「良かれと思って」これ、勘違いです!仕事でうまくいかない人が陥る10パターン!

「仕事、うまくいかないな~」
それって自分だけなのかな?他の人はどうなんだろう?と思ったことはありませんか?

今回は「仕事上で、良かれと思ってしたことが、なぜかうまくいかないな~」と感じたことのある方々に、
「上手くいかなかった時の状況(エピソード)」について伺ってきました!

「仕事がうまくいってない。どうしてだろう?」と思っている方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物

 仕事が上手くいかない経験があるAさん

 キャリアアドバイザー エス

私は相手を変えようとしてしまいました!

 今回は、「仕事がうまくいかない」と感じたことがあるAさんに話を聞いてみようと思います。Aさん、よろしくお願いします。

 

 よろしくお願いいたします。

 

 お仕事は何をされているのですか?

 

 加工食品販売会社の営業をしています。

 

 仕事で上手くいかないなと思ったことは何でしょうか?

 

 大手企業から転職してきた同年代の同僚と同じ部署に配属された時の話です。営業経験のある彼女は、仕事の段取りがスムーズで、見習う点が多々あり、マンネリ化してきた仕事が、とても新鮮に感じていました。ただ彼女とは、人間的なコミュニケーションが上手くいかないなと、すこし気になっていました。

 

 そこで、何かアクションを起こされたんですね。

 

 はい。彼女に聞いてみると、どうやら、人とのコミュニケーションはあまり得意ではないとのこと。ならば彼女が接しやすいようにと、こちらから積極的に話しかけるようにしたんです。しかしその結果、彼女は部署異動願いを出してしまいました。

 

 すごい重荷になってしまったんでしょうね。

 

 そうだと思います。相手の苦手な部分を克服させようと、つまり相手を変えようと思いあがった自分が情けなくて。彼女には本当に申し訳ないと思っています。

 

 なるほど。Aさん、ありがとうございました!

ネット上にはこんな記述も!

ポジティブ思考は良いことです。ネガティブできるよりも、気持ちが楽ですし、次のことに集中することができるでしょう。しかし、過度にポジティブになってしまうと、知らぬ間にその罠にはまってしまいかねません。適度なポジティブ思考を心がけて仕事に臨むようにしましょう。

引用:ちょっとした期待や理想があなたを苦しめる。仕事が上手くいかない人が知るべき、「ポジティブ思考」の罠

「仕事上でうまくいかない…なぜ?」そんな先輩9人の体験談はこちら!

Aさんは、相手をどうにかしようと考えてしまい、上手く立ち回ったつもりが、結局は、相手に負担をかけてしまっていました。

他にも、「仕事上、良かれと思って行動したのに・・・なぜかうまくいかない。」とい感じたことのある方の体験談をご紹介します!

Aさん以外の9人のエピソード、是非、ご覧ください!

★体験事例:私は熱い指導こそが最強だと思っていた

お仕事:病院の医療事務(正社員)
30代/女性

中間管理職の立場で、若手を育てていた時の事です。職場の経営にも繋がる職種でもあり、つい熱くなってしまい、また仕事に対して真っすぐな自分には、どうしても自分の価値観を若手にも伝えて分かってもらいたいという気持ちがありました。回転が速いこの職種にとっては、自分の熱い思いや考えが伝わり響く部下もいれば、まったく響かない部下もいます。そんなあるときでした。伝えても響かない部下に、度重なるミスについて、熱く指摘し、自分の思いや考えを理論的に伝えました。すると、その部下は、「何を言っているんだろう・・・」という顔で、シラーっとしていました。つい熱くなってしまっていることに気が付いたときには、もう遅く・・・それから、とても気まずい雰囲気になりました。それから、響かない部下については、伝えない方針でいくようにしています。響く部下には、とことん熱心に指導しています。

 

★体験事例:私は自分の思い込みで行動してしまった

お仕事:飲食店のホール担当(パートタイム)
50代/女性

仕事を始めたばかりの頃、お客様がレジで会計をするときに領収書を求められました。手書きで宛名を記入しようとしたところ、お客様から名刺を見せられました。確認のためと思い声に出して「○○様ですね」と聞くと「口に出して欲しくないから名刺を見せたのにな」と言われてしまいました。周りには聞かれたくなかったようでした。すぐに謝罪しましたが不満そうな顔をされてしまいました。私は初めてでもお客様は常連さんだったので、いつもと違う対応に一言、言いたかったのかもしれません。思い込みで行動すると気持ちがすれ違うことがあると思うので、この場合はこんな感じと思うのではなく、相手の態度をよく見て対応することが必要だと思いました。

★体験事例:私は気を遣い過ぎてしまっていた

お仕事:車検屋の事務(パートタイム)
30代/女性

私の職場はとても忙しくて人数も少ないので、帰るタイミングを逃すとなかなか帰れません。私は夕方の4時までの勤務ですが、この時間からピークに忙しくなります。入りたての頃は気を使って、周りが忙しいと自分もつい残って作業をしていました。それが、裏目に出て、周りからはこの人は残ってくれる人と思われてしまっています。初めが肝心だったなと後悔しています。人が良すぎるのも、つけこまれたりするので、問題だなと思ってます。

★体験事例:私は自分目線で指導していました

お仕事:サービス業(正社員)40代/女性

初めて後輩が入ってきた時の事です。上司から後輩の指導を任されました。私も、先輩と良い関係を築きながら成長でき、仕事を一人前にしてもらったという気持ちがあるので、今度は私の番だな、という気持ちでいっぱいでした。特に難しい事を言っている訳でもないのですが、私の教え方が悪いのか、仕事がなかなか仕上がってきません。同僚に相談してみると、教え方自体は悪く無いと思う、と、ただ、私が早口なのと、要点だけ言っているので、もっと主語を入れて丁寧に教えなくてはいけない、とダメだしです。客観的にみてもらったので、すぐに修正することができ、その後は、サクサク仕事をしてくれるようになりました。自分では、要点だけ言った方が、わかりやすいかな、と思っていましたが、それからは「親切かつ丁寧に」をモットーに、後輩に教えています。それからは、自分勝手に仕事を進めてしまわないよう、気を付けるようにしています。

ネット上にはこんな記述も!

