仕事の人間関係に疲れた人へ。心に響く先輩たちのメッセージ10選!

「職場の人間関係が最悪!」
「上司や同僚との間に挟まれ、辛い」

自分だけなのかな?
他の人はどう思っているんだろう?と 思ったことはありませんか?

あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。

そこで、今回は「仕事での人間関係に疲れた」という方々に、「その体験談や当時の自分に対して今どう感じているか?」について伺ってきました!

「仕事は好きなのに、人間関係でつまづいている」と悩んでいる方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物

 仕事での人間関係に疲れたAさん(30代/女性)

 キャリアアドバイザー エス

出来ない上司にセクハラまで…辛すぎる!

 今回は、「仕事での人間関係に疲れた」というAさんに、お話を聞いてみようと思います。まず、人間関係に悩んだ時のお仕事について教えてください。

 

 はい。印刷・出版業界で営業でした。

 

 どういった点で、疲れてしまったのですか?

 

 自分の所属課は、課長と、先輩営業が男女1名ずつの計4名体制でした。問題は課長です。「お母さん」というあだ名がつくほど部下の行動を監視、管理したがり、日報・週報・月報を出させる他、すでに報告してあることを再度口頭で訊いてくる始末。報告業務がかさみ、通常業務が滞り、新たにチャレンジングな取り組みなど出来るわけもなく、課は赤字転落の一方でした。

 

 辛いですよね。ちなみに、他の方との関係はいかがでしたか。

 

 女性の先輩は私が入社したときの教育担当を務めてくれた人で、私が独り立ちしてからも一緒にランチに行くなど、仲良くしてもらっていました。男性の先輩も良い人で、仕事の内容もチームではなく個人で取り組むものだったため、先輩の2名とは付かず離れずの良い仲立ったと思います。そこは救われてましたが…。

 

 なるほど。では、課長さえ…という感じだったのですね。

 

 はい。しかも、課長はいわゆる「構ってちゃん」。夜、課長と二人で残業をしていると、決まって「俺がダメだから課はうまくいかない…」と愚痴っていました。ただの否定待ちです。そんなことないです、お世話になっています、とフォローすれば「○○さんいい子だね」と図に乗り、エレベーターで抱きつく、キスするなどのセクハラを受けたこともあります。最低でした。

 

 

 それはひどい!最後に、当時の自分に対して、今ならどんな声をかけますか?

 

 残業のし過ぎで精神がすり減って、課長の愚痴やセクハラを「部下として信頼してくれているんだ」なんて歪んだ認知をしているんだと思うけど、それは全く違うよ。訴えたら勝てるレベルだよ。退職するとき、業務を引き継いだのが課長だったから、申し訳ない気持ちで後ろ髪引かれる思いをしてたけど、退職して大正解だったと思うよ。

 

 Aさん、ありがとうございました!

ネット上にはこんな記述も!

多くの応募者は、人間関係や社内環境の問題で転職を考えます。大切なことは、そのことをきっかけとして、何をするかということです。過去を引きずっていても何も解決しません。むしろ新たなチャレンジをするきっかけをくれた上司に感謝するくらいの気持ちで、がんばってください。

引用:人間関係が理由で退社。退職理由の答え方は?

「仕事の人間関係に疲れた!」先輩の体験談!

Aさんは、不甲斐ない課長の機嫌を取ったり、セクハラに耐え兼ね、このままでは病んでしまう!と結局、その職場での人間関係に見切りをつけ退職しました。

他にも、「仕事の人間関係に疲れた!」という経験者の方々に、「体験談や当時の自分に対して今どう感じているか?」について教えて頂きました!

Aさん以外の先輩たちのエピソード、是非、ご覧ください!

