「転職活動に疲れてしまった。」
「不採用が続き、やる気でなくなってきた」
自分だけなのかな?
他の人はどう思っているんだろう?と 思ったことはありませんか?
あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。
そこで、今回は「転職に対してやる気がでなかった時期を乗り越え、転職に成功した」という方々に、「やる気が出なくなった理由と、どうやって乗り越えたのか?」について伺ってきました!
「何としてでも転職を成功させたい!でも、やる気が出ない…」と悩んでいる方は
是非、今回の記事を参考にしてください!
登場人物
転職活動をやり切ったAさん(20代/女性)
キャリアアドバイザー エス
やりたい仕事は何か?自分を見つめ直した!
今回は、やる気が出ない時期を乗り越え、転職に成功したAさんに、お話を聞いてみようと思います。まず、お仕事について教えてください。
はい。今は、営業事務をしています。
どうして、「やる気が出ない」状況に陥ったのでしょうか?
不採用続きで気が滅入ったのがきっかけです。応募した会社を8回連続で落ち、そのたびに返事を待っていて時間もかかりますし、周りからの焦らせるような言葉の数々で嫌になってしまいました。
その状態をどう乗り切ったのでしょうか?
正直落ちまくっていたので、もうどうでもいいや!という気持ちがあり、条件を無視して、とにかく受けまくってしまいました。でも、「なんでもいい」という探し方は、書類も上手く書けないし、面接でも話せません。そこで、初心に立ち返り、自分のやりたい仕事を改めて考え、自分が本当に働きたいと心から思えるような仕事を探しました。そうやって軸がしっかりすると、迷う心がうすれてきました。
なるほど。では最後に、転職活動のやる気が出ない人へのアドバイスをお願いします。
転職活動をしているとどうしてもネガティブになりやすいですし、結構心痛む出来事が多くて焦りますよね。ただ自分自身のことなので、これから先自分がどのように生きていきたいのかなどを見極めたうえで受けていくのがいいと思います。息詰ったときは休憩も大事ですし時には吹っ切れることも大事だと思います。モチベーションが下がる前にストレス発散をした方がいいと思います。
Aさん、ありがとうございました!
やる気でない時期を乗り越え、転職した先輩の体験談!
Aさんは、立て続けに不採用が続いたことで、自暴自棄になって、手あたり次第に応募するようになってしまいました。しかし、初心に立ち返り、自分を見つめ直したことで、モチベーションが上がって、希望の職場への転職を達成されました。
他にも、「転職活動に対してやる気がでない時期を、何とかして乗り越えた!」という経験がある方々に、「やる気が出なかった原因とその時期の乗り越え方」について教えて頂きました!
Aさん以外の先輩たちのエピソード、是非、ご覧ください!
★心も身体もリフレッシュさせた!
- 以前のお仕事:卸売業 営業事務
- 転職後のお仕事:教育業 一般事務
- やる気が出なかった理由:前の会社がブラックで、次も同じかも?と不安になった
小さい子供のがおり、残業ができない、土日祝は休みたいなどという厳しい条件の中でようやく就職した職場でひどいパワハラを受けました。しばらくそこで働きましたが、あまりの横暴さに長く続けていくことが難しいと感じ、早めの転職活動を決意しました。早く今の職場と決別はしたかったのですが、次の職場も同じようにパワハラだったらどうしよう?次の職場も変な所だったらどうしよう?と考えるとなかなか勇気が出ず、求人票を見ていい条件のところがあっても、なかなか応募することができませんでした。また、ようやく面接に行っても、今の職場を辞めたい理由を聞かれたときにうまく答えることができず、へこみました。いつまでも今の悪い環境から抜け出せないことに焦りや不安が大きく、本当に毎日仕事に行くのも、就職活動をすることもいやになってしまって、家に閉じこもりたい衝動に駆られていました。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
在職しながらの転職活動に限界を感じ、思い切って勤めていた会社を辞めました。そして1ヶ月くらいは転職活動をせずに、のんびりしました。そうしているうちに、心も体も元気になり、また前向きに「就職活動をしよう!」と思えるところまで復活しました。自分の中で割り切ってハローワークなどでも「パワハラがひどい会社だったのでやめたんですよ!」と言えるようになり、そのことでハローワークの担当者が親身になって相談に乗ってくれるようになりました。毎日怒鳴られ、ひどいパワハラをうけていたことで、心身ともに弱っており、気分が暗くなっていました。こんな表情で面接をいくらうけても「受かるわけない!」と気が付いて思い切って仕事を辞め、お休みをしました。収入的には痛かったですが、結果的にそれで自分らしさを取り戻せたと思います。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
就職活動を続けていくパワーやモチベーションを維持していくことは本当に大変なことです。でも、暗い表情で影をしょって面接にいっても、そんな人を企業さんは雇いたいとは思っていません。もし「疲れたな、笑顔がうまくつくれなくなっちゃったな」と感じた時は、少しでもいいのでリフレッシュする時間を作ってみることをおすすめします。「今までの面接は練習だったんだ!明日からが本番!」と気持ちを仕切り直して、新たな気持ちで自分らしく就職活動を再スタートさせてみてくださいね!
