大手企業への転職に成功、「私はこうして採用された」事例集と成功10のコツ

「大手企業に転職したいけど、ムリかな??」
「大手企業への転職は、コネがあった方が有利なのかな??」
という心配をした経験はありませんか?

この悩みを解決すべく
「大手企業に転職に成功した」の方々や
「成功のコツ」について伺ったり
各メディアで紹介されているアドバイスをまとめてみました。

「大手企業の転職を成功させたい!!」という方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物

 地方金融機関から大手損害保険会社へ転職を成功したWさん
 キャリアアドバイザーエス

事例1、派遣会社からの紹介で、倍率がグッと下がります

 本日は、地方金融機関から大手損害保険会社へ転職を成功したWさんにお越しいただきました。Wさん、ありがとうございます。ご自身の体験を踏まえて、大手企業への転職のコツは何ですか?

 派遣会社の「紹介予定派遣」の制度を利用したことです。

 「紹介予定派遣」のご利用ですね、具体的に、どのようにご利用したのですか?

 ホームページの求人コンテンツを見ているだけでは求人情報を探し出せなかったので、私は派遣会社の「紹介予定派遣」の制度を利用しました。派遣会社へ登録に行き、仕事を紹介してもらったのですが、その派遣会社の中で私をその会社に推薦することが決まったので、就職までの倍率がグッと下がりました。企業の求人担当役職の方が数人の面接をするだけになるのです。

 なるほど、倍率の高く人気の大手企業でも、派遣会社の紹介があれば、すんなり通りますよね。
最後にWさんから、大手企業に転職したい方へのアドバイスをお願いします。

 転職は人とつながることが大切です。真っ向勝負しようと思っても、倍率も高くて狭き門です。人材紹介の会社であれば、すでに企業の担当者とつながっているため、話がどんどん進む場合がありますよ。私の場合も、派遣会社に行って登録してすぐ企業に面接に行き、次の週から勤務開始でした。正攻法以外も検討してみてはいかがでしょうか。

 Wさん、ありがとうございました。
では、ここからは、他の方の成功事例から大手企業へ転職するコツをご紹介します。

事例2、今いる会社との違い・大手のその企業じゃなければ実現できないことを明確に伝えよう

男性/20代/商社営業
前職:メーカー営業

大手企業に転職できたコツは?

転職前にいた業界と転職先で扱う商材が同じだったことが何よりも成功につながったと思います。これまで何をやってきたのか、やってきたことをどう活かせるのかということを十分に伝えられたことがポイントになったと思います。また面接を受けるにあたり、話し方や表情、身振り手振りも細心の注意を払いマイナスにならないよう取り組みました。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

全くの異業種からの転職だと訳が違うのだと思いますが、同業種内で大手へ転職するのであれば、今いる会社との違い・大手のその企業じゃなければ実現できないことを明確に伝えられるようにすることが大切だと思います。

事例3、転職エージェントの方の言う通りに、事前対策を綿密に行った

男性/20代/IT企業企画開発部門
前職:公的料金収納業務

大手企業に転職できたコツは?

年齢が20代前半で若いこと。
面接で印象作りを意識して行ったり、聞かれるであろうことを予測して予めどう答えるかを決めておき、スラスラ言えるまで練習するなどの対策をしたこと。
転職エージェントの方の言う通りに従って気を付けるべきことや事前対策を綿密に行ったことが大きな理由だと思います。
まずは面接に受かることが第一なのでその対策を徹底しました。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

大手企業は倍率が非常に高いです。
正社員以外にも契約社員、紹介型派遣、派遣社員など選択肢は沢山あるので比較的受かりやすい派遣社員枠を狙うのも正直ありかと思います。
肩書なんかにとらわれず、チャレンジするのが何より大事です。

事例4、「自分の業務だけではなくオフィス全体が効率的に運営できるようにしたい」とアピール

女性/30代/専門商社事務
前職:印刷所事務

大手企業に転職できたコツは?

少人数の会社だったので、前職では営業サポートから経理・総務など、幅広い業務を行っていました。大企業への転職は少し気が引けましたが、「様々な部署と直接やり取りしていた経験を活かし、自分の業務だけではなくオフィス全体が効率的に運営できるようにしたい」とアピール。その点が評価されたのか、採用してもらえました。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

中小企業から大手への転職は、逆のパターンよりも少しハードルは高いです。でも、即戦力になることをアピールすれば、チャンスはあると思います。

事例5、今いる場所でどれだけ頑張れるかが大手への転職にも左右されます

男性/20代/商社
前職:金融業

大手企業に転職できたコツは?