★お仕事:商社の営業事務(20代/女性)

わたしは30人ほど従業員がいる支店の営業事務です。わたしの他にもう1人営業事務の女性がいます。ある営業職の男性(50代)からとても気に入られ、ことあるごとにお菓子などをもらいます。それだけなら良いのですが、その営業職の男性はもうひとりの営業事務の女性のことをきらっており、毎回わたしにだけお菓子などをくれるのです。そのもうひとりの営業事務の女性がいる目の前でそのようなことをされるのは、ありがた迷惑でした。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

現在は営業職の男性は異動をして同じ支店にはいないので、そのようなことは無くなりました。今思えば、そんな考えすぎず、軽くお礼を言って流せば良かったかなと思います。もうひとりの営業事務の女性もそんなに気にしていないよ、と当時の自分に声をかけてあげたいです。

ネット上にはこんな記述も!

言葉の意味を考えれば考えるほど、気持ちは落ち込んでしまいます。考えるだけ時間の無駄になってしまうので、気にしないようにしたいですね。

引用:◯◯でストレス解消!人間関係のストレスを上手に解消する方法

★お仕事:介護福祉士(30代/男性)

福祉業界は女性が多いため、非常に気をつかう。おしゃべりが好きな方がいて、仕事いうより井戸端会議を長くしているような感じがとても強く、その会話にもある程度参加していないとコミュニケーションが図れず、仲間としても認めてもらえない雰囲気があった。その割に仕事が進まなければ他人の責任にするような特徴もあり、とても疲れた。人間関係も上下関係がものすごく強く、入社した年数が長い人ほどあぐらをかいているような状況で、新しい人ほどろくな教育をうけずにただただ働かせられているような状況でした。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

そんな状況でも歯をくいしばって頑張ってこれたことはとてもすごいと思うよ。後輩の事を思って職場の風土改善を図ってきた事もおおいに認めてあげる。あまり気負いすぎず、自分の時間や自分の精神面も大切にしてあげてね。

ネット上にはこんな記述も!

はじめに、女性同士の人間関係には必ず「嫉妬」「妬み(ねたみ)」がつきものだということを念頭においておきましょう。そこに上司・部下・先輩・後輩といった職務上の立場や年齢、仕事の遂行能力という要素が複雑に絡み合っているのが職場です。重要なのは、まず自分が嫉妬や妬みをする側なのか、される側なのか、を分析することです。自分が嫉妬や妬みの感情を「抱く側」であれば、自分がその感情を排除するように努めなくては、関係性の改善はありえません。

引用:会社の人間関係を改善したい。ストレスフリーに働く方法

★お仕事:医療業界、臨床検査技師(30代/男性)

医療系従事者は狭い世界で働いています。世間知らずな人が多く、ネチネチとした湿った世界です。つねに同じ空間で働いているため、悪口や陰口をたたく人も多く、自然と自分の耳にも入ります。自分のやり方に固執する人も多く、人の意見に耳を貸さないゴーイングマイウェイな人も多く、日々疲れます。一度、正論で同僚(女性)とぶつかったことがあるのですが、理詰めで論議していたら泣き出してしまいました。その後、私の悪口を方々で言いふらすようになり、なぜか人格否定するような悪口も言うようになりました。もううんざりしました。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

彼女に正論でぶつかっても仕方ありません。得るものはなにもないですよ。相手の言う事を適当に聞いて、肯定してあげましょう。彼女はあなた(自分)の意見を求めているのではなく、愚痴を聞いて彼女自身を認めてほしいだけです。そんな人間とトラブルを起こすと後々めんどくさくてずっと尾を引きます。ニコニコと聞いているフリをして適当に聞き流しましょう。

ネット上にはこんな記述も!

