【退職理由:仕事がつまらない】私はコレで悲惨な結末に。痛ましい体験談から学ぶ、成功と失敗の分岐点とは?

「仕事がつまらないから、いっそのこと・・・」
「やっぱり仕事辞めようかな。つまらないしな。」 という気持ちになった経験はありませんか?

あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。

そこで、今回は「仕事がつまらなくて辞めたものの、今は、とても後悔してしている!」という方々に 「お気の毒なエピソードと後悔の理由」について伺ってきました!

「仕事がつまらないし、辞めようかな」と迷っている方は 是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物

 仕事がつまらないといった理由で辞めたAさん

 キャリアアドバイザー エス

相談せずに自己完結してしまい悲惨な結末に!

 今回は、「会社辞めたい!」と思って退職したものの、後悔してしまったAさんに話を聞いてみようと思います。Aさん、よろしくお願いします。まずは、辞めてしまったお仕事について教えてください。

 

 はい。海外顧客相手の営業職をしていました。

 

 「仕事がつまらない」と感じたのはどういった場面で?

 

 元々英語のスキルがあり、海外営業職という響きのいい名前につられて挑戦したものの、仕事内容は海外の相手と英語を使って、「この商品がほしい」と電話で言われれば連絡をする、メールが来れば返事をするといった、単なる連絡窓口のような役割で、とても営業職とは呼べるようなものではなく、やりがいも感じることができませんでした。それで、スグ辞めてしまったんです。

 

 なるほど。でも、今は後悔をされている。それはどうしてですか?

 

 退職後、同じ仕事をしていた同僚が、海外出張に頻繁に行ったり、新規開拓の営業などの仕事をしていると知りました。そこで、その同僚から衝撃の事実を聞かされたんです。「本来、この仕事は自分が任される予定だった」と。

 

 商品知識が薄いまま、いきなり海外出張は酷ですから、会社も配慮してくれていたんですね。会社としては、さぁこれから!という時に、辞められてしまった感じなんですね。

 

 その通りです。これまでの仕事は、その仕事のための準備期間だったんだと知り、非常に後悔しています。もう少しで憧れの仕事に従事できるはずだったと思うと…辛くて。

 

 それは辛いですね。では、最後に、過去のAさんのように、「仕事がつまらない」と感じている方へアドバイスをお願いいたします。

 

 やりがいが感じられないことは良くあると思いますが、一番避けた方がいいことは、誰にも相談せず、事態を自分自身の中だけで納得し、決着させてしまうことです。上司、同僚や後輩、もしくは家族や友人でもいいと思います。意外なところから自分が考えていなかった意見も出てきたりしますので、退職するといった行動は、その後から考えても遅くはないと思います。

 

 Aさん、貴重なご意見ありがとうございました!

ネット上にはこんな記述も!

人は意識しないとつい、目先の業務だけに捉われやすくなります。こうした「木を見て森を見ず」という状態に陥ってしまうと、「自分の仕事がつまらない」「仕事をしても他人の役に立っている気がしない」と悩むことが多くなるのではないでしょうか。(中略)ここでの最大のコツは、自分の部門や会社だけの範疇で考えないこと。Think Bigですよ。

引用:「仕事がつまらない」と言う人に欠けている“視点”とはーーマンガ『エンゼルバンク』に学ぶビジネス

【仕事がつまらない→辞めた→後悔!】他の先輩の体験談も聞いてみた!

Aさんのように、会社としては「さあこれから任せよう!」という感じだったのに、独りよがりに状況を判断してしまって、せっかくの機会を逃してしまっては大変ですね。

他にも、「仕事がつまらない!」と思って辞めてしまったけれど、現在は、ひどく後悔しているという方の体験談をご紹介します!

Aさん以外のエピソード、是非、ご覧ください!

★私は一時の感情で動いて悲惨な結末に!

お仕事:介護職(正社員)
20代/女性

せっかく資格の勉強して仕事に就いたのですが、夜勤もあり大変な割には思ったより稼げなくて、やる気が失せて、遅刻や無駄欠勤を続けて辞めてしまいました。人手不足の業界だからすぐ転職できる、いつでも働けると思っていたのですが、現実はそう甘くありませんでした。転職活動の際、続けて3年持たなかったということで、「すぐ辞めてしまう人」というイメージを持たれてしまい、仕事を得るまでに4年以上かかってしまいました。無職の間、親から援助を受けて、生活していました。すぐに仕事を辞めてしまうと、経歴に傷が付くことがある事も知らず、浅はかでした。

先輩からのワンポイントアドバイス

一時の感情で、突然辞めることはよくありません。働ながら転職先を見つけるなど、計画的に考えて、時間をかけて行動しないとダメだと思いました。どんな仕事も、最低3年間は勤めてから辞めた方が良いと思います。3年勤めていれば、堂々と履歴書にも書けるし、すぐ辞めてしまう人といった印象も持たれないと思いますよ。

ネット上にはこんな記述も!

