仕事、やる気が出ないから転職…転職先での失敗を避けて、うまくやる方法とは?

「仕事やる気でないから転職したいな」
「こんなマインドで転職したら失敗するかも…」
という心配をした経験はありませんか?

あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。
そこで、今回は「仕事のやる気が出なくて転職したけど、失敗してしまった」方々に
「失敗を回避して成功するコツ」について伺ってきました!

ネット上でも同じことで悩んでいる人もたくさんいたので
「仕事のやる気をもりもりアップして、バリバリ働きたい」という方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物の紹介

 仕事のやる気が出ないので転職して失敗してしまったYさん
 キャリアアドバイザーエス

日本の労働カルチャーに辟易してやる気を失う

 本日は、日本の労働カルチャーに辟易してやる気を失い、転職したYさんにお越しいただきました。Yさん、ありがとうございます。
転職する前、具体的にどのような状況だったのですか?

 工学系の大学を卒業してエンジニアになりましたが、部署内や営業部の間に軋轢があったので、モチベーションを維持するのが難しかったです。
仕事の出来に関わらず毎日叱責され、日本の労働カルチャーに辟易してしまい結局やめてしまいました。

 仕事の出来に関係なく、毎日叱責されるというのはお辛かったですよね…
その後、転職したエピソードを教えてください。

 今は建設現場で働いているのですが、体力的に厳しいものがあります。
また、自分の意思で前職を辞めたにも関わらず、心の何処かで『なんで俺がこんな所で働いてるんだ…』という気持ちになることも正直よくあります。

 ホワイトカラーから現場監督というのは、ちょっと大変ですね。頑張ってくださいね。
Yさんから、仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイスをお願いし得もよろしいでしょうか?

 会社生活というのは往々にして上手く行かないものです。
辛くても時間が解決したり、またスキルを身につければより良い環境に転職できる可能性もあります。
早計な判断はやはり身を滅ぼすので、慎重になった方が良いと思います。

 Yさん、ありがとうございました。
では、ここからは、仕事のやる気が出なくて転職したけど、やっぱりうまくいかなかった先輩たちから、失敗を回避して成功するコツをアドバイスしてもらいました。

仕事のやる気が出なくて転職、失敗を回避して成功するコツとは?

事例1、女性ワンマン社長から差別的扱いを受けて転職

男性 30代
現職:大学職員
前職:福祉

以前の職場は、女性ワンマン社長でした。なぜか男性は差別的に嫌がらせされます。入社して1週間で辞めたいと思いました。そういった環境で働いていて、やる気が削がれていきました。女性と男性の扱いが明らかに差別的でした。このままでは、うつになってしまうと思い、転職を決意しました。

転職して失敗したエピソード

転職後、ワンマン社長から離れられた解放感からやる気が出ると思っていました。しかし転職先では、マニュアルや新人研修がなく、いきなり業務をやらされました。回りの職員も忙しそうにしているので、困ったことがあっても聞けない日々です。おかげでやる気も出ません。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

転職=解決というイメージはあまり持たない方が良いと思います。どの職場へ行っても何かしらの問題はあります。無理矢理やる気を出そうとせず、自分のスキルを磨くことに力を注いでください。そうすれば、いずれはやる気が出てくるはずです。

事例2、商品開発に携われないのが不満で転職

男性 50代以上
現職:製造業営業
前職:製造業営業

自分自身が商品開発に携わることができないことが不満で転職しました。そもそも、いまどきプロダクトアウトのか替え方だけで技術者の意図しか反映されないのはおかしいと誰もがわかっていたのに、変わらない会社が嫌でした。

転職して失敗したエピソード

実際に転職の面談では、営業も商品企画、マーケティングに携われると聞いていたのですが、ふたをあけてびっくり。前の会社以上にプロダクトアウト思考が強く全く、市場に根ざした商品開発ができていなかったことです。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

よく先の事情をよく理解するために実際に働いている方々の意見を聞くチャンスを持っておくことは非常に重要です。

事例3、会社の不正による監査で仕事にやる気がなくなった

男性 30代
現職:介護職
前職:営業職

大手介護会社の一事業所管理者を任せられていたが、会社が不正を行い、他社へ事業承継を行うことになってしまう。それと同時に自治体等から監査が入り、長期的に本業とは別に残務処理、業務整理に追われて、そもそもの仕事のやりがいなどの気持ちを見失っていしまった。