前職は小さな職場でしたが、そこで頑張れたのがある意味大きかったと思います。全て自分でやるしかなかったのでスキルはつきました。大手はかなり分業化されているので人によっては出来る事と出来ない事がはっきりしているのが現状です。今いる場所でどれだけ頑張れるかが大手への転職にも左右されますし、入ってからでもその頑張りは役に立ちます。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

上記に書いた通りまずは今いる場所で頑張ってみることではないでしょうか?ただ闇雲に大手に就職したい!と思っても新卒でない限り何もスキルもない人間を大手は採用してくれません。前職は3年ほどおりましたが厳しく辛い事もたくさんありましたが、かなり鍛えられたと今となっては思います。おかげで全く違う業界に転職しましたが、今のところやっていける状況です。今いる場所で頑張りステップアップする、それが理想的だと思います。
もちろんそんな事言える状況でない環境はこの世の中たくさんあると思いますが、そういう意味では前職の方々に感謝したいです。

事例6、プレゼンするつもりで、自分はその会社にどんな役に立てるかまで提案するくらいの気持ちを持とう

女性/40代/メーカの事務
前職:リサイクル会社の事務

大手企業に転職できたコツは?

実際の事務経験だけでなく、エクセルやワードなどの公的資格の上位の級を取得していたのが一番だと思います。派遣からのスタートでしたが、契約社員に切り替えたのちに2年ほど勤務し社員になることが出来ました。最初勤務した課とは違う課に配属になったりと色々ありましたが、今は当分変動しないと聞きましたので安心しています。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

やはり自分のスキルを高めておくことが一番重要だと感じます。パソコンなどは使えて当然という認識がありますので、他の業種も経験しているならその特性をアピールしてもいいと思います。まず自己紹介するときに、ただ自分の名前と今まで体験した職歴を言っているだけではだめだと思います。いくらでも同じようなひとはいるので、プレゼンするような気持ちで、自分は会社にどんな役に立てるかまで提案するくらいの気持ちを持ってほしいです。相手から興味を持ってもらえるようにすると、入社してからでも会話しやすくなると思います。スキルは当然ですが、コミュニケーションがうまい方も求められていますので、会話術も磨いておられるとなおいいと思います。また派遣社員からでも、派遣制度の改正以降、一定年数を超えると切り替えして社員になりませんかという提案をしてくれる企業もありますので、大手の会社への転職も諦めないで欲しいです。

事例7、今までの会社で何を学んで何が今の自分に力となったのかをしっかり面接官にアピール

男性/30代/製造業
前職:不動産営業

大手企業に転職できたコツは?

これが正解かは分かりませんが、逆に転職回数があったことが入社に繋がったと思っています。
普通は転職回数が多いと、またすぐに辞めてしまうのではないかと思われたり根性が無いと思われがちですが、面接官も今までの会社を辞めた理由を全て細かく聞きたい訳ではないと思うのです。
実際に今までの辞めてきた会社で頑張ってきたことや表彰された経験を話したところ、会話が弾んだり面接官が興味ある内容の会話にも繋がったりと充実した面接ができたと思っています。
私の場合は転職回数が多い分、他の受験者よりも経験を語れたことが転職成功に繋がったと思っております。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

中小企業と大企業では人生が大きく変わってくると思います。
大手企業ではSPIのような試験を取り入れている会社が殆どですが、試験が良い=仕事ができる。では無いと個人的には考えています。
転職のポイントは今までの会社で何を学んで何が今の自分に力となったのかをしっかり面接官にアピールすることです。
そして大手に努めたい理由は本音も含めてしっかり話すことです(安定しているから、、を上手い言葉に変えて伝えてください。自分の場合は親も大企業勤めで生活に困らず大学まで行かせてもらった等、)
これらを頭に入れて試験に臨めば成功する可能性は充分にあると思います。

事例8、明るく笑顔で会話ができたり思いやりが持てるなど、人柄を選んで採用することも多い

女性/20代/事務
前職:保育士

大手企業に転職できたコツは?

仕事内容的にたくさんの人を会社は雇いたがっていたから。
その人の能力だけでなく人柄や性格を重視して採用しているため、知らない人に対しても笑顔で会話ができるという点が良かったのだと思う。
学生の頃のアルバイトは飲食店で接客の経験があり、さらに保育士として就職し働いていたことも、転職に成功した要因の1つだと思う。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

その仕事に対してどのような能力を持っているかではなく、明るく笑顔で会話ができたり思いやりが持てるなど、人柄を選んで採用することも多いです。
面接の際には固くならず、笑顔で答えるといいでしょう。

事例9、エージェントとの事前の綿密な打ち合わせにより、実際の面接で助かった

男性/30代/セキュリティエンジニア
前職:プログラマ

大手企業に転職できたコツは?

転職先の会社が合併したばかりということがあり、人材を大量募集していたことが大きいと思います。
実際、数年後の中途採用は激減していました。
あと私はエージェント(当時:インテリジェンス)を利用して転職したのですが、担当者の方がよかったと思います。
エージェントでは、職歴の添削や面接での想定質問を教えていただいたりしました。実際の面接では事前に聞いた通りの内容で回答に全く困りませんでした。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

転職は、正直なところタイミングだと思います。
いくら優秀でも会社がほしい人材でなければ採用されることはありません。
会社がどんな人材が欲しいかを事前に見極め、自分に合っているかを確認するが大事です。
自分に合った会社は必ずありますので、諦めずに頑張ってください。
背伸びすると採用された後、苦労するのでしないようがいいですよ。

事例10、時間的、精神的、金銭的に少しでも余裕があれば資格や技術を身につけておこう

男性/40代/製薬業(製造業)
前職:サービス業(食品スーパー)

大手企業に転職できたコツは?