★何事も前向きに捉えるようにした!
- 以前のお仕事:家電修理会社の一般事務
- 転職後のお仕事:自動販売機メンテナンスの営業事務
- やる気が出なかった理由:幼い子供を持つハンデを思い知らされた
そもそも希望にあった求人がないことで焦り、せっかく見つけた求人でも面接で落とされ、小さな子供がいる母親は正社員で働くことができないのかと悔しくなりました。子供が小さいことで、面接の段階で休みや早退を不安視され、自分自身のことよりもその話ばかりでした。保育園は親が仕事をしていることが条件なので、なかなか決まらないことで保育園を出されてしまわないか心配だったのと、先生方からの「お仕事決まりそう?」という言葉がプレッシャーになり、焦ったり「どうにでもなれ!」という気持ちになったり、精神的に不安定でした。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
時間があるので子供を保育園に預ける時間を短くして、子供と遊んで過ごしていました。「この子のため」と思って気持ちを強く持ち直したり、マッサージやエステに行ってリフレッシュしたり、前向きに考えられるようにがんばりました。仕事をしていない今だからこそできることを徹底的に楽しんで、また明日も頑張ろうと思えるように日々を前向きに過ごせるようにしました。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
書類選考や面接で落ち続けると「自分がはいれる会社なんてないんじゃないか」とネガティブに考えてしまうかもしれません。それでも必要としてくれる会社や縁のある会社は絶対にあるので、長期戦覚悟で頑張って欲しいです。早く就職したいと思っても、条件が合わなくてもとりあえず受けたり、会社側からの無理な条件を飲んだりするのはやめましょう。これから先長く勤めていく会社なので、あまりにも条件が合わないと今度は働く上でストレスや無理が生じてしまいます。経済的な問題もあると思いますが、できるだけ条件は大きく曲げず、「今はまだ出会っていない、自分に合った会社」を長い目で見て探してください。
★やるしかない、そう割り切った!
- 以前のお仕事:教育関連
- 転職後のお仕事:福祉業界の介護スタッフ
- やる気が出なかった理由:これといった求人が無い
無資格の自分に出来る仕事が介護業界と分かっていましたが、なかなか良い求人が見つからずにモチベーションが下がりました。多くの求人を見てきましたが、現状の生活を維持できるだけの給与面が無い事が特にモチベーションの下がる要因でした。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
とにかく割り切った。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
転職活動とは、より良い環境で働きたいと言う気持ちが大前提ではあると思いますが、現実には、高待遇で雇用してもらえる企業は少ないです。そのため、少しは妥協して、業務内容や、勤務時間などを重視した方が良いかも知れません。給与面は、将来的なビジョンで考えていく事が大切だと思いますので、その他の手当てで補填していきましょう。
★好きなことをして自分を奮い立たせた!
- 以前のお仕事:不動産コンサルの営業事務
- 転職後のお仕事:警備コンサル業の一般事務
- やる気が出なかった理由:転職活動が長期化した
希望業種の会社に受からなくて、思ったより転職活動が長期化したことで、自分自身に自信がなくなり社会から必要とされていないと、ネガティブな思考に陥りました。このまま転職が上手くいかないことで、社会からおいて行かれるのではと不安の中にいました。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
明るい気持ちになれる映画を見ることで、気持ちを前向きに持っていきました。映画が好きなので、気分転換に映画をみました。いつもは恋愛ものの映画をみることが多いのですが、自分を奮い立たせるためにいつもとは違う映画をみました。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
転職活動の渦中にいるときは、不安と孤独に陥りつらい日々が続いていると思います。長期化するとモチベーションを保つのが難しくなりますが、時には自分の好きなことを思いっきりすることで、思考が前向きになり、やる気が出てくる場合もあります。根を詰めすぎずに、息抜きをしながら上手く転職活動を乗り切ってください。
★なぜ転職するのか?スタンスを再確認した!
