「職場の人間関係がつらい。何とかしたい!」
「人間関係が上手くいってない・・・改善したい!」
自分だけなのかな?
他の人はどう思っているんだろう?と 思ったことはありませんか?
あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。
そこで、今回は「人間関係が上手くいかない!」と改善にチャレンジした方々に、「取り組む前と後で、職場の状況はどうなったのか?」について伺ってきました!
「人間関係が上手くいってない。何とかしたい!」と悩んでいる方は
是非、今回の記事を参考にしてください!
登場人物
人間関係が上手くいかないと感じていたAさん(40代/女性)
キャリアアドバイザー エス
パワハラの酷い職場。体調を崩してしまった!
今回は、「人間関係が上手くいかない!」と感じていたAさんに、お話を聞いてみようと思います。まず、お仕事について教えてください。
はい。病院で検査業務を担当していました。
人間関係でうまく行かないと感じた時、職場の人間関係はどういった状況でしたか。
規模が一番小さな分院から2番目に規模の大きい系列病院へ転勤し、勤務していった頃の話です。分院から転勤した人や他病痾からの転職者見下す雰囲気がありました。「お前なんか経験者とは認めない」「新人のつもりで働け」と言った言葉を投げかけられたり、わからないことがあって質問すると「バカじゃないの?」と言われたりしました。
パワハラが横行してたのですね。
そうですね。本院出身の人たちとの間に、明らかに大きな溝がありました。
そんな状況で、人間関係を改善するために、どうされたのですか?
夜遅くまで勉強したり、(もちろん残業記録はつけず、残業代はもらいませんでした)、どうしてもわからない時はどんな言葉を言われても「お願いします」と謙虚な姿勢で教えを乞うようにしました。同時に、同じ立場の先輩や多部署の上長に相談したりしました。
結果はどうでしたか?
「新人のつもりで働け」と言いながら、質問すると「お前は経験者だろ」と、教えてくれることはありませんでした。同じ立場のはずの先輩は、「すごく辛いけど、全て我慢して言われた通りにしないと、ここにいられなくなるよ」と言われ、なんの解決にもなりませんでした。共感はしてくれても守ったり庇ったりしてくれる人もおらず、最終的には体を壊して退職しました。
それは大変でしたね。
あまりに酷い差別だったので、言われた内容などは全て記録をとっておいたため、辞める前に人事と労働基準監督署に訴え、改善と謝罪を求めました。実際に改善されたかどうかはわかりませんが、謝罪だけは得ることが出来ました。が、本心ではなくとりあえず謝っておいた、という感じだったので、未だに釈然とはしません。その後は結婚したこともあり、クリニックや検診のパートの仕事をしてきましたが、どこも人間関係は良好です。退職して正解だったと思います。
それは何よりです。Aさん、ありがとうございました!
「人間関係が上手くいかない!」先輩のリアル奮闘記!
Aさんは、パワハラと差別が横行している職場で、なんとか改善を試みましたが、最終的には体調を崩して退職に至ったとのことでした。
他にも、今回は「人間関係が上手くいかない!」と改善にチャレンジした方々に、「取り組む前と後で、職場の状況はどうなったのか?」について教えて頂きました!
Aさん以外の先輩たちのエピソード、是非、ご覧ください!
★教育・研究業界の職員(40代/女性)
職場の事務員の方が横柄な態度で、事務連絡などは直接話しかけてこなくてメールなどで送られてきました。返事が遅いと遠回しに嫌味を言われたり、苦手意識は大きかったです。また、その事務員さんが入社されてから、職場の空気も殺伐とした感じになりました(例えば、タイプする指の音がやたらと大きく、近くにいると疲れます)
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
メールでのコミュニケーションのみならず、出来るだけ直接話しをするように心がけました。こちらの返信が遅いと執拗にメールを再送してきたり、別件で更なるメールが届いたりということもたまにありましたが、こちらもその方だけに関わっているわけではないので、あまり気にせず、流すようにしてました。
取り組んだ結果:現状維持
事務員さんの横柄な態度や、メールなどへの返信がすぐないことに対するイライラな感じは変わっていません。その方の問題かと思いあまり考えないことにしています。仕事に支障が出ない範囲でコミュニケーションを維持し、不必要に近づかないよう適度な距離を保つように意識しています。
ネット上にはこんな記述も!
