ベンチャー企業への転職を成功させて、人生を変えるコツとは?

「ベンチャー人転職したいけど、ホントのとこどうなのだろう?」
「新しい会社だから、社風は風通しが良いのかな??」
という心配をした経験はありませんか?

この悩みを解決すべく
「ベンチャーに転職して成功した」方々に
「成功のコツ」について伺ったり
各メディアで紹介されているアドバイスをまとめてみました。

「ベンチャーに転職して、伸び伸び働きたい!」という方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物

 システムエンジニアで、ベンチャーに転職して成功したKさん

先輩データ
1、性別/年代:男性/20代
2、現職:システムエンジニア
3、前職:システムエンジニア
  キャリアアドバイザーエス

事例1、人生の大きなターニングポイントだから、新しい家族を選ぶくらいの気持ちで臨んだ

 本日は、システムエンジニアで、ベンチャーの転職に成功したKさんにお越しいただきました。Kさん、ありがとうございます。
ベンチャー企業の転職して成功だったと思うエピソードを教えてください

 私がベンチャー企業で感じたのは、役員との距離が近いということです。
そこには大手では難しい、小中規模のベンチャー企業ならでは大きなメリットがいくつかあります。

大手企業にはないメリットというと具体的には何でしょうか?

 まずは何といっても、自分の仕事ぶりをよく見てもらえることです。私は前職での年功序列の不当な評価に不満をもち、転職を決意しました。思惑通り、現在の会社では正当な評価に見合った報酬を頂いています。
次に、意見を伝えられることです。経営の主権を握っている役員とも例外なく近い距離で接することができるため、私のような新入社員の声にもしっかりと耳を傾けてくれます。時には、意見が社内の制度に反映されることもありました。
そして、自分の人となりを知ってもらえることもメリットの1つと言えるのではないでしょうか。一緒に仕事をやっていく上で、やはりお互いに気持ちの良い関係を築けるのがベストです。それは縦の繋がりでも同じで、距離が近いからこそ、仕事面以外の「私はこんな人間です。」をよく知ってもらえます。

 なるほど、仕事以外の面も理解してもらえるのは、仕事もやりやすいですよね。

 はい、企業という組織である以上、人と人との繋がりは大前提にあります。その上で役職や立場という垣根を越えて接することができるのは大きなメリットであると私は考えます。

 Kさんが、ベンチャー企業への転職に成功したのはなぜだと思いますか?

 私が成功した理由は、人をしっかり見たからであると考えています。
面接で自分が見られているように、転職者も企業というぼんやりとした全体像だけでなく、その中にいる人を見るべきです。広告媒体から自分に合った条件の会社を選ぶことはもちろん大事ですが、もっと大事なのはその後です。

 なるほど、広告は良いことしか書いていない場合が多いですよね。

 はい。ただし、人を見るとはいっても機会は限られています。私の場合も例外ではなく、とにかく面接でしっかり話をしました。願わくば早く終わらせてしまいたいものかもしれませんが、こちらからも積極的に相手のことを引き出すよう意識しました。

 面接は、お互いにとって一期一会ですから、その時に「食らいつく」というのは双方にとってメリットがありますね。
このようなKさんの成功を踏まえ、これからベンチャー企業へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします。

 転職者は企業に選ばれるだけの一方的な位置づけではありません。人生の大きなターニングポイントなのですから、新しい家族を選ぶくらいの気持ちで臨んでも大袈裟ではないと思っています。給与や休日だけではなく、自分が組織の中で気持ちよく生活≒仕事できるかどうかという視点ももっていけるとよいです。

 Kさん、ありがとうございました。ではココからは他の「ベンチャー企業に転職して成功した方々」の事例をご紹介します。

事例2、落とされないようにするのではなく、落としてもらうつもりで、色々聞くと案外居心地の良い会社が見つかった

先輩データ
1、性別/年代:女性/20代
2、現職:ITの人材会社の営業事務
3、前職:ビルメンテナンスの事務

ベンチャー企業の転職して成功だったと思うエピソードを教えてください

社内の決まりがなく、日本人が2人しかいなくて、外国人と一緒に仕事をしてとても楽しい。休みも自由で仕事が終わればいつでも帰れる自由があるところです。場所問わず仕事が出来るところや、成果あげれば、何やっても文句を言われる事がないので、人間関係が凄く楽です。
出勤時間もあまり規則がないので、仕事の量に合わせて出勤時間を自分で調整できるところが自分に合った。

ベンチャー企業への転職に成功したのはなぜだと思いますか?

偏見を持たずに、とりあえず受けてみると、人材会社の負のイメージだったリ、仕事の中で嫌な事も外見で決めないで、面接を受けて不安に思っていることを質問したリすると負のイメージが消えると思います。
わからない事や給料や、条件など、その場で、交渉するだけで、会社の色がわかると思います。
落とさないようにするのではなく、落としてもらうつもりで、色々聞くと案外居心地の良い会社が見つかリました。成功の秘訣だと思います。

ご自身の成功を踏まえ、これからベンチャー企業へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします

ベンチャー企業も様々で、仕事の中身や、働き方も色々ある中で、自分に合うところを探すのは、自分自身も本音で言うと、ベンチャーは意外と心が広いので、聴いてくれます。飾らないで、相手の話しに耳を傾けて、面接するだけ、見方が変わると思います。
朝起きれないから出勤時間を変えて欲しいとか、自分で条件を相手に伝えて飲み込んでくれる企業は意外と多いです。なので、企業の条件に合わせないで、自分の条件を合わせてくれる企業にすると働きやすい環境で働けると思います。