転職して失敗したエピソード

訪問販売のげい営業でほとんど休みもなく、毎日遅くまで訪問させられ、契約が獲れなければ上司に怒鳴られ、社長の一言で翌月から地方へ無期限の出張へ行かされることもよくあり、精神的に追い詰められるくらいブラックな会社だった。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

転職することは簡単ですが、その前に踏みと留まってやる気が出なくなった原因を突き止めることが先決です。その原因となることを解決しないことには、やる気が出なくなっては転職の繰り返しになると思います。

事例4、興味のない商品の販売にやる気をなくす

男性 20代
現職:フリーランス
前職:IT商社営業

会社のブランド名に惹かれて入社を決めてしまったので、入社後は売りたいわけでも興味があるわけでもない製品を営業所から遠い販売店様のところへ訪問して提案をすることにやりがいを感じることができませんでした。

転職して失敗したエピソード

会社を退職後フリーランスになって間もない頃に詐欺に遭い、これまで貯金していたお金が全てなくなってしまい、借金だけが残る形になってしまいました。
これまで当たり前のようにできていたことが一切出来なくなり、全てに対するモチベーションが一気に下がってしまいました。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

転職する際は、しっかりと転職先の情報を調べたりして準備を整えてから転職をする必要があります。
その時の感情だけで判断をしてしまうと後悔をしたり、痛い目をみることになります。

事例5、サービス残業が増え、やる気も無くなり精神的にまいってしまった

女性 40代
現職:公務員
前職:OL

サービス残業が増え帰る時間も遅くなりやる気がなくなり精神的にもまいってしまいました。
早く帰ろうとしても仕事が片付かないから帰れないの悪循環でうつ病になりかけました。
結果辞めてよかったと思います。我慢して続けるのは体によくないと思いました。

転職して失敗したエピソード

公務員の前に仕事を辞めてすぐパートの仕事に就きました。しかし、まわりの上司は何もしないのに仕事は全部任せてなにもしてないという事でますますやる気が出なくなりました。その後も2,3パートの仕事に就きましたが続きませんでした。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

やる気がでない時はやる気が出るまで休んだ方がいいと思います。そしてやる気がでてきたらまた復帰すればいいと思います。

事例6、仕事の要領の悪い自分にいら立ち、やる気をなくす

男性 40代
現職:アルバイトで電機メーカーの工場での軽作業スタッフとして派遣
前職:自動車工場の機械オペレーター

私が20代のころの話です。
要領が悪い私はいつまでたっても、機械の操作が覚えられず、いつも所定の生産数に達することができませんでした。
他の人たちなら、どうにか自分で何とかできることも、容易に保全係に頼んで、保全係からは嫌われていました。
仕事がうまくいかない自分に苛立ち、夜勤の時には、途中で仕事を投げ出してトイレで寝てしまったり、ひどいときには、立ち続けにトラブルが発生した際にパニックを起こして奇声を発したりすることもあって、部署内では完全に信頼を失いました。

転職して失敗したエピソード

結局、誰でもできる単純作業しかできなくなり、派遣先も転々とたらい回しにされるようになってしまいました。
勤務時間中も携帯のメールばかり気にしていたり、似たような境遇の派遣仲間と、仕事そっちのけで雑談してばかりと、勤務態度も悪くなり、しまいには派遣先の正社員からも見下された目で見られるようになりました。
一時は「俺にはこんな底辺の仕事が一番合っているんだ」と、開き直りとともに腐ってばかりいることもありました。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

転職前の職場では、そんな私でさえも、大変心配してくれた人が何人かいました。
そのような人たちの言葉に耳を傾けず、逃げてばかりの転職を繰り返していたことは、それ以降の人生にも悪い影響を及ぼしました。
今を振り返ると、私の職歴は、「自分探し」の名目で「逃げの連続」でした。
少なくとも、誰か周囲に「耳の痛いことを言う人」や「厳しいことを言う人」がいたら、素直に耳を傾けるべきです。
人生逃げ続けていても、いつかは逃げ切れなくなって覚悟しなければならないときが、必ずやってきます。

事例7、給料が安く、やる気なくなった

男性 40代
現職:製造業の現場作業
前職:製造業の社内SE

とにかく給料が安く生活できないので隠れて副業やりながらの生活にほとほと疲れてしまい、結構年いってから転職を決意しました。当時は給料が安く残業もそんなにできない為テキトーに時間潰して定時で帰宅後副業するが日課でした。