一つ目に挙げた、性格が暗い、威張る、怒りっぽい、人をバカにする、いい格好をする、自己中心的、ワガママなど、本人の性格に起因する問題がある上司に対しては、「自分だけが被害者ではない」という認識を抱き、ある程度受け入れ、冷静に対処することが必要不可欠です。そういう上司を必要以上に相手をしたり、「上司に恵まれないから、自分は仕事がうまくいかない」と思い、仕事に対して不誠実になるのでは、都合のいい口実を与えてしまうようなもの。叱責(しっせき)された場合にも、「おっしゃる通りですね」などと言って受け流し、自分の仕事を粛々と行うべきなのです。
引用:【上司操縦力】苦手な上司とうまく付き合う4つの心得(古川裕倫)
★医療業界の技術職(20代/男性)
私が上司のためにと思って行った行動に対して、上司が「私の仕事をわざわざやらないで」と言ってきました。私は申し訳ない気持ちになりましたが、でも、やってくれた事に対してまずは感謝の言葉を言うべきではないのかと思いました。
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
その上司の仕事を手伝う時には、やる前に手伝っても良いかどうかを問うことにしました。このように1回問いかけることで、その上司は私が手伝っても文句を言うことがなくなりました。また、その上司が期限が悪い時には声をかけないようにしました。
取り組んだ結果:改善した
その後は手伝ってくれた事に対して、ありがとうという感謝の言葉を行ってくれるようになりました。また、その上司の機嫌が悪い時と良い時の見分けが付くようになり、現在では円滑に業務をこなす事ができるようになりました。
ネット上にはこんな記述も!
言葉の意味を考えれば考えるほど、気持ちは落ち込んでしまいます。考えるだけ時間の無駄になってしまうので、気にしないようにしたいですね。
引用:◯◯でストレス解消!人間関係のストレスを上手に解消する方法
★総合商社の受付(30代/女性)
受付体制が3人ということもありどうしても2人と1人になりうまくいきませんでした。そしてベテランの1人が協力するタイプではなく支持するだけして自分はベテランだからと仕事を全然してくれませんでした。電話がきても他2人がでて来客がきても自分から接客せずにいたので3人の人間関係はとても悪くずっと3人で座って受付の仕事をするのでつらくて仕方ありませんでした。
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
仕事をなぜしてくれないのかというオーラをだすとさらに関係が気まずくなりそうだったので、もうこの人は仕事をしないんだと割り切って諦めることで関係をなんとかたもてていたと思います。諦めてからは、話しかけられても嫌な顔せずなんの気持ちも持たずに話すことでストレスは少しは減ったように思います。
取り組んだ結果:改善せず(退職した)
こちらが改善しようと我慢を続けて頑張っていましたが、接客業なのもあり気持ちよくて仕事をできる環境でないといい接客ができないと思い退職しました。気疲れやストレスで湿疹も身体中にでてしまい心身共に休ませたくて辞めました。そして人間関係に疲れてしまったので1人体制の受付を探してはじめたところ、本当にいい仕事ができるようになり前職をやめて本当によかったなと思いました。
ネット上にはこんな記述も!
