「仕事つまらないなぁ~。さぼっちゃおうっかな。」
それって自分だけなのかな?他の人はどうなんだろう?と思ったことはありませんか?
今回は、仕事がつまらないと実感して、”とある”行動を起こした方々に
「どうしてやってしまったのか?その理由など」について伺ってきました!
「仕事がつまらないと言ってばかり」の方は、是非、今回の記事に登場する人たちを反面教師として参考にしてください!
登場人物
仕事がつまらないと”とある”行動を実行したAさん
キャリアアドバイザー エス
私はもともと仕事が好きではないんです!
今回は、仕事がつまらないと実感して”とある”行動を起こしたAさんに話を聞いてみようと思います。Aさん、よろしくお願いします。まずは、お仕事について教えてください。
はい。ホテルの食器洗浄スタッフです。
仕事がつまらないと感じたのは、そもそも「なぜ?」なのでしょうか。職場環境…ですか?
いえ。私自身、仕事はもともと好きではないと言いますか…。好きというより、嫌いな部類なんですよね。
な、なるほど。それで、どういった行動を起こしてしまったのでしょう?
毎週木曜日にシフト希望を出さないといけないのですが、ある日、ふとこんな考えが浮かんだんです。「このまま出さない=仕事を入れない。だから、何ら問題なく辞められるのでは?」と。それで、わざとシフト希望を出さずに帰宅して、友達とライブに見に行きました。
つまらないから…というより、仕事を辞めたかったのですか?
まぁ。で、辞めると言い出すのも、面倒だなって思ってて。シフトさえ出さなければ、それで済むと思っちゃって。
それで、問題なく辞められたのでしょうか?
いえ。その夜すぐ、職場から電話がかかりまして…あえなく撃沈です。そして、今日に至るのです。
仕事を続けていると。今、居づらくないですか?後悔されたでしょうね。
私の仕事嫌いが社内で浸透してしまい、ダメ人間とレッテルを貼られてますね。でもまぁ、仕方ないかなと思ってます。あ、後悔はしていませんけど。
そうなんですね。Aさん、ありがとうございました。
ネット上にはこんな記述も!
ご存じの方も多いと思うが、ダグラス・マグレガーは「人間ははたらきたくない生き物なのだから統制せよ」というX理論と、「人間はもともとはたらき者だ。良心を信じよ」というY理論を提唱した。今ではそのどちらも限界がある、と知られている。統制も、放任も駄目なのだ。(中略)人を統制せず、信じすぎず、適切なマネジメントをするためには、何らかの仕組みを必要とするのだろう。「理念」や「考え方」を伝達するだけでは、なかなか人は変わらないものなのだ。
引用:「できません」「わかりません」と会社で言うなと教えられたが、本当はどうなのだろうか
「あー仕事がつまらない!」そんな先輩たちの支離滅裂な主張!
働くのが嫌で、仕事を辞めるのも言い出すのも面倒。でも、今の職場に残っている状況のAさん。あなたは、共感?反感?どういった印象を持たれたでしょうか?
他にも、仕事がつまらないと実感して、”とある”行動を起こした方のコメントをご紹介します!
もやもやが続くかと思いますが、Aさん以外の9人のエピソード、是非、ご覧ください!
★反面教師の主張:私は、お局に仕返しをしてやったんです!
お仕事:医療事務(パートタイム)
40代/女性
いきなり休んでしまいました。小さなクリニックで医療系の事務員をしていたのですが、小さすぎて一人ずつの縦社会。先輩はやめる気配が全く無いので、新人として入ったら最後、ずっとしたっぱです。それに気がついたとき、やってられないいなと思いました。先輩がお昼に食べた湯飲みを下っ端がずっと洗うのが業務の一環という、バカらしい環境。少人数なので私が休むと絶対先輩が代わりに出勤しなくてはなりません。腹いせというか、仕返しです。後悔なんて全くしてません。結局、休み続けてやめてやりました。
★反面教師の主張:私は、ただ余裕がなかっただけなんです!
