エンジニアへの転職を失敗した人が、激しく後悔していることとは? 

「エンジニアへ転職したいけど、失敗したらイヤだ」
「エンジニアで転職したいのだけれど、向いていなかったらどうしよう」
という心配をした経験はありませんか?

あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。
そこで、今回は「エンジニアの転職で失敗した」の方々に
「失敗を回避して成功するコツ」について伺ってきました!

ネット上でも同じことで悩んでいる人もたくさんいたので
「エンジニアの転職を成功させて人生を好転させたい!」をしたいという方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物の紹介

 エンジニアへ転職して失敗したと思っているPさん
 キャリアアドバイザーエス

事例1、開発だけに集中させてくれる企業はない。自己分析を徹底的に行ってから転職しよう

先輩データ
1、性別/年齢:女性/30代
2、現職:法律事務所事務員
3、前職:電気メーカー事務員

 本日は、エンジニア転職に失敗したと思っているPさんにお越しいただきました。
Pさん、ありがとうございます。ご自身のご経験を振り返って、エンジニアへの転職に失敗した原因は何だと思いますか?

 自分の得手不得手を考えず、とにかく手に職が欲しいという思いでエンジニアになろうとしたことです。
私は、高校こそ理数系コースのクラスに在籍していましたが、実際文系のほうが得意で大学も文系に進んでいます。
それなのに、勉強すれば理系のエンジニアでも勤めることができるはず、となぜか思い込んでいました。
理系の方が食いっぱくれがない、お給料も文系よりも高い、という情報も聞いて知っていましたので、将来のことを考えると、エンジニアの職は魅力的に見えていました。

 Pさんのご経験を踏まえ、これからエンジニアへ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします

とにかく自己分析を徹底的にしてから、転職していただきたいです。エンジニアになりたいという方はおそらく理系の方が多いと思いますが、実際企業に勤めたら、開発以外の業務も非常に多いです。報告書を書いたり、プレゼン資料を作ったりなど、文系要素の強い業務も多々こなさなければなりません。エンジニアといえど、開発だけに集中させてくれる企業はないと思います。あと、自分はエンジニアだからと、事務員に対して偉そうにしている方を見かけたことがありますが、事務員から嫌われます。気を付けて頂きたいです。

 Pさんありがとうございました。

では、ここからは、他の方の事例とネットからの事例をご紹介致します。

事例2、企業の評判を載せているサイトで投稿者からの評判を確認すること

先輩データ
1、性別/年齢:男性 30代
2、現職:IT関連エンジニア
3、前職:IT関連エンジニア

なぜエンジニアへの転職を希望されましたか?

生涯に渡り、知識・技術の取得ができることです。日進月歩で進化していく、技術に対して必死についていくことで自身のスキルを高められるので。

あなたがエンジニアへの転職に失敗した原因は何だと思いますか?

企業の評判や扱っている案件をあまり確認することなく、応募し入社を承諾してしまった所にあります。転職した企業では、ほとんど技術的な仕事に触れることができずほとんど事務職に近かったです。その企業の特性として、エンジニアのキャリアパスはほとんど考慮せず空きがある案件にどんどん人を送るというスタンスがありました。結構、この企業は評判サイトでもこのことを取り上げられていました。しっかり、入社する前に確認すればよかったです。

ご自身の失敗を踏まえ、これからエンジニアへ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします

まずは、焦らなくてもよいので企業のことをじっくり調べることをお勧めします。企業を調べる方法は、色々ありますが、一番は企業の評判を載せているサイトで投稿者からの評判を確認することだと思います。どうしても、企業のホームページだけでは内部の所までは見えてこないのでとても参考になると思います。
転職活動の健闘をお祈り致します。


その他にもネットで上がっている事例をご紹介します。

ネットで紹介されていた、エンジニアの転職に失敗した事例

エンジニアの転職、面接での失敗

大切にしたい「軸」があいまい

自分の能力を把握している
経験やスキルがどんなに優れていたとしても、企業の選択基準があいまいで、知名度やイメージだけで企業を選んでしまっては不採用という結果になりかねません。
長期的な視野が持てていない
今すぐに希望を叶えられなくても、将来的に希望の条件・環境を獲得できるスキルや経験をまずは身につける、という選択肢を視野に入れることも重要です。
実際の仕事内容を把握しきれていない
転職先を選ぶ際には、業種や職種名だけで判断するのではなく、企業が求めている仕事内容と自分のやりたいことがマッチしているかどうかを見極めるようにしたいものです。
知名度やイメージだけで企業を選んでいる
転職理由が「大手に転職したいから」では、企業側があなたを採用する理由になりません。面接に行く前に、どうしてその企業を受けるのか、その企業で何がしたいのか、何ができるのかをきちんと説明できるようにしておきましょう。

