面接失敗の原因は準備不足が9割!「内定」をつかむにはコツがあった!

「面接って、いつもヒヤヒヤ。」
それって自分だけなのかな?他の人はどうなんだろう?と思ったことはありませんか?

今回は「面接で失敗してしまった!」経験のある方々に、「どんな状況で何が失敗だったのか」について、伺ってきました!

「面接で失敗したくない!」と思っている方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物

 面接で失敗した!経験のあるAさん

 キャリアアドバイザー エス

動揺して沈黙してしまった!

 今回は、面接で失敗してしまった!という経験をお持ちのAさんに話を聞いてみようと思います。まず、面接を受けたお仕事について教えてください。

 

 はい。IT企業の事務職の面接を受けました。

 

 どういった点で失敗だったと思うのでしょうか?

 

 一次面接の時でした。志望理由や自分の強み弱み等のベーシックな質問に対しての回答はあらかじめ準備しており、自分でも答える練習を重ねていたのですが、「数あるIT企業の中で弊社でなくてはいけない理由を教えてください。また、弊社でどのような活躍ができますか?」と訊かれた際に、志望理由と被った回答しかできず、更に詳しく説明しようと言葉を付け足そうとしても何も出てこず、沈黙が生まれてしまいました。

 

 なるほど。

 

 もちろん面接は落ちてしまい、苦い思い出となってしまいました。様々な視点からの回答ができるよう準備するべきで、また、急な質問にも対応できるように練習が必要だと感じました。

 

 面接に臨む前にあらゆる展開を考えて準備をすることは大切ですね。Aさん、ありがとうございました!

「面接で失敗してしまった!」そんな先輩9人の体験談はこちら!

Aさんは、事前にもっと念入りに準備しておけばよかった、と後悔されていました。

他にも、「面接で失敗してしまった!」という方の体験談をご紹介します!

Aさん以外の9人のエピソード、是非、ご覧ください!

★実技を思いっきり間違えた!

幼稚園教諭の面接(30代/女性)
結果:面接通過

どんな失敗をしましたか?

人前でひくことになれておらず、緊張したから

どう対処すべきでしたか?

ピアノが苦手だからこそ、もっと練習しておくべきだった

幼稚園の先生になりたくて、ピアノを練習してはいましたが、これくらいで大丈夫かなという気持ちの甘さから、当日極度の緊張から引く前から頭が真っ白になり、目の前の楽譜すら見えなくなり、どこをひいてるかさえ曖昧なまま、思ったように指が動かず、ボロボロの演奏になってしまった。その時の気持ちは無でした。演奏が、終わってから後悔と悔しさでいっぱいになり、もうだめだ、落ちた、終わったと心底落ち込んでいましたが、まだ試験はある、頑張ろう!となんとか気持ちをあげて次の試験に臨みました。

ネット上にはこんな記述も!

「失敗した!」と思ったら、すぐに謝罪し、訂正することが大切です。途中で何を話しているのかわからなくなったと思ったら、すぐに「すみません、緊張して頭が真っ白になって話が支離滅裂になってしまいました。もう一度、説明させていただけないでしょうか」と伝えましょう。

引用:面接でやりがちな失敗例と採用担当者から見た失敗例│対処法と上手な気持ちの切り替え方は?

★緊張で頭が真っ白!

データ管理事務の面接(30代/女性)
結果:面接通過

どんな失敗をしましたか?

面接対策をしっかりできていなかった

どう対処すべきでしたか?

聞かれる内容は大体わかっていたので、シュミレーションを繰り返し行えばよかった

派遣会社からの紹介で面接を受けることになったのですが、その会社へは、派遣会社から何人か紹介して採用の実績があるとのことで、面接時に聞かれる内容については事前に派遣会社の方から教えていただいていました。その質問内容に沿って返答をノートに書き出して、何度か見直していたのですが、いざ面接になると上がってしまい、ノートに書き出した内容の半分くらいしか話すことができませんでした。職務経歴書も提出したのですが、面接の時に細かいことは話せばいいと思い、内容は割と簡単に記入を済ませていました。今思えば、職務経歴書にもっとアピールポイントをしっかり書いて、面接時にそれを捕捉する程度にしておいたらよかったなと思いました。

★圧迫面接で答えに窮してしまった!