転職して失敗したエピソード

前社より少しだけ給料もよく残業で稼げる工場に転職したが忙しくて残業になったのは良かったが働き方改革の煽りで残業が出来なくなり結局前社でのんびりしながら副業やってたほうが良かったという結末になってしまい全くやる気が無くなってしまいました。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

己のスキルアップの為の転職なら良いのでしょうが、給料安いからと転職するにはよく調査してからじゃないと、仕事量と給料のバランスはますます悪くなる事もあるので注意です

事例8、元々やりたい仕事ではなかった

女性 20代
現職:美容師
前職:OL

仕事中はどうやってサボるか、お昼に何を食べるかしか考えていなかった。
残業なんてもってのほかで、事あるごとにトイレに行ってコンビニ行ってタバコを吸っていた。
電話に出ることさえ億劫で、窓の外ばかり眺めていた。

転職して失敗したエピソード

結局やりたい仕事じゃないというのが、やる気を出せるかどうかの非常に重要な要素なのではないでしょうか。
美容師は見かけだけ華やかなので憧れて就職してみたけれど、実際に働いてみると給料と拘束時間を天秤にかけてしまい、やる気の出ない毎日を送っていました。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

まず、本当にやりたい仕事、自分にやれる仕事、評価を得れる仕事を考え抜くことが大切だと思う。自己分析をちゃんとしないまま就職すると、遅かれ早かれ職業上のミスマッチに襲われる。

事例9、一生懸命やっていることがバカみたいだと投げやりになった

女性 30代
現職:運送業
前職:営業事務

自分が毎日何をやっているのだろうと、だんだんと意味が分からなくなってきました。
一生懸命やったからといって、それが正解というわけではない仕事だったので、一生懸命やっても、馬鹿みたいだと投げやりになっていました。

転職して失敗したエピソード

お給料ががくんと下がりました。
やりがいがある仕事だと思っていたのですが、結局は、お給料が下がり、やりがいも無く、先輩もキツイ人だったので、何で転職したんだろうと思ってしまいました。
毎日、会社からの帰りは泣いていました。

仕事がやる気が出なくて転職を考えている方へのアドバイス

今の仕事がどうしても嫌なのならば、やりたいことを見つけて辞めるのもいいですが、「なんだか、マンネリ化してきたな。」という感じの気持ちなら、転職はしないほうがいいかもしれません。

ネットで上がっている事例1、「どうしても仕事にやる気がもてません…」

自分で努力さえすれば、どんな仕事でもやりがいを見つけることはできると思う。テレビの仕事も連日深夜まで及んだり、突発的なことが起こって呼び出されたり、本当に大変だよ。「早く終わらないかなあ」と思っている人と、「自分が発信したことを世の中が注目している」と思っている人では、仕事の面白さは違うよね。
自分の仕事の一つひとつにプライドを持って、その仕事の意味や意義を考えて、世の中に与える影響について想像力を働かせば、やりがいは持てるはず。転職を考える前に、今の仕事でやりがいを見つけようと努力してみたほうがいいよ。
引用元:リクナビ

ネットで上がっている事例2、仕事、やる気が全くないから辞めるというのはアリですか?

仕事、やる気が全くないから辞めるというのは…
士気の無い人間を雇い続けるのは人件費をドブに捨てるようなものです。
ですから、
「私は会社に貢献できません。私のようなやる気のない人間を雇い続けていると、あなたの評価に関わりますよ」
と言ってはどうでしょうか。
引用元;ヤフー知恵袋

ネットで上がっている事例3、仕事へのやる気がなくなっても辞めずに続ける方法

やる気がないときに仕事を続けなければならないのは気が滅入りますが、これらのアドバイスが、あなたの後押しになれば幸いです。それと、モチベーション不足とバーンアウトを混同しないでください。バーンアウトは、本当の問題です。それを区別するには、勤務時間終了後に仕事以外のことを楽しめるかどうかでわかります。楽しめるのであればたんなるモチベーション不足、何に対してもネガティブになってしまうのであれば、バーンアウトの兆候だと言えるでしょう。
引用元;ライフハッカー

まとめ

いかがでしたか?
今回は「仕事のやる気が出なくて転職して成功した方々」に「失敗を回避して成功するコツ」について、お話を伺わせていただきました。

「早計な判断はやはり身を滅ぼすので、慎重になった方が良い」
「やる気が出なくなった原因を突き止めることが先決です」など、是非、自分のキャリアや転職につなげて考えてみてくださいね!

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