今の会社を辞めたからといって、すぐに希望に合う会社が見つかるわけではないので、仕事を続けながら情報を集めるのが良いでしょう。あなたの希望条件がそのマーケットの中で適正なものなのか?という問題もありますね。ご自身の市場価値を測るためにも、先輩社員の話を聞いたり、エージェントを活用しながら転職活動をしてみることをお薦めします。
★アパレル業界の営業(30代/女性)
現在2人の子どもを育てながら正社員として時短勤務をしています。その中でやはり特別な就労形態をとったいることが同性の人から少し風当たりが強いと感じています。時短勤務の女性が何人かいるのですが、時短の人というくくりで見られ、どうせ早く帰るからというような言われ方をすることもあります。
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
やはり時短勤務でも決められた時間の中でしっかり仕事をこなすということが大切だと思います。就労形態は会社でのルールにのっとって勤務しているのでそこは気にしないようにしています。その代わりしっかりと与えられた仕事をこなし自分なりに周りに気を使って行くことによって自信が持てるようになりました。
取り組んだ結果:現状維持
現状維持となっていますが、今後もこれを続けていくことによって、自分の仕事に文句を言われることはないと思います。また私も自分都合で考えるのではなくいろんな立場から物事をかんがえていきたいとおもいます。
ネット上にはこんな記述も!
あなたが上司の「ここがダメだ」というのが見えるということは、あなたにはとってはそれが強みです。ですから、まずはその上司の弱みをフォローし、できればその仕事を取って自分ものものにしてみてはいかがでしょうか。
★建築業界の専門コンサルタント(30代/女性)
複数の人の業務を処理する事務を担当していました。もともと人間関係は良好だったと思います。一人の上司にあたる人に一方的に高圧的に相当量の業務を与えられました。残業、休日出勤ともに超過する状況になりました。気難しい存在の上司だったため、周囲の人が遠慮し私に仕事を頼まなくなりました。
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
日々は笑顔で過ごすよう心掛け、その他の上司や同僚などと会話をする時間を持つようにしました。忙しくとも笑顔を欠かさないことで周囲からの評価は上がりました。また、自分から声をかけることによって、周囲からも忙しくないか、大丈夫か、など声をかけてもらうことができました。
取り組んだ結果:改善せず(退職した)
高圧的な上司からの無理な依頼等について、別の上司に相談をし、直接的に注意をしてもらい、協議の場を設けるなど、社内でも改善策を行ってくれました。仕事量を見た目では減らすなどもありましたが、今度は言葉による嫌がらせが増えました。私からの相談をきっかけに、その他の人物との関係は良好ではありましたが、やはりその上司との関係の改善ができず、退職に至りました。退職後のほうが気も楽になりよかったと思います。
★人事部門アウトソーシング会社の事務職(40代/女性)
労働者300人のうち9割が派遣社員の会社に正社員として中途採用されました。男性が10人弱しかおらず、女の世界で一度嫌われると取り返しがつかない、村のような世界でした。私は有資格者であることをねたまれ、先輩社員から嫌われてしまい、チームから孤立化するように仕組まれ、チーム内に席もおいてもらえない状況にされました。
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
チームから孤立したままでは仕事もしずらいので、まずはその先輩社員とコミュニケーションをとろうと自分から話しかけたりしましたが、完全に無視され続けたので、実働部隊の派遣社員、契約社員とコミュニケーションをとるようにしました。
取り組んだ結果:改善したが…その後退職
結果、ランチを同席させてもらうようになり、仕事で困った時も分からない事を教えあうことができるようになり、チームに馴染むことができました。ところが先輩社員はあらぬ事実を上司に伝え、上司は一方的に私を叱責するので、最終的には転職を決めて退職しました。
ネット上にはこんな記述も!
一人で悩んでいるとどうしても感情的になり、冷静な判断ができなくなるものです。人に話をすることで、ストレスが軽減されたり、抱え込んでいた悩みが解決することもあります。信頼できる第三者の意見を聞き、気持ちを整理してみましょう。先輩や同僚に相談してみると、「私も同じことで悩んだよ」という答えが返ってくるかもしれません。
引用:「職場の人間関係に疲れた……」会社を辞めたいと思ったら、まず最初にやるべきこと
★保育業界の保育士(副担任)(20代/男性)
教材が足りなかった、プリントの数が足りなかったなど、何かあると必ず副担任の私のせいにされていました。それを担任は他の先生に話すので、他の先生方の目線が痛かったです。嫌な仕事などはいつも押し付けられていました。
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
女性ばかりの世界で、何を言っても変わらないと思っていたので、とにかく真面目に、自分ができることを一生懸命やりました。他の人がやりたがらない仕事も積極的やりました。後は、あいさつなど今まで以上に自分からしてました。
取り組んだ結果:改善した
担任の先生は相変わらずでしたが、他の先生方の接し方が変わりました。他の先生方は、私がいやいや仕事をしている、手を抜いていると話を聞いて思っていたそうですが、私の働きをみて担任の先生が嘘をついているとわかったようです。今では、私が今までやってた仕事を他の先生が手伝ってくれるようになりました。
ネット上にはこんな記述も!