■実際に企業に聞いた、30代応募者の落選理由

◆勉強してない、受け身で意識が低い
採用企業の声

弊社の業務に興味があり、新しく学びたい分野であるということだが、自分で勉強はしていないようで非常に受け身であると感じた。
アプリ開発がしたいと言いつつ、自分では何もやっていないということなので意欲に欠けると思った。
Web開発の仕事に転職したいということだが基礎知識が不足しており、それをキャッチアップしようとする意識も感じられなかった。

◆年齢の割に考えが浅く、キャリアプランが見えない
採用企業の声

転職したい理由や業界転向をしたい動機が不明確だった。
話に具体性がなく、年齢の割に考えが浅い印象を受けた。
なぜ弊社に応募したのか、今後どのようなエンジニアになっていきたいのか、キャリアに対するビジョンが不明瞭だった。

エンジニアへ転職した後に失敗だと気づく

社風や雰囲気で転職を決めてしまった事例

社風だけで入社を決意。仕事内容に不満を抱く
宮本さん(27歳) の転職ケース

金融機関 営業 → IT企業 総合職
年収 : 520万円 → 510万円
組織がフラットでスピード感のある会社に行きたい
自由な風土を求めて複数企業に応募。しかし、面接で不採用が続き…
大学卒業後、金融機関に入ったのですが、3年経った頃に見切りをつけました。縦割りの組織風土が、自分には合わなかったんです。何を決めるにも面倒な根回しや稟議があって、若手が自分の考えを言えるような雰囲気もなくて。そこで、リクルートエージェントに相談し、「アイデアをすぐに実行に移せるような企業に行きたい」と訴えました。
さまざまな業種の企業を紹介していただき、30社ほどに応募。書類選考はほとんど通過しました。ところが、面接で立て続けに不採用になってしまったんです。CA(キャリアアドバイザー)さんを通じて企業の評価を聞いたところ、「志望動機につかみどころがない」という声が多かったようです。
CAさんの分析はこうでした。「宮本さんはその場の空気に合わせてうまく立ち回るのは得意だろうと思う。それが裏目に出たのではないか。その場その場で相手の調子に合わせて話すうちに、自分の『軸』というものがないように思われてしまったのでは」。
確かに、僕はその場のノリで発言することがよくあるんですよね…。いろいろな業種を受けていたこともあり、自分でも整理がついていなかったようです。

お給料面や安定でエンジニアへ転職して失敗してしまった事例

「安定」にこだわりすぎて選択を誤る

山下さん(27歳) の転職ケース

中規模SIer ネットワークエンジニア → 公共団体 IT・ネットワーク担当
年収 : 390万円 → 450万円
安定した会社で働きたい
年収を100万円上げたい
「安定」「年収アップ」を求めて大手に応募したものの、すべて不採用
以前は100人規模のSIerでネットワークの保守・監視を担当していました。けれど、2次・3次請け案件が中心ということもあり、業績は不安定。不況で受注案件も減り、将来への不安から転職を考え始めました。リクルートエージェントに登録し、最初に出した希望は「安定した環境で働きたい。そのためには大手か大手グループの会社に移りたい」。また、最近結婚したため、「年収を100万円上げたい」と伝えました。CA(キャリアアドバイザー)さんからは「現在のスキルでは、その希望を叶えるのはかなり厳しい」と言われましたが、譲歩する気にはなれず、大手系列を中心に数十社に応募しました。
しかし、やはりスキル不足だったようで、ほとんどが書類選考で不採用に。それでも何社かは面接に進めたのですが、1次面接で不採用となりました。面接後、CAさんを通じて聞いた企業からの評価は、「志望動機があいまい」「当社で何をしたいのかがわからない」というものでした。確かに志望動機を聞かれたとき、「安定したい」という本音をごまかそうとして、まとまりのないことを喋ってしまったような気がします。

1 WEBエンジニア転職で8割が失敗する3つのポイント

1.1 失敗1:転職の機会を逃すこと
1.2 失敗2:市場価値を高めないこと
1.3 失敗3:転職先を適当に決める

まとめ

いかがでしたか?

今回は「エンジニアの転職で失敗した」の方々に「失敗を回避して成功するコツ」について、お話を伺わせていただきました。

「自己分析を徹底的に行うこと」
「転職する企業の評判を確認しておくこと」など、是非、自分のキャリアや転職につなげて考えてみてくださいね!

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