ネット上で紹介されているアドバイス

面接の最後に「何か質問はありますか」と応募者に逆質問を促してくれることがあります。この機会をうまく利用し、「働くうえで重視していること」がその企業にはあるかを確かめる質問をしておきましょう。

例えば、
「一日の仕事の流れを教えていただけますでしょうか?」
「配属予定のチームの人数や、構成を教えてください」
といった質問で、仕事についてより具体的に理解することができ、イメージとのギャップを埋めていくことができるはずです。

また、
「今後○○分野のスキルを高めたいと考えているのですが、御社への貢献につながりますでしょうか?」
「御社に入社するまでに、私が身に付けておいたほうが良いスキルや知識はありますでしょうか?」
と、その企業で重視される業務スキルについて聞き、自分が重視しているものと合うかを確かめましょう。

事例3、経験者だった、若かった、専門的な国家資格や資格を持っていた、入社試験の点数が比較的良かった

先輩データ
1、性別/年代:女性/20代
2、現職:SE、プログラマー
3、前職:SE、プログラマー

ベンチャー企業の転職して成功だったと思うエピソードを教えてください

社長が古い考え方にとらわれず、良いと思うアイディアはどんどん取り入れるといったスタイルの方で、とても魅力的な人でした。また比較的小さい会社だったので、色々なプロジェクトに参加させてもらえ、多くの経験を積むことができました。

ベンチャー企業への転職に成功したのはなぜだと思いますか?

経験者だったこと、若かったことが成功した理由かもしれません。また私は前職を退職した理由が、会社の倒産だったので自分に原因があった訳ではなかったのも良かったのかもしれません。専門的な国家資格や資格を持っていたのも好印象だったと思います。入社試験の点数が比較的良かったのも決めてだったと、後になって上司から聞きました。

ご自身の成功を踏まえ、これからベンチャー企業へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします

保守的な会社と違って、私の勤めていた会社も自由な社風でした。出社の服装も自由でしたし、残業になった時の軽食も社長がラウンジに用意しておいてくれたりもしました。社長や上司との距離感が近いというのが私の印象です。しかしベンチャー企業は勢いがありますが、事業が失敗するリスクもあるということを忘れないで欲しいです。

ネット上で紹介されているアドバイス

社員数が多くても少なくても自分と関わる人間の数はたいして変わりません。大きく異なるのは一人ひとりの責任の大きさ、自由度の高さです。

事例4、攻める姿勢を持ち続けたことが大きい

先輩データ
1、性別/年代:男性/30代
2、現職:アパレルメーカー営業
3、前職:小売店・販売員

ベンチャー企業の転職して成功だったと思うエピソードを教えてください

規模が小さいが故に自分の一人の役割が大きいというところ。以前は大手企業に勤めていましたが、ひとつのコマという感じしかなかった。

ベンチャー企業への転職に成功したのはなぜだと思いますか?

前職の大手企業では大きな枠組みの中のひとつという感じしかしませんでした。その中で成果をだしても自分がピックアップされることはほとんどありませんでした。自分はもっとやれるという自信と、企業に守られない部分でのPDCAをしっかりと回し、自分の能力を磨き続けた成果だと思っています。攻める姿勢を持ち続けたことが大きいと思います。

ご自身の成功を踏まえ、これからベンチャー企業へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします

こんな時勢ですがなんだかんだ大手企業の方が守られていると思います。中小零細は潰れるリスクの大いにあります。でもゼロリスクなんてありえません。いつまでも勉強し続ける姿勢と攻める姿勢を持っていれば生き抜いていけると思います。

事例5、ベンチャー企業では、会社をよくするために自らどんどん動けるタイプが成功する

先輩データ
1、性別/年代:女性/40代
2、現職:医療系コンサルティング会社でのイベントプランニング
3、前職:派遣社員

ベンチャー企業の転職して成功だったと思うエピソードを教えてください

自分をどのようにでもアピールすることができ、信頼を勝ち取れば、自分の思うように仕事を進めることができるようになると思いまます。例えば、私が入社した時には全く仕事のできない上司がいて、上司に代わってどんどん仕事をこなしていくうちに、社長から上司ではなく、直接私に仕事がふられるようになり、自分の裁量で仕事を進めることができるようになりました。

ベンチャー企業への転職に成功したのはなぜだと思いますか?

自分に割り振られた仕事だけでなく、範囲外であっても常に全体を見ることができ、何をしなければならないか考えながら仕事を進めていくことで、周りからの信頼を得て仕事を任されるようになったのだと思います。上司がたまたまできない人だったということもありますが、小規模ベンチャーでは社長から信頼を得ることが成功につながると思います。

ご自身の成功を踏まえ、これからベンチャー企業へ転職しようと思っている方へアドバイスお願いします

大手企業では自分の仕事以外に顔を突っ込むとよく思われないことも多いですが、ベンチャー企業では、会社をよくするために自らどんどん動けるタイプが成功するのだと思います。自分はこれしかできないというのではなく、様々なことにチャレンジし、これまでの経験をうまく生かしていけるタイプの人であれば、すぐに評価され、面白い仕事ができると思います。

ネット上で紹介されているアドバイス

ベンチャー企業への転職を成功させるには?

⑴主体的に物事に取り組む姿勢があり、入社後チャレンジしてみたいことがある
⑵自分のキャリアプランを持っている
⑶志望先の経営者とどのように働きたいか考えている

まとめ

いかがでしたか?

今回は「ベンチャーに転職して成功した」方々に「成功のコツ」について、お話を伺わせていただきました。

「ベンチャー企業は、経営者も役員も社員もお互い同士なので、大切なパートナーや家族を選ぶ感覚が必要」
「安売りしないで、自分の要望をぶつける」など、是非、自分のキャリアや転職につなげて考えてみてくださいね!