- 以前のお仕事:人材業界営業
- 転職後のお仕事:建設業界事務
- やる気が出なかった理由:給与面等に不安があった
第二新卒枠だったので、書類で落とされることがほとんどでした。また、転職しても今のお給料と変わらないか同じくらいだということもネックでした。スカウトメールが来ても、ブラック企業なんじゃないかなと疑ってかかってしまい、スカウト企業の面接もなかなか行けませんでした。このまま次の職につけないんじゃないか?誰からも必要とされてないのかな?など、マイナスのことばかり考えてしまっていました。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
もう一度自分がこれから先何をしていきたいのかをまとめて、なぜ転職活動をしているのかということをはっきりさせました。そして、リフレッシュの時間も大切にしました。人間的に明確なビジョンがあって、その上で会社に貢献したいという意思を伝えることが大切だと考えたからです。リフレッシュの時間は、一旦なにも考えない時間を設けてオンオフをはっきりさせるためです。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
次の転職先が見つからないからと言ってやる気が出ないまま続けててもまた辞めるということになりかねません。まず、どうして転職を決めたのか、将来どうなりたいのか、会社でどんなことに貢献していきたいのかはっきりさせて転職活動をされてみてください。
たまにはリフレッシュの時間も忘れず友人や家族の方に相談してみてもいいと思います。
★とことん寝て、遊んで、気持ちをリセットした!
- 以前のお仕事:建築系事務員
- 転職後のお仕事:電気工事系事務員
- やる気が出なかった理由:仕事との掛け持ちで疲れ果てた
前職の仕事がハードで、転職活動をするのが仕事が終わって家に帰り、ご飯やお風呂に入った後の早くても22時以降。早く決めたいという気持ちもありましたが、転職活動の時間をあまり割けず、今の自分の事でいっぱいいっぱいという気持ちで本当に疲れてしまって、フッと電池が切れたみたいに、一気にやる気が無くなってしまった事がありました。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
確かそのスランプが水曜日くらいにもぅダメだー!と思った時期がきて、今週はお休みしよう!!と自分の中で決めて仕事から帰ったら何もせずにすぐに寝る!好きなテレビをみたり、思いっきりだらけた生活をする!と決めてダラダラしてたら、やっぱりやらなきゃ!という気持ちになりました!!本当に、もぅ転職なんていいや!という気持ちとでもやっぱり、、、、という気持ちですごく揺れていたので、一回頭の中を、リセットするためにそうしました。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
転職活動ってそんなに何回もすることじゃないので本当に疲れるし、分からない事も多くて嫌になりますよね!いっぱいいっぱいになったら一旦休憩!転職できたらラッキー!!くらいに考えてみて転職を楽しんでみてください!!実際、自分が思ってる様な転職が成功したらラッキーです!!できない事を責めるより、ちょっと挑戦してみよう!と考えて楽しんで転職活動をしてみてください!!
★吹っ切れるまで現実逃避した!
- 以前のお仕事:コンビニスタッフ
- 転職後のお仕事:歯科助手
- やる気が出なかった理由:シングルマザーにはハードルが高すぎた
年齢って所が一番多い要因だが、シングルマザーなので、いろんな縛りがありすぎた。ハローワークで仕事探しをしていたのですが、トライアル雇用の年齢を超えてしまって、何かと初心者では面接までたどり着けなかった。育児もあるので、どうしても昼間の勤務で収めたく、そんな条件で探していたら全く仕事ないし、ハローワークの人に、紹介しても受からんよ。ってな顔を何度もされて、一時期、ハローワークが怖かった。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
引きこもり、一日中、大好きなゲームをしたりと現実を見なかった。でもそんな事してるとお金は無くなってしまうので、100均で購入した履歴書の10枚すべてを書いて、これを使い10件すべてに落ちたら違う人生歩もう!と決めて履歴書を書きまくった。不採用になるたびに返ってくる履歴書が怖くなってきて、逆にたくさんあれば一枚や二枚増えても、減っても気にならなくなった。しかも10枚かくと、半分は返ってくなくてもいいから、今まで受けたことのない職種にも、恐れることなく面接に行けた。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
不採用が続くと、自分の何が悪かったのか。と思い始めて、自分自身を攻めてしまうでしょう。それが尾を引いて、次の面接では異様なほどの緊張感で、面接官の顔も怖くて見れなくなるし、胃が痛くなることもあると思います。とりあえず、履歴書を書きまくって、これすべて使い切ってやる。ってぐらい気楽なゲーム感覚で面接に行ってみたら、意外にリラックスして面接を受けることができますよ。次もあるから、ここは練習さ。ぐらいの気持ちで。心に余裕がある方が、就活では失敗しないと思います。就活なんて当たって砕けてるのは、みんなです。一人じゃないですよ。
★無理やりにでも自分を鼓舞した!