違う価値観を持った人を許容できるようになることが望ましいのですが、自分の許容範囲は他人には見えないし、他人の許容範囲も見えません。だからこそ自分の許容範囲を広げる努力をし、かつ人によって境界線を変えてはいけません。
引用:「怒り」をモチベーションにできるアンガーマネジメントを学ぼう
★食品業界の事務(20代/女性)
職場は人が少なく、静かな雰囲気でやっていて心地よかったです。私自身、職場の人とは必要以上に関わり合いを持ちたくないタイプなのですが、過剰にコミュニケーションをとろうとしてする同僚がいて、価値観の違いから鬱陶しく感じていました。
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
私はその過剰なコミュニケーションをとってくる同僚に、あまり反応を示さないようにしました。あえて素っ気なくするというか、話を盛り上げないように返事をするよう心がけました。向こうにこれ以上歩み寄って欲しくないと考えたからです。
取り組んだ結果:改善した
実践した結果、向こうが諦めたようで、最近はほとんど事務的なことしか話しません。日常的にあるささやかな会話くらいで、どこそこに行こうだとか込み入ったことを聞かれることがなくなりました。実践してみて良かったです。晴れ晴れとした気持ちです。今後もこの関係を続けていきたいと思います。
ネット上にはこんな記述も!
仕事をしていると、時には壁にぶち当たったり、困難な状況に陥ったりすることもあります。そんなときに諦めず前を向けるかどうかは、仕事にどれだけやりがいを感じられるかにかかっているのではないでしょうか。給料や周りからの評価といった点はもちろん大事ですが、そのほかに自分の軸となるやりがいを感じられていれば、モチベーションを維持できるはずです。なるべく長く働き続けられるよう、仕事のやりがいについて深く考えておくことをおすすめします。
引用:仕事のやりがいとは?長く仕事を続けるためのモチベーション維持方法
★建設業 事務(30代/女性)
気分屋の上司の顔色を伺いながらわからない業務について聞いたり、同僚は非常に細かい人でやりにくと日々感じていました。独身の気分屋上司だった為、常に機嫌を確認して業務を行いました。同僚もそんな上司が嫌いでしたが、細かく指示してくる同僚のことも嫌いでした。
職場の人間関係を改善するために何をしましたか?
割りきって業務に励んだ。上司との関係は私が機嫌を確認してご機嫌取りをすれば良かったので、割りきって業務に励みました。同僚については、ランチに誘われたりと実際断りたかったですが、あからさまな態度を取らないように気をつかい、割りきって生活しました。
取り組んだ結果:改善せず(退職した)
もう辞めようと思っていたので、旦那の転勤を機会にやめることができました。またこっちに戻ってきたら雇うからねと言われましたが、その場ではお願いしますと言いましたが、絶対に戻らないと心の中では叫び退職しました。
ネット上にはこんな記述も!
仕事がうまくいかないときは、負の連鎖に陥ってしまいがちです。そうならないためにも、まずは引きずることをやめましょう。悩むことと考える事はことです。失敗に思いを巡らせているのであれば、気持ちを断ち切り、解決に向けて考える方向へシフトしましょう。
引用:仕事がうまくいかない……失敗・ミスが増えたときの対処法4つ
まとめ
いかがでしたか?
今回は「人間関係が上手くいかない!」と改善にチャレンジした方々に、「取り組む前と後で、職場の状況はどうなったのか?」について、お話を伺わせていただきました。
「チームから孤立して辛かった」
「コミュニケーションは最低限に。淡々と仕事をこなすしかないと諦めた」といった事例がありましたね。
是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。
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