「会社行くのがつらいなぁ」
「職場の人と顔を合わせたくないなぁ」 という気持ちになった経験はありませんか?
あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。
そこで、今回は「会社辞めたい!と思って、実際に辞めた」という方々に 「会社を辞めたのは失敗だった!」と思った点について伺ってきました!
「会社辞めたいけど…どうしよう」と迷っている方は 是非、今回の記事を参考にしてください!
登場人物
会社を辞めたことを後悔しているAさん
キャリアアドバイザー エス
辞めたい気持ちが先行して冷静な判断ができませんでした!
今回は、「会社辞めたい!」と思って実行したものの、後悔してしまったAさんに話を聞いてみようと思います。Aさん、よろしくお願いします。まずは、辞めてしまったお仕事について教えてください。
はい。サービス業の法人営業をしていました。
「会社を辞めたい」と感じたのはどういった場面で?
面接や内定後の面談で説明を受けた際の雇用条件と、実際の雇用契約書の内容が全く異なっていたんです。しばらく人事と交渉を行っていたのですが、結局、雇用条件はそのままでした。正社員にはなれないことが確定してしまい、将来のキャリアも考えることができなくなり、仕事を辞めようと思いました。
ブラックですね。それで、辞めてしまおうと。でも、後悔しているというのは、なぜなのでしょうか?
当時、友人から次の転職先を紹介されていました。ですから、次は決まった!と思って、すぐさま退職してしまったんです。ですが、落とし穴が待っていました。次の仕事を決めてから辞めたはずだったのに、その仕事に就く前に、転職話自体が立ち消えになってしまったんです。
えぇ?!
まだ雇用契約を交わしていない状況だったのですが、友人との付き合いも長かったので、安心しきっていました。しかし、転職話がなくなってしまい、その友人は謝ることもなく、なぜそうなったかの説明も受けることはできませんでした。今考えると、雇用条件であれほど苦労したのにもかかわらず、早く辞めたいという気持ちが強すぎて、慎重に行動せず安易に辞めてしまったことを後悔しています。
では最後に、今「仕事を辞めたい」と思っている方に対して、失敗しないためのアドバイスを頂けますでしょうか。
仕事を辞めるのは、次の転職先の雇用契約を確認してからにした方が良いです。無職の期間が長くなりすぎるのは避けるべきですから。また、交渉事は、書類として残すことによって、保障や説明を求めることを主張することができますから。何でも記録に残すことが重要だと思います。
Aさん、貴重なご意見ありがとうございます!
【仕事を辞めたい→辞めた→後悔!】他の先輩の体験談も聞いてみた!
Aさんのように、気持ちばかりが先走ってしまって、冷静な判断ができなくなってしまっては大変ですね。「辞めたいから、辞める」と行動する前に、考えるべき事、準備べきことは沢山ありますから。急がば回れです。
他にも、「会社を辞めたい!」と思って辞めてしまったけれど、実は、後悔しているという方の体験談をご紹介します!
Aさん以外の9人のエピソード、是非、ご覧ください!
失敗事例:私は自分で全てを抱え込み過ぎました
- 20代女性(正社員)
- 辞めたお仕事:総合病院受付
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
大卒で管理栄養士の資格を持っていましたが、なかなか管理栄養士の仕事に就けませんでした。仕事がないこと自体に焦りを感じたため、受付の仕事を始めたのですが、資格を持っている事を知っている一緒に働いていた看護師から、「栄養士の仕事をしたいのに嫌々受付してるでしょ?」や「中途半端な気持ちで仕事しないで」と、毎日散々嫌みや嫌がらせを受け、それが耐えられなくて辞めました。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
一緒に働いていた看護師以外はその病院には問題はなく、業務もとても行いやすく福利厚生もしっかりしていたので、辞めて次の職に就いてからその病院の働きやすさ、有り難さを痛感しました。次の職場はサービス残業や他職種への応援などが横行している割に給料が安かったです。辞める前に上司に相談し、他の課等に異動していたら今のようにはなっていなかったかなと思っています。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
職場に嫌味を言う人などがいて困ったときは、まずはその人に不快に思われないように、気を配り仕事もしっかり行うことで改善をはかればいいかなと思います。それでも難しい場合には、勝手に自分で判断せず、まず上司に相談して、自分の状況をわかってくれる人を一人でも多く増やしたり、他の課に異動させてもらったりなどのアクションを起こしてみてください。私自身、上司に相談するは告げ口をするようでためらってしまいましたが、今思うとしっかり相談することが自身にも周りにも大切だったのではないかと思います。
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まずは、「退職するしかない」ではなく「なぜ辞めたいのか」をじっくり考えるようにしましょう。辞めたい理由が人間関係以外にもあるのであれば、併せてそれらの解決策も探ってみましょう。ほかの問題が解決すれば、人間関係に関する悩みやストレスも軽減されるかもしれません。また、たとえ人間関係が理由で辞めたとしても、何のビジョンも持たないまま辞めてしまうのはあまりおすすめできません。ネガティブな気持ちのまま転職活動を行っても、思うようにうまくいかないものです。
引用:「職場の人間関係に疲れた……」会社を辞めたいと思ったら、まず最初にやるべきこと
失敗事例:私は複数ある選択肢を検討していませんでした
- 20代女性(正社員)
- 辞めたお仕事:総合病院の看護師
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