公務員の面接(30代/男性)
結果:不採用(面接通過せず)

どんな失敗をしましたか?

圧迫面接にあたふたしてしまった

どう対処すべきでしたか?

様々な視点からの回答を準備しておくべきでした。

当時流行っていた圧迫面接、始めから落とすための面接でした。質問への回答に対して、「それはどうかな?」と異を唱えられました。至極真っ当な回答だったはずなのに、それを完全に否定されてしまい、しどろもどろになってしまいました。引き出しの少なさが露呈してしまいました。役所では日々、様々な意見に向かい合うことが求められますから、対応力の臨機応変さをはかるために、こういった面接だったのかもしれません。

ネット上にはこんな記述も!

あなただけではありません。みんな緊張して面接に臨んでいます。面接前の準備と練習によって、いくつかの失敗を未然に防ぐことが可能です。「失敗してはいけない」と考えず「失敗はするもの」と考えましょう。

引用:面接でのよくある失敗

★マニュアル通りの回答しか用意してなかった!

給食会社の面接(20代/女性)
結果:不採用(面接通過せず)

どんな失敗をしましたか?

面接のよく聞かれるような部分しか考えていなかった

どう対処すべきでしたか?

あらゆる質問を想定して面接に挑む

第一志望の会社の第一面接の時です。だいぶ前から面接に向けてシュミレーションしてきたのですが、いざ当日になり考えていた事とは全然違う事を聞かれ、とっさに何も答えられずあたふたしてしまいました。それまではハキハキと答えられていたのに、急に何も言えなくなりその時点でもうここは駄目だなと感じました。案の定、後日、不採用の結果を聞く事になりました。面接をする際はマニュアル通りではなく、柔軟性も必要なんだと感じました。

ネット上にはこんな記述も!

一番多いのは「準備不足落ち」。自己分析・企業研究不足で、説得力のある自己PRや志望理由の説明ができないまま面接に臨むケースです。アピールポイントを採用担当者に伝えることができないし、仕事にも準備不足の状態で臨むのではないかと懸念されます。

引用:面接失敗力をつける

★トンチンカンな回答をしてしまった!

電力会社/事務総合職の面接(30代/女性)
結果:不採用(面接通過せず)

どんな失敗をしましたか?

面接日直前になってから面接準備を始めたので、時間がなく、志望理由や転職理由ばかりに気をとられて、会社の基本情報の把握を疎かにしてしまった。

どう対処すべきでしたか?

面接準備の時間をしっかりと設けて、想定問答の練習だけでなく、会社の基本情報や求人内容などを頭に叩き込むようにする。

志望理由や転職活動をしている理由など、基本的な質問には対応できるよう練習して面接に臨みました。しかし、面接官からふと雑談のように「ご自宅からA駅まで近いんですね」とにこやかに言われて焦りました。「面接会場はA駅とはまったく違うB駅の近くなのに、なぜ?」と思ってしまったのです。それで咄嗟に「B駅(面接会場のある駅)にも近いですよ」と答えました。これが大失敗で、その会社は面接会場(B駅)を仮の事業所としていて、すぐにA駅に引っ越す予定で、実際の業務を行う事業所はA駅が最寄駅になるのです。この内容は求人広告にも記載されていました。つまり、私は自分がどこで働くのか、その場所も認識していない人間と思われてしまったのです。私が答えたすぐあとに、面接官から「ん?実際の業務はA駅の事業所になるので言ったのですが……。求人にも書いてありましたよね?」と言われてしまい、愕然としました。その時点で不採用を確信し、その後の内容はショックであまり覚えていません。それからは、会社の基本情報まで頭に叩き込めるように面接日程を詰め過ぎず、1社1社確実な面接準備ができるようなスケジュールを立てて転職活動をしています。

ネット上にはこんな記述も!

一方的に話し続けるのではなく、聞かれたことに答える姿勢を意識しましょう。もし質問の意図を図りかねた場合は、自己解釈して回答する前に、意図を確認する質問を挟みましょう。なお、一方的に話しているかどうかの目安として、1分間以上一人で話し続けていたら黄色信号です。

引用:人事が教えてくれた、面接の「NGマナー」事例集

★面接用の書類に不備があった!