お仕事:システムエンジニア(正社員)
30代/男性
気付いてはいたものの、対応する余裕もないので、見て見ぬ振りで、やり過ごしました。後で、他の人もその状況に気づきはしていましたが、それほど大きな問題でもなかったので、誰も対応しないままとなりました。もう少しやりがいがある仕事で、時間的にも精神的にも余裕がある状況だったならば、違った判断をしたかもしれませんけど。余裕がない状況だったので、手を抜くのも仕方がないことだと感じています。仕事がつまらない!というよりは、仕事がありすぎて途方に暮れている方が正しい感じですね。
ネット上にはこんな記述も!
繰り返すが、「あきらめる」ことは、恥でも何でもない。むしろ漫然と報われない努力を続けるよりも、はるかに勇気と思慮のいる行為である。
引用:「あきらめる勇気」は、人生にとってとても大事。では、いつ、どうやってあきらめる?
★反面教師の主張:私は、運が悪かっただけなんです!
お仕事:食品製造(パートタイム)
30代/女性
仕事がつまらないと感じて、仕事をサボって1日中ゲーセンで遊んでいたら、ばったりと会社の人に会ってしまったんです。案の定、次の日上司に呼び出されて、こっぴどく注意されてしまいました。仕事場に居ずらくなってしまいました。何でよりによってその時に会社の人が居るんだよ!と思いましたが…後の祭り。もう二度とサボらないようにしたいなと反省してます。居づらいことに変わりはありませんが、代償は大きかった。それでも頑張って信用を取り戻そうと、今は、頑張っています。
ネット上にはこんな記述も!
自律してメンバーが動き、成果を出す現場を作るためのポイントは3つあります。
- 一人のプロとしての自覚
- 引き出しの数を増やす努力
- 修羅場の経験
引用:元大手メーカー管理職に聞く、強い現場を作るマネジメント3つのポイント
★反面教師の主張:私は、色々と不平不満がたまってたんです!
お仕事:IT系コールセンター(フルタイム)
40代/男性
シフトの関係で、たまたま休日に出勤することになりましたがそれ程忙しくはなかったので、その勤務の際、数年間ためた会社の不平不満や組織の課題など、一日掛けて超長文メールをしたためて、管理職全員にぶっ放しました!週明け上長に呼び出され、やり方は怒られましたが、メールの中身については怒られる事もなく、上司から多少の反省の言葉も頂く事もありました。結果として、そのメールで組織が改善されたかと言うと、何にも変わらない結果でしたが、その後何かトラブルなどあった際に、しばしば上司から参考意見を求められる立場になりました。やり方は良くなかったと思いますが、後悔していません。
★反面教師の主張:私は、退屈が辛く暇つぶししたいんです!
お仕事:専門商社の事務(正社員)
30代/女性
仕事があまりにも退屈で、「お客さんの所に資料を取りに行く」「銀行に書類をもらいに行く」など理由をつけては、カフェで休憩したり、駅ビルでショッピングしたりしていました。私の仕事は、細かくやろうと思えばキリがないのですが、最低限のことをするだけなら1日3時間もあれば終わってしまいます。上司の機嫌が悪い時や査定の前はかなり丁寧に仕事をして、できる社員だとアピールしていましたので、それ以外の時は外で暇をつぶしてしのいでいました。退屈なものほど辛いことはありませんから、後悔はしていません。
ネット上にはこんな記述も!
「辛く、つまらない作業に耐えること」は仕事ではない。「工夫し、挑戦し、仕事の質を高めて、自らの力をつけていく」のが仕事なのだ。
★反面教師の主張:私は、指示に沿うだけの仕事は嫌なんです!