- 以前のお仕事:娯楽業の営業
- 転職後のお仕事:娯楽業の事務
- やる気が出なかった理由:面接で落ちてばかりだった
そんなに簡単に転職が決まるとも思っていませんでしたが、面接で落ちてばかりで自分はダメな奴だと自己嫌悪に陥ったりして本当に嫌になりました。無職の期間は社会から必要とされていない感じが精神的に辛かったです。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
とにかく書類を応募し面接にトライしていくことでしか転職はできないので、無理やりにでも自分を鼓舞してがんばりました。落ち込んでいてもしょうがないし、とにかくトライしないといけないと思っていたので。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
おそらく同じ境遇の人みんなが同じことで悩んでいると思います。仕事をしたい気持ちはあるのにも関わらずなかなか仕事が決まらない焦りもあると思いますし、家族や友達、周囲からの視線も気にはなるかと思います。選考に落ちてばかりだと本当に気が滅入るかと思いますが、その分、転職が決まったときの喜びは一入です。きっとあなたを必要とする会社と出会えるはずなので、そう落ち込まないで!
★後がない状況に陥り無我夢中に!
- 以前のお仕事:ホスト、パチスロ店の社員
- 転職後のお仕事:解体工
- やる気が出なかった理由:何もかも上手くいかない
「自分にはもっと価値がある」と間違えた自信があり、自分の希望に合わない仕事ばかり(スキルや資格がないので当たり前だが)求人に掲載されており、次第に求人を見なくなり、モチベーションが下がっていきました。大学を中退し、夜の仕事でコミュニケーション能力を鍛えたいと思ってホストになりました。しかし、給料は手取りで7万ほど、週1日しか休みがなく、その休みも二日酔いでほぼ寝て過ごすような日々でした。こんな状況ではいけないと思い、スロット専門店に社員として入社したが、サービス残業をしないと昇格させてもらえないようなブラック会社でした。挙句の果てにこれまで散々サービス残業をしたにも関わらず、社長意向で「今後は社内テストで合格しないと昇格させない」と通知がありました。もちろん何度かテストを受けましたが、結果は惨敗。電卓資格を持ってないと合格できないような内容だったので本当にひどかったと感じます。結局、無能扱いを受け、社員だがアルバイト以下の権限で2年間コキ使われ、心身ともに疲れて就職活動もままならない状況になってました。
「やる気が出ない時期」をどう乗り越えましたか?
自分で乗り越えたわけではなく、当時付き合っていた彼女が妊娠したことで無我夢中にならざるを得なかったです。子供に見せる父親像がこんな姿だと惨めすぎると思い奮起しました。とにかく落ち込んでいる場合ではない、意味を成さないプライドを捨て、彼女の知り合いが営業している解体屋の社長に土下座して入社させてもらいました。
転職活動のやる気が出ない人へのアドバイス
転職活動に対して「やる気」がない人にアドバイスできることは何もありません。モチベーションが下がっている人に対しては、なぜ転職しようと思ったのかもう一度考えることをアドバイスします。そして、考えた理由をすべて紙に書き、一番転職しようと思た出来事を3つ選びます。その3つを部屋に張り、毎朝できる限り無理しない程度で良いので声に出して読むことです。そうすれば自ずと自分から行動できるようになるし、モチベーションが下がるといった甘えは消えるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「転職に対してやる気がでなかった時期を乗り越え、転職に成功した」という方々に、「やる気が出なくなった理由と、どうやって乗り越えたのか?」について、お話を伺わせていただきました。
「転職したい気持ちは変わらないのだから、やるしかない!と腹をくくる」
「何事も前向きにとらえて、落ち込まないようにした!」など、「転職にやる気がでない時期を乗り越えた」という経験を持つ人はたくさんいますね。
是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。