前職後、職業安定所の方に「職業訓練受講」を進めて頂き、電気系の訓練を受けて資格と技術を取得させていただいた点だと思います。
現職は製造業なので機械や電気の知識・技術が必要な場面が多いので大きな利点となりました。
機械制御技術や電気の基本的な知識を持っていたことで同期(中途入社)へ対してもアドバンテージとなっております。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

私が転職したのは20代でした。
時間的、精神的、金銭的に少しでも余裕があれば資格や技術を身につけることをお勧めします。
身につけたものは一生の財産となるので「自分への投資」をする事は大事だと思います。

おまけ、「執念」が成功に結びついた

男性/40代/電気通信業
前職:メンテナンス業

大手企業に転職できたコツは?

成功した秘訣は自分自身の「執念」だと思います。元々は電気通信の会社に勤めたいと思っていました。しかし募集がされていないことや、今すぐ働かないと生活ができないこともあって、携帯電話の修理をしているメンテナンス会社に勤務していました。でも電気通信の会社に勤めることはいつか実現したいとの想いが強く残っていました。その「執念」が成功に結びついたと思います。

ご自身の成功を踏まえ、これから大手の会社へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

今は転職するためのツールはとても充実しています。転職したい人はその会社でどんな仕事がしたいかの目標がありますよね。その目標とマッチする企業は必ずあるので、日頃からの情報収集は必要です。毎年9月くらいに発売している「業界地図」はとても参考になります。
もし可能であれば「コネ」は使うのが得策です。私も今の会社に勤務することができたのは、今の会社の管理職の方へ直訴したのがきっかけです。ちょうどその頃は会社自体が拡大を図っており、まさに願ったり叶ったりの状況だったなと思います。
目指している企業が同業者が多いのなら、給与面や福利厚生が充実している会社を選んでください。入社後に後悔しないためにも、この部分はよくリサーチしておくべきです。
あとは「執念」ですね。私もこの「執念」があったからこそ自分の思い通りの転職ができたといっても過言ではありません。どうか最高の転職ができるように祈っております。


ここからは、ネット上で紹介されているアドバイスをピックアップします。

ネット上で紹介されているアドバイス1、中小企業から大企業に転職できる人の共通点

大手企業に転職できる人にはこんな共通点があった

ちなみに中小企業から大手企業に転職している人には、どんな特徴があるのでしょうか。大手企業への転職を実現した方々を取材していくと、いくつかの共通点をみつけることができます。

・大手企業に縁故がある
・運が良い(大手企業が人手不足で即戦力を広く募集していた)
・学歴が高い
・魅力的な経験やスキルを備えている

これらに当てはまる数が多くなればなるほど、大手企業への転職が実現する可能性は高まる傾向があるようです。

出典元:ダイヤモンドオンライン

ネット上で紹介されているアドバイス2、中小企業から大手企業に転職した人が、大手企業のここにビックリ!

まずは、大手企業に対するポジティブな声を見てみましょう。

外部研修も多く、教育制度がしっかりしていた(33歳 女性)
手当がしっかりしている(28歳 女性)
自分が病気で休んだ時もヘルプできる人がいる(35歳 男性)
有給がきちんと取れるようになった(30歳 女性)
営業車が高い車だった(38歳 男性)
やはり大手企業は教育制度や福利厚生に力を入れていると感じる人が多いようです。また、社員数の多さが休みの取りやすさにつながっているのかもしれません。

出典元:マイナビ

ネット上で紹介されているアドバイス3、第二新卒で中小企業から大手への転職は可能なのか

また、大手企業は基本的に従業員数が多いので、求人広告で明記している採用予定人数も多めです。それを踏まえると、第二新卒が中小企業から大手企業に転職をするのは決して難しいことではないと考えられます。むしろ、第二新卒自体の需要が高まっているいまこそがチャンスと言えるでしょう。中には新卒時に就職した企業を辞め、中小企業診断士など自分の武器になる資格を取ってから、第二新卒として改めて転職活動を行う方もいます。前向きな姿勢で転職活動に取り組み、スキルアップに意欲的な方は、大手企業に限らずどのような企業からも魅力的な人材として歓迎されます。もちろんこれはあくまで一例ですが、中小企業での経験をしっかりと生かして自分をアピールすれば、大手企業への転職も夢ではありません。自分の中で無理だと決めつけてしまわず、前向きな転職活動を行なうことが大切なのです。

出典元:マイナビエージェント

まとめ

いかがでしたか?

今回は「大手企業に転職に成功した」の方々に「成功のコツ」について、お話を伺わせていただきました。

「転職エージェントや紹介派遣などのサービスの利用」
「即戦力になる自己アピール」など、是非、自分のキャリアや転職につなげて考えてみてくださいね!

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