ビジネスでも、付き合う人と無理に友達関係を築こうとするのは、お互いにとってリスクがあること。ギブ&テイクが確立すれば、十分に信頼関係が作れたことになります。そこから友達関係になっていくのはもちろんいいことですが、信頼と友情は分けて考えましょう。

引用:“いいやつ”になるな、“人たらし”になれ! CIAに学ぶ人脈テク6選

★お仕事:医療業界の技術職(20代/男性)

私の職場は私を含めて10名働いていますが、男性は私一人です。私は働いて1年目だったんですが、仕事のことは自分で覚えるように言われました。そして、私がミスをすると教えてもらってもいないのに怒られます。正直私がミスして怒られるのはいいですが、時々理不尽に怒られたりすることもありました。私が理不尽に怒られているのを見ている人も私の事を庇うことなく、私が怒られているのをひたすら見ているだけでした。人間関係はとても最悪でした。毎日のように不愉快な気持ちになりましたが、辞めたらその先輩たちに負けた気がしたので頑張って仕事を続けました。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

怒られて学ぶこともあります。先輩たちが言っていることはできるだけ聞いてから、おかしい事があれば信頼できる先輩に聞いた方が良かったと思うよ。何年かしたら笑い話にできるぐらい成長しているから今は頑張って続けていった方が良いと思う。

ネット上にはこんな記述も!

男女関係なく言えることですが、職場で先輩と接する時は、謙虚な態度でいることがポイントです。仕事で注意や指摘をされたことに関しては、素直に受け入れること。そのうえで「ご指摘ありがとうございます」などと一言添えられると、先輩も悪い気はしないはずです。更に、仕事に熱心に取り組む姿を見せれば、先輩のほうから気に掛けてくれたり、助けてくれるようになるかもしれません。

引用:【リアル体験談】女性が多い職場は働きづらい? 人間関係の悩みと気を付けること

★お仕事:ホテルのフロント(20代/女性)

社員よりなぜかパートの方が強いところでした。夜勤を社員、昼間をパートの方がやっていました。そのため、朝パートの方々へ引き継ぎをします。そのときに思いっきり突っ込んで色々聞きます。引き継ぎは大切ですが、わざとわからないふりをして私たちになんで?!とか分からないからもっと説明と、明らかに意地悪をしてきました。ですが、自分たちが引き継ぎのときはそこまで色々言わず、わかるよね。という感じです。おかしいです。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

頑張ったよね、と褒めてあげたいです。色々と言われて大変なときでしたが頑張った自分を褒めます。結果、仕事を辞めずに良かったです。人間関係はとても大変ですが、居なくなる人もいたので負担はなくなっていきました。

★お仕事:アパレル接客業(30代/女性)

アパレル業は何ブランドが経験した上で働いていた職場でした。それぞれの会社により、どの業務を重要視しているかはさまざまだったので経験者とはいえ、経験があるからこそ前のやり方との違いに違和感を覚えることが多くありました。そのブランドは、接客を重要視していて商品整理などしなくていい。いかに売りさばくのかという方針でした。スタッフ同士では、もし自分なら執拗な接客は受けたくないという気持ちではいましたが、会社の方針に従い、執拗な接客をしていました。誰がどれだけ売ったのか、売れないのなら店には立たせない!という決まりがあり、お客様の争奪戦になり始め、客を取っただ取られただ、揉めるようになりスタッフ間の雰囲気が悪くなりました。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

会社の方針なのでどうすることもできませんが、辞めて正解だと声をかけたいですね。スタッフ間の雰囲気は、そのまま店の雰囲気にも繋がります。成果ばかりにとらわれ、他のことに目がいっていないのは店づくりとして成り立たないと感じます。

ネット上にはこんな記述も!

中にはストレスの原因は特定の誰かではない、という回答も。「休憩がほとんどないこと」「通勤時間」「賃金評価制度」など、いまの勤務形態や会社の規則が原因で、仕事にネガティブな感情を持つ20代が多数いるよう。

引用:70%が日々の仕事でストレスを感じている! 20代の「仕事とストレス」大調査

★お仕事:教育業界の総合職(40代/女性)

職場の中でも小さな部署、5人という少ないメンバーだった時の話です。辛かったのは、課長、主任が3人に自分、という年齢構成です。3人の先輩は同期で気心の知れた仲で、しかも課長と一緒に部を立ち上げた積年の関係でした。もちろん自分は新米で未熟でしたが、そもそもこの皆さんに食い込んでいくことは精神的にかなり大変でした。やる気はみるみる敗北感になっていき、ルーチンワーク以外ではすぐにフリーズしてしまうような精神状態の日々でした。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