このように社会では押さえておくべき「とても重要な相手への気遣い」が存在しています。「誰も教えてくれない気遣い」ができると人脈を広げる力となります。「気遣い」ができないと、知らず知らずのうちに「あの人と付き合うと恥をかくし、かかされるので付き合うのを止めよう」と思われる。「気遣い」を当たり前にこなせると周囲に安心感を与えることができ、よい人脈をどんどん引きつけます。

引用:知らないうちに仕事が減ってくかも!?「誰も教えてくれない4つの気遣い」

★体験事例:私は独りよがりで業務を進めていました

お仕事:新聞の集金スタッフ(パートタイム)
20代/女性

ちゃんと真面目にやっていたんです。「こっちの方がいいだろう」と判断して行動したことが、すべて裏目に出て、職員やお客様にも叱られる毎日。軽くストレスになり、体の調子が良くない日も続きました。最終的には自主退社と言う形でクビになり、転職することに。集金スタッフは、契約者とのコミュニケーションを密にとって、相手のペースに上手く乗ることが大切です。他社に乗り換えずに、契約更新してもらわないといけませんから。それは分かっていたんです。だからこそ、「こうしたほうがいい」と自分のペースで仕事をすすめてしまっていました。でも、今考えると、自分勝手に判断してしまったことが原因だと思います。

ネット上にはこんな記述も!

自分の力だけで出来る仕事には限界があります。あなたは人の力を借りるために、どんな工夫をしていますか?キーマンは野球の送りバントのように「手柄を人に譲る」ということを仕掛けています。自分が一発かっ飛ばしたいという気持ちを抑え、チームの勝利のために行う献身的な姿勢です。自分の手柄をわざわざ主張せず、手柄を仲間に譲ってみてください。たったそれだけで「チーム思いの人」という評判が立ち、結果、自分ひとりでは到達できなかった高みに達することができます。

引用:デキる人が欠かさない「何気ない5つの習慣」

★体験事例:私は八方美人こそ上手くいくと信じ込んでいました

お仕事:私立大学の助手(フルタイム)
20代/女性

私自身、あまり自分の意見を出さず、どちらにもいい顔をする感じで仕事をしていました。合わせていた方が、上手く回ると思っていたからです。でも、意思表示をしないので、周りから「なんだか仕事を頼みにくい」と言われる始末。空気を読もうとかなり気を張っていたし、努力もしていて結構辛かったんですが、いい結果にはつながりませんでした。今思うと、それこそが「うまくいかない」理由だったのかなって思っています。

★体験事例:私は知らず知らず同僚の反感を買っていました

お仕事:看護師
30代/女性

医療現場でバリバリ働いていた時のことです。医療技術は日々変化するのですが、切り替わっていった新しい技術を積極的に学び、親しいDrと顔を合わせると質問や検討をする日々でした。そういった私の姿勢が、年配看護師にあまりよく思われなかったようです。「あなたはDrのお気に入りだから」や「頭がいいから」と言われるようになり、とてもつらかったです。だんだん、学びに出かけるのも、働く環境にも意欲を失い始めました。顔を伺いながらの仕事はとてもつらく、自分の思うようには進まず、結局そこの職場にはいられなくなって辞めました。周りの雰囲気をよんで、熱意に任せて突進せず、もう少し賢く立ち回ればよかったです。

★体験事例:私は少しおせっかいが過ぎていました

お仕事:病院受付(正社員)
40代/女性

私は自分の手が空いている時は、忙しそうにしている人の手助けをしたいと思うのですが、それをおせっかいだと思っている人がいるということを学びました。「私がやりましょうか?」と言うと「ありがとう。」「お願いします。」と言う人もいれば、「いいです。」「やるから置いといてください。」と言う人もいます。自分ではそのつもりはなくても、おせっかいや嫌味と捉える人もいます。真面目で常に一生懸命っていいことだと思うのですが…。そういう人には頼まれたこと以外のことは手助けしないよう心がけようと反省しました。

★体験事例:私は何でも自分で抱え込み過ぎていました

お仕事:ミュージシャン
20代/男性

私がバンドを組んでいた時のことです。立場上一番上のポジションだったため、全員をまとめ、指揮しなければいけないのですが、人に頼るのがとても苦手で、かなり多くの作業を一人で抱え込んでいました。ある日、いつも通りスタジオに入ろうとしたのですが、間違えて予約を重複してしまい、2つのスタジオを両方借りることになりました。私はとてもショックだったのですが、もちろんみんなに頼ることなく一人の責任として全額を払っていまいました。自分が何とかすれば…というのは、とてもリスキーだなと思いました。人に頼ることができないというのは、良くないなと思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「仕事上で、良かれと思ってしたことが、なぜかうまくいかないな~」と感じたことのある方々に、
「上手くいかなかった時の状況(エピソード)」について、お話を伺わせていただきました。

「私のせいで、職場の同僚が異動届を出してしまった」
「後輩が私の指導についてきてくれない」など、「仕事上、なぜかうまくいかない」と思っている人は、たくさんいますね。

是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。