具体的に仕事が成功した時のイメージを想像することは、いいことでしょう。ですが、最初に思い浮かべた成功の形に囚われすぎてしまっては、いい方向へと発展する機会を逃しかねません。紆余曲折を経ながら、成功の形を作っていく。成功の形を一つに限定しないことが大切です。

引用:「そんな働き方、おかしいだろ!!!!」自分の人生を見つめ直したくなる、厚切りジェイソンの名言

★私は客観的な視点が欠けて悲惨な結末に!

お仕事:製薬会社のコールセンター(フルタイム)
20代/女性

前の会社はやりたい仕事をやらせてもらえず、新しく入ってきた人が優遇されるようなところでした。日中は外出することが多いのですが、私には辛く感じてしまい、ずっと室内で事務作業をしたいと思っていました。社長にも直談判しましたが受け入れてもらえず、休み明けに仕事へ行かずに、その1週間後に辞めました。今のコールセンターでの仕事は、時給が良いことは知っていたし、1日中室内で仕事ができることに憧れていたこともあり、スグに働くことを決めました。しかし、働いてみると、毎日が同じことの繰り返しで、一緒に働いている人と作業以外の会話もなく、楽しさややりがいを感じることが出来ませんでした。結局、特にスキルアップ出来ることもなく3か月で辞めてしまいました。

先輩からのワンポイントアドバイス

「つまらないなあ、自分に合っていないなあ」そう思って仕事を辞めてしまってから、気が付くこともあります。離れてみて、客観的に仕事を見つめなおしてみると、結構、楽しかったなぁとか思ったりすることも。私自身、本当に衝動的に辞めてしまったので、もう一度考え直す機会を持って、あと少し続けてみればよかったかもしれないと感じています。今の仕事より楽で…とか、スキルアップもしたいから!といった、自分勝手な気持ちを優先させすぎると、自分で自分の選択肢を狭めてしまうことがあるので、注意しましょう。

ネット上にはこんな記述も!

私の仕事選びの基準の1つに、「何をやるか」よりも「誰とやるか」というのがあります。一緒に働く仲間が魅力的で尊敬できる人であれば、どんな仕事も楽しく取り組めます。そういう人が周囲にいなければ、あなたがまず、「一緒に働きたい人」になってみましょう。

引用:新入社員のうちは「つまらない仕事」ばかり?どんな会社でも前向きに働けるコツとは

★私は焦って行動して悲惨な結末に!

お仕事:医療事務(正社員)
20代/女性

前職は地方銀行の金融窓口係でした。毎日数字との戦いで、地方貢献なのか、単なる押し売りなのか、分からなくなる毎日が嫌になって退職しました。暫く旅行するなど楽しい時間を過ごしたのですが、いざ帰って年金、保険、税金の手続きをし始めると、「これから先どうしよう」と不安に押しつぶされる日々でした。その後、【とにかく働かなければ】と焦りの中、資格を取って転職をしました。そのせいか、きちんと自己分析が出来ていませんでした。やりがいはとてもありますが、未経験の業界に戸惑い、給料も低くて休みも減りました。本当にこれでよかったのか?自分に合ってるのか?今も苦しんでいます。

先輩からのワンポイントアドバイス

つまらない、いやな仕事と思うかもしれませんが、そう思った時、今の自分の楽しみを思い出してください。辞めると収入源はなくなってしまいますから、その先のこと、どう生きるかをきちんと考えましょう。異動であったり、環境が変えれるのであれば、それをまず試してください。それでもつまらない、嫌だと、退職の答えしか出なかったら、まずは貯金を貯めましょう。事実、お金が一番問題になります。そして何より、退職したとしても、必ず楽しい仕事に就けるわけではないことを肝に銘じておきましょう。

ネット上にはこんな記述も!

つまり、やりがいの軸となるのは、社会と本人との関係の中にある「評価」「報酬」「将来」という3つの要素。ここでいう「報酬」とは、何もお金だけに限りません。お客さまから感謝された時の喜び、チームに貢献できた時の充実感など、目に見えない形でも仕事に対する報酬は得ることができます。

引用:仕事のやりがいは無理に見つける必要はない。でも心掛け一つできっとたどりつける。

★私は思い上がってしまい悲惨な結末に!