お仕事:インターネット販売の補助(パートタイム)
30代/女性
デスクが他の同僚から離れているのをいい事に、休憩のつもりでソーシャルゲーム等をして遊んでいました。気が付くと、長時間遊んでしまっていました。ただ、手元を見られなければ、パソコンに向かって仕事をしているように見られたので、一切声もかけられませんでした。仕事そのものというより、社員の指示に沿った仕事をしなければならない事がとてもつまらなかったんです。私の意見を聞いて貰える環境ではなかった事に対して、つまらなさを感じていたんだと思います。後悔はしてませんね。
ネット上にはこんな記述も!
できない人は、自分にとってのメリットが明確でない話を出されるとイラッとしたり、露骨に拒否したり、「こっちが参加するメリットって何ですかね?」とか言ってきたりします。搾取することで成果を出し続けてきたので、搾取される側に回るおそれを強く抱いています。
★反面教師の主張:私は、つい盛り上がってしまっただけなんです!
お仕事:ショッピングセンターでお弁当や惣菜の販売(フルタイム)
50代/女性
その日は天気が悪かったこともあり、ただでさえ閉店前1時間ほどは暇なことが多いのに、輪をかけてお客さんがいなくて暇をもてあましていました。隣の店の男の子もそうだったようで、いつもは話しかけてこられても、お客様の目を気にして適当に返事をしていたのですが、話の内容がおもしろくて、ついつい夢中になって話してしまったのです。あまりにおもしろいことを言うので、つい笑ってしまったのですが、その笑い声が静かなフロアーに響き渡ってしまい、遠くのお店の従業員の方達からも「えっ!」という顔で見られてしまったのです。幸い誰からもお叱りは受けなかったことは助かりました。
★反面教師の主張:私は、無駄を省いて一石二鳥だと思ってます!
お仕事:医療関係の事務(正社員)
20代/女性
私の仕事内容量では、仕事のピークが午前中で終わってしまいます。午前中は、とても暇です。これが毎日です。机の前にずっと座って時間が経つのを過ぎるのを待つのが、とても苦痛です。このまま、のうのうと毎日を過ごしてはいけないと思っている中で出会ったのが、副業(クラウドワークス)です。暇な無駄な時間もお金を稼げますし、仕事をしているフリもできるので一石二鳥です。もちろん本業を優先していますので、余った時間にコッソリしています。やめられないんですよね。今も継続中です。後悔なんてありませんよ。
ネット上にはこんな記述も!
最悪なのは「個人の能力」にすべての責任を求める態度だ。個人の能力はたしかに重要ではあるが、「極めて優れた人」はほとんど存在しない。大部分は凡人であり、大半の会社には「天才」は存在しない。従って、生産性の議論の重点は、個人の能力の差よりも組織として何に取り組むかに置かれるべきだろう。
★反面教師の主張:私は、楽しく面白いことがしたかったんです!
お仕事:配達員(正社員)
40代/男性
当てはまるかどうかわかりませんが、配達があまりにもつまらないので、何か面白い行動はないかな…と考えました。結果、「自分は配達なので人と関わる仕事をしている。」これをヒントに配達の合間を見てデパートに行ってナンパしよう!と思い、早速デパートにナンパしに行きました。なかなか勇気がいるもので、なんとか声かけしてみました。残念ながらナンパは成功しませんでしたけど、自分なりに楽しかったのでOKです!他にも、ケーキやおいしい物を食べに行ったりしました。有意義に過ごせたので、後悔はしていませんよ。
ネット上にはこんな記述も!
最後の技術は、本当に今日で人生が終わるという気概で、常にモノごとにあたるということ。常にその目線で考えていると、「余計なこと」「これにわざわざ時間を使うより、ちゃちゃっとこうしたほうがよい」ということに目が向くようになります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は仕事がつまらないと実感して、”とある”行動を起こした方々に、「どうしてやってしまったのか?その理由など」ついて、お話を伺わせていただきました。
「退屈ですることがないから暇つぶししていただけ。」
「自分の興味のあることを突き詰めただけ。」など、「仕事がつまらないと行動を起こしてしまう理由」は人それぞれ、たくさんありますね。
是非、反面教師にふさわしい先輩の体験を参考に、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。
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