システムエンジニアの面接(30代/女性)
結果:面接通過

どんな失敗をしましたか?

提出書類に添付した写真のサイズが間違っていた

どう対処すべきでしたか?

面談前に事前に自宅で面談シートを紙で出力して、確認するべきだった。

最終面談の手元には、私が作成したプロフイールとアピールポイントが記載された資料を見ながら、学生時代に頑張った話など会社に入ったら、何を頑張りたいかなどを尋問されました。予想していた通りの質問だったので、問題無く回答して、面接官もにこやかで好感触でした。しかし、最後に写真を見て小さ過ぎるねと笑われてしまいました。恥ずかしくて赤面し、もう落ちたと思いました。紙で出力する所までの確認が至らなかったのが良く無かったなと反省してます。

★待合室で騒いでしまった!

商社/総合職の面接(40代/男性)
結果:不採用(面接通過せず)

どんな失敗をしましたか?

周りに流され、他の面接者と話が盛り上がってしまい、注意されてしまった

どう対処すべきでしたか?

その受験者に「今は静かにしましょう」と一言言えば良かった。

最終面接の時、待合室で隣に座った受験生が「どこから来たの?」「君はどうしてこの会社志望したの?」とか色々と話しかけてきました。うるさいなと思いつつ、邪険にするのも悪いので話に付き合っていたら、係員の人から「そこ、静かにしてください」と注意されました。面接の際も「君、待合室でお喋りがすぎたようだね」と言われ、あーダメだと直感しました。それからは変な気を使わずに、ちゃんと自分が「ここは何が重要で、どうすべきか」考えて動くように心がけています。

ネット上にはこんな記述も!

また、受付での態度がいい加減になってしまったり、控室などで面接を待つ間、ほかの応募者と気軽に会話したり、つい足を組んでしまったりする方もいます。最終面接でも応募者の振る舞いは受付からチェックされていますので、気を抜かずに臨みましょう。

引用:最終面接は一次面接、二次面接とどう違う? 元・人事が教える面接対策

★建物内で迷ってしまって遅刻!

アパレル店員の面接(30代/女性)
結果:面接通過

どんな失敗をしましたか?

建物内の構造が複雑だったので迷いました。

どう対処すべきでしたか?

その建物内の管理の方が見当たらなかったので、面接管に連絡する手段を聞いておけば良かったです。

私の場合、面接していただいた方に事情を説明したら、その方もわかりにく 迷ってしまったのだと世間話程度で終わり、無事合格しました。しかし、時間に随分余裕を持たせていたのですが、実際行ったこともないところだとこんなことも起きしまいます。会社とは、面接会場が違う場合はもし何か起きた場合の連絡先を聞いておかなければ!と反省しました。何が起きるかわかりません。余裕を持ち落ち着いた行動ができるよう気を配らなければならないと反省です。

★面接以外に筆記試験があることを忘れていた!

大手ディーラー/受付事務の面接(20代/女性)
結果:不採用(面接通過せず)

どんな失敗をしましたか?

しっかりと内容を確認せずに面接に挑んだ自分の詰めの甘さ。

どう対処すべきでしたか?

しっかり内容を確認し焦らずに挑んでいれば回避できたと思う。

当時の私は面接自体も舐めていました。アルバイトの面接も新卒で受けた会社の面接も全部採用だったので自信に満ち溢れていました。私ともう1人同じ時間に面接を受けた女性がいたのですが私より受け答えや身なりも優れていて初めてこれはまずいと思いました。彼女は作文を書くための筆記用具もしっかり準備していたのに対して私は筆記用具すら持っておらず会社の人に借りて作業をしました。挫折を知らないからといって現状に満足してはいけないんだなと痛感しました。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「面接で失敗してしまった!」経験のある方々に、「どんな状況で何が失敗だったのか」について、お話を伺わせていただきました。

「マニュアル通りの回答しか用意してなかった!」
「実技が上手くいかなかった!」など、「面接の準備を怠って失敗してしまった!」と思っている人は、たくさんいますね。

是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。

あわせて読みたい関連記事はこちら!

転職の面接で、やっちまった失敗談。バッチリ決めて採用されたい方は必見!

大後悔!面接でこんな転職理由を言って失敗!