お仕事:広告ディレクター(フルタイム)
30代/女性

ライティングのお仕事がしてみたくて、派遣で求人広告のライターをしていました。最初は楽しかったのですが、営業所からの指示通りに書くばかりで自分のアイディアが活かせないのと、暇な時間が多いのが不満で・・・。自分はもっとできるのにって思っちゃったんです。お給料が安かったのもあり、正社員で2次面接まで進んでいた会社がいくつかあったので、契約期間満了を機に辞めちゃいました。ところが、経験の浅さがネックになって正社員の転職は決まらず・・・。慌てて今の会社を見つけて契約社員で広告ディレクターとして勤務。でも、前職よりもはるかに仕事の幅が広くて難易度も高くてついていけず・・・。正直、後悔しています。

先輩からのワンポイントアドバイス

私の失敗の原因は、思い上がりだと思います。仕事が簡単でつまらないという前に、面白くする努力をするべきで、それができないのに転職しても上手くいきません。また、スキルを磨くための転職であれば、なおのこと自分の実力をもっと慎重に検討すべきだったと思います。仕事を辞める時には、自分が何をしたくて何ができるのか。足りないことは何なのかどうしたらそれを埋められるのか。自己分析をしっかりしてそのうえで、仕事がすぐに見つからない場合の対策を立ててから実行すべきだと思います。

ネット上にはこんな記述も!

よく「つまらない仕事」という言い方を耳にします。 とりわけ、新入社員がおこなう仕事は単調なものが多いかもしれません。 しかし、世の中の仕事につまらないものなどないと断言したいです。たとえ単調な仕事だとしても、面白くする方法はいくらでもあります。 その仕事は何のためにやるのか。その意味と目的を知れば、単調な仕事であっても、様々な工夫ができます。

引用:できる新入社員だけが知っている!つまらない仕事を面白くするコツ

★私は目先の利益にとらわれ過ぎて悲惨な結末に!

お仕事:商品管理・販売と接客(ダブルワーク)
20代/女性

3年同じ会社で、仕事内容にも飽きを感じてきたので、働く日数を毎日から週2に減らしてもらいました。そして空いた時間は、今まで働いたことのない飲食店で働くことにしました。制服が着物ということで、着物の着付けも身につけられ、お給料も出るなんて一石二鳥!という安易な考えで決めました。でも、実際に働いてみると、いきなり着物を着れるわけではなく、着物を着て作業したりするのは大変でした。お客様の前でお皿を落としてしまったり、割ったりと、狭い中で和装で行う業務、礼儀作法など、慣れないことにストレスを感じました。失敗が多くて、店長から使い物にならないと判断されたせいか、急に今日は休みでと言われることもあり、掛け持ちすればお給料も増えると思っていたら、そうでもない。むしろ、一つの会社でしっかり働く方が安定したお給料が手に入るんだなと、後悔しました。

先輩からのワンポイントアドバイス

毎日同じ作業だからつまらないと判断せず、日頃同じ作業でも、上司や後輩の仕事への取り組みを見てみたり、他にできることはないか探して、今の仕事をやる楽しさを見つけてみましょう。そして、私のように安易な考えで行動することはせず、まずは、自分で自分を分析すること!ダブルワークの大変さも分かった上で、選択することが大事だと思います。

★私は全て運と環境のせいにして悲惨な結末に!

お仕事:スーパー(正社員)
20代/男性

大企業のスーパーに勤めていましたが、希望の部署ではなく「鮮魚部門」に配属されました。包丁を上手く使えずに仕事をつまらなく感じ、また、なぜこんなところに配属されたのか?俺は運が悪すぎる!と環境のせいにして、たった半年で逃げるように辞めてしまいました。その後、別のスーパーの食品担当で採用をされましたが、そこは規模が小さいため、売上を上げるのに必死な会社でした。人手も不足しており、社員が何役もこなさないと仕事が回らないような状況で、職場はぎすぎすした空気、先輩社員が怒鳴りちらしたり機嫌が悪いのか暴力まで振るってくるという最悪の職場でした。結局、そこも続かず、辞めてしまいました。

先輩からのワンポイントアドバイス

最初は誰でも上手く仕事は出来ないものです。例え希望が通らなくて別の部署に配属をされても、境遇を嘆くばかりではいけません。出来ないから、無理だからと諦めることが一番よくない。また、面白さを見出す努力も必要なのです。その場から逃げるように次の職場に移っても、また同じことを繰り返すハメになります。どんなに小さな事でもいいですから、その職場で糧となること、楽しいことを見つけてください。どんなことでもそこにいる意味を見つければ多少はマシになります。

ネット上にはこんな記述も!

