるような話ができれば、転職の成功率は大幅にアップするでしょう。

【例文あり】第二新卒の転職理由 面接での好印象な伝え方

第二新卒事例20:30代 女性 医薬品会社の営業から、独立行政法人の団体職員

新卒で入社した会社は、お給料も高くそれなりにやりがいのある仕事でしたが、残業や土日出勤が多く、ワークライフバランスに不満を抱えていたことが、転職の決め手となりました。今は残業もほとんどなく、子育てをしながら仕事を両立することができるため、満足しています。

経験者からのワンポイントアドバイス

前職は業界としてはブラックというイメージがあるせいか、根性がある、忍耐力があると思われたようです。また営業という側面から、コミュニケーション能力の高さやフットワークの軽さをアピールし、そのような点が評価されたと考えています。特に民間から公的機関に転職すると、社内の業務フローが煩雑で意思決定に時間がかかったり、効率性面の課題を面接ではお話した所、採用頂きました。

キャリアアドバイザーの視点

自分が所属している業界や会社のイメージで、自分の印象を決められてしまうこともある。その点はしっかりと把握して、面接に臨むべき。

第二新卒で転職を成功させるには

まずはこんな早い時期に転職なんてと思い込んで、転職できないと決め込むことはやめよう。実際にこれだけの転職を成功させた人がいるので、自分でもどんどん動いてみよう。ただ転職したい理由や状況が、転職しない方が今後の自分にとって良い可能性もある。そのために、まずはエージェントやキャリアカウンセラーなど、客観的に自分の状況を見てくれる人に相談することが大事。

また、転職活動を進める時は、短いキャリアの中でもやりきったこと・出した成果は自信を持って(過信はダメ。若手には素直さが求められる)、面接でアピールしたり、職務経歴書に記載しよう!

第二新卒を採用したい企業は増えている。新卒入社で失敗してもまだまだ取り返すチャンスはあることを是非覚えておいてください!

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