「もっと気を楽にして」と言ってあげたいです。先輩方に追いつくことばかりより、自分に見合った成長への努力と、ひらめきを発揮するようにアドバイスできればいいなと思います。できないことを卑下してばかりではなく、縮こまらずに仕事に取り組んでいくことが大事だから。

★お仕事:製造業事務職(40代/女性)

職場は私と女上司の二人だけの部署です。この上司がとにかく悪口が大好きです。来る人来る人捕まえてはいない人の悪口を言い続けます。職場の人だけでは飽きたらず、取引先や本社の職員にまで電話して悪口言ってます。悪口を聞かされる人はその時だけうんうんと言って聞いていればいいのですが、私は勤務時間中ずっと聞いているわけで、正直辛いです。会社のトップに相談し、注意してもらったのですが、今度はそのトップの悪口を言い出す始末です。この人には何を言ってもダメなんだと毎日疲れ続けています。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

肯定も否定もしない方がいいと思うよ。心を無にして聴こえていない振りをするのが一番です。職場の人みんなが頑張っていること認めてくれているから辛い時には人に聞いて貰ってもいいと思うよ。わかってくれる人たくさんいるから、大丈夫。

ネット上にはこんな記述も!

楽しくもあり、息苦しくもあるのが人間関係です。一定の付き合いにストレスを感じてきたら、距離を置く期間を設けましょう。
そのためには、相手を傷つけない「言い訳」や「逃げ場」を用意しておくことです。「当面、休日も仕事で忙しくなりそう」「今、子ども関係の用事で手がかかる時期」「週末に○○のスクールに通い始めた」など、角が立たない理由をいくつか考えておきましょう。

引用:人間関係に疲れやすい人の特徴と4つの解決策

★お仕事:コンサルタント(40代/男性)

あるプロジェクトが始まった際、会社で威張り腐った態度を取る厄介社員をメンバーに加えるよう指示がありました。なるべく相手にしないようにしていたのですが、チームで決定したことにもあれやこれや意味不明のコメントをしてきて、私の指示に対しても素直に聞く姿勢を全く示しませんでした。上司には彼の問題点を逐一報告しましたが「彼にも仕事をしてもらわないといけない」とのことでチームに置かざるを得ない状況でした。他のメンバーからも彼に対するクレームは強くなり、その量ばさみで本当に疲れました。

その時の自分に対して、今、どんな声をかけますか?

その厄介社員がいなくてもプロジェクトは全然上手くいくので、彼は眼中に入れず、仕事に集中していきましょう。彼の言動の解決を図ったり、イライラするだけ本当にエネルギー・時間の無駄です。放っておきましょう。

ネット上にはこんな記述も!

100人中100人に好かれるのが現実的ではないように、100人の人を平等に好きになるのも無理な話です。また、仕事では友達関係とは違い、価値観の合わない人とも付き合わなければなりません。価値観が合わない人に対し、無理に合わせようとしているのですから、疲れてしまうのも仕方がありません。時には「馴染めないものは仕方ない」「好きになれないものは好きになれない」と割り切ってしまうことも必要です。失礼な対応はいけませんが、必要以上に気を遣わず、自分の業務に集中するよう心掛けましょう。

引用:「職場の人間関係に疲れた……」会社を辞めたいと思ったら、まず最初にやるべきこと

まとめ

いかがでしたか?

今回は「仕事での人間関係に疲れた」という方々に、「その体験談や当時の自分に対して今どう感じているか?」について、お話を伺わせていただきました。

「チーム内での厄介社員と同僚との板挟みで疲れた」
「男女比が偏った職場環境に馴染めず辛い」という経験を持つ人はたくさんいますね。

是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。

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