面白い仕事には、常に「挑戦」と「競争」を必要とする。そして、その見返りとして得るものは、自分自身の能力の向上と、未知の体験がもたらす高揚感である。

引用:なぜ、仕事がつまらないのか

★私は仕事に楽しさを求め過ぎて悲惨な結末に!

お仕事:事務員(派遣)
20代/女性

大学時代の就活中、特にやりたいことがなく、早く就活を終えたかったので、最初に内定をくれたドラッグストアに就職を決めました。働いてみると拘束時間の長さや、重い荷物を運ぶ肉体労働、わがままなお客さんの多さに嫌気が差し、1年で退社しました。そのころアパレル業界にとても興味があったので、すぐにアパレルショップで契約社員として再就職しました。最初はとても頑張っていたのですが、徐々に自分の思い描いていたキラキラとしたイメージと、ノルマばかり強く言われる現実のギャップにストレスを感じるようになりました。更に、店長とも反りが合わなかったので、こちらも1年程で退社しました。唯一興味のあったアパレルショップを辞めたことで、働く意欲すらもなくなり2ヶ月間ニート状態でした。現在は近所で事務として働いています。派遣社員なのでボーナスはありません。みんながボーナスでウハウハしている時、私は指をくわえてみてるだけでとても惨めです。あの時ドラッグストアを辞めていなければ、、、と心底後悔しています。あの頃の自分に言ってやりたいです。

先輩からのワンポイントアドバイス

私が何度も転職をして気づいた事は、結局、仕事は単にお金を稼ぐ手段に過ぎないということです。趣味は趣味のままに留めておくのが正解だと思います。趣味を仕事にして現実を知ってしまい、幻滅して辞めてしまったら、本当にもったいない!好きなことは休みの時に存分に楽しめば良いと思います。また、楽しい仕事を探しているようでは駄目だと思います。今与えられている仕事の中で、自分で楽しさを見つけること、これがとても大事なことだと思います。つまらないのは今の仕事ではなく、不満ばかり述べている自分自身だと思います。まずは自分の考え方を変えるように努力しましょう。

ネット上にはこんな記述も!

中途半端な状態で会社を辞めても、何も自分に残らなかっただろう。「血肉となるまで一つの仕事をやり切る」のは重要だ。そしてもう一つ「仕事のいいところに目を向けなかったら、どこに行っても一緒」という言葉も、私の中に長く残った。「理想的な会社」なんて、どこにもない。あるのは「ネガティブな自分との戦い」だけだ。

引用:私が「仕事がつまらなくて仕方がない頃」に聞いたキャリアについての話

★私は自分の優先事項を勘違いして悲惨な結末に!

お仕事:自動販売機設置の新規開拓営業(正社員)
30代/男性

前職は、ルート営業とはいうものの、自動販売機を配送するという、いわば配送業に近く単調な仕事で、将来を考えた時につまらないなと思っていました。そんな時に、同じ会社内の新規開拓営業への転籍を申し入れて、会社に了承を得たのです。そして、新規の自動販売機設置の仕事に就いたのですが・・・。実際は全く開拓出来ずに、ルート営業で行っていた頃よりも収入面も激減してしまったのです。それに、そもそも自社の取り扱い商品に興味がないため、営業するという仕事自体に楽しみが見いだせない事に気づいてしまったのです。まだ、配送の方が全然良かったと気付いたときには、後の祭りです。遅かったです。

先輩からのワンポイントアドバイス

つまらない仕事と思っていても、仕事に対して何を優先に考え、何を楽しみに考えるのかを重要にしていくべきでしょう。収入が最優先であるならば、今の仕事内容と希望の仕事の収入差をしっかりと調べるべきです。そして、本当に今の仕事以上に楽しくなるのかを調べて考えるべきです。隣の芝生は青く見えるという状態で、本当は今以下になるかもしれません。一時的な考えだけで仕事を変わるのは避けた方が良いのではないでしょうか。

ネット上にはこんな記述も!

楽しみ方:やりたいことじゃないと思っていることでも、内容を細分化していくと、やりたいと思える部分が必ず存在する。その部分に意識を集中して、やりたいことじゃないという思い込みを崩して、仕事に取り組む。

引用:嫌いな仕事が楽しくなる! 元エニックス社員が語る「仕事ドラクエ化理論」とは?

まとめ

いかがでしたか?

今回は「仕事がつまらなくて辞めたものの、今は、とても後悔してしている!」という方々に 「そのお気の毒なエピソードとその理由」について、お話を伺わせていただきました。

「誰かに相談してさえいたら、今は、やりたい仕事が出来ていたのに」
「経歴に傷がついて、職探しが難しくなってしまった」など、仕事がつまらないからと辞めてしまい、後悔している人はたくさんいますね。

是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。