体調を崩して入退院を繰り返していました。そのため何度か休職してしまい、管理職の方とお話ししたところ、一度やめてゆっくりしたほうがいいのではないかと言われたからです。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
私は管理職の方と相談したとき、もう休めないし体のためにもそのほうが良いと思いました。しかし、看護協会や医師にその旨を伝えたところ、診断書があれば解雇されることもないし、ゆっくり休養してから職場復帰ができたのにと言われました。今は体調が回復しクリニックでパートとして働いていますが、収入は少なく、苦しいです。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
自分と上司だけではなく、やはり専門の機関に相談してみたらよいかと思います。また、医師に診断書を継続して書いてもらえるのか確認するといいと思います。私の場合は看護協会でしたが、労働組合や労働基準監督署などにも相談して、辞めなければいけないのか、もしくは休職でよいのかについて、確認したほうがいいと思います。同じ場所であっても部署が違えば働かせてもらえるとこともあるそうです。
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仕事を辞めてしまったとしても、次の職場が必ずしも辞めたいと思わなくなるような快適な職場とは限りません。仕事を辞める前に、他にできることがないかを考えてみませんか?
引用:「もう仕事辞めたい!」となる前に知っておきたい職場の人間関係に関するhowto
失敗事例:私は誰にも相談せず一人で決めてしまいました
- 30代女性(フルタイム)
- 辞めたお仕事:コールセンターテレオペレーター
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
自宅から片道1時間弱かかる職場で、通勤が大変でした。そんな中で自宅の近くのコミュニティセンターが人手不足により、採用してくれると連絡がありました。徒歩3分の職場に惹かれ、仕事を辞めました。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
新しい職場環境が良くありませんでした。事務の合間に掃除やイベントの計画などキリがありません。土日祝日の殆どはコミセン主催のイベントで埋まり、地区行事には強制参加で、せっかくの休日は地区行事で潰れます。関わる役員も近所の人が多く、家に居ても仕事をしている感覚でした。先輩達とも馴染めず、コミュニケーションが取れなかったので、聞くことも出来ずに仕事を溜めていく一方になりました。そのうちに精神的不安定になっていきました。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
いくら通勤距離が短いと言っても、その会社の情報が少ないまま退職を決めない方が良いです。きちんとどういう職場環境かを理解し、自分が長く勤め続けられるかどうかを見極める必要があります。あとは、採用の話が来た時点で、自分一人で決めず、誰かに相談した方が良いです。仕事内容を理解していたり、色々な面からアドバイスをしてくれるので失敗する確率が少ないと思います。
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内定をもらうと、舞い上がってしまいがちですが、入社の意志を伝える前に、雇用条件の確認を怠ってはいけません。焦るあまり、転職の意味がなくなることだけは避けたいです。
企業を選ぶにあたり、何に重きを置いていたのか、本当にやりたい仕事かどうかも、再度自分に問いかけた方がよいでしょう。そして、内定通知はよく読んで、勤務時間や年収の内訳など、確認を忘れずに。少しでも疑問があれば、企業に逐一確認することが基本です。
失敗事例:私は再就職の難しさを考えていませんでした
- 20代女性(正社員)
- 辞めたお仕事:不動産会社 事務
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
自己中心的で理不尽で、男女差別がひどいお局様に嫌気がさして、それ以外は仕事に嫌なところはなかったのですが、彼女のせいで辞めたいと常々思っていました。そして、妊娠していることがわかり、これは良い機会だと思って退職を即決しました。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
いざ主人の収入だけになってみると、やはり家計は苦しいです。かと言って、赤ちゃんの世話をしながら、なおかつ、就職活動をするのはかなり面倒です。産休を取って戻るところが確保されているだけで、自分の価値があるように思えるというか、自己肯定感があり、精神的に楽だったかもしれません。再就職できるのか、不安な日々を過ごしています。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
勢いで退職を決めずに、長い将来のことまで冷静によく考えて決断すべきだと思います。また、配偶者などの家族にもよく相談することが大事だと思います。私の場合、自分の一存で退職を決めてしまいました。主人は特に文句を言っていませんが、せめて決断する際に主人から「辞めなよ」と言ってもらっていれば今はもっと気が楽だったと思います。働いていないので肩身が狭いです。
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転職先を決めずに辞める場合は、貯蓄がないと先の見えない転職活動に不安や焦りが出てきます。手続き面では、退職に伴う社会保障の切り替えや納付を自ら行わなくてはなりません。また、理想と思った会社に転職しても、働き出せばイメージとのギャップは必ず出てくるもの。すべてを満たす転職はまれなのです。現職に不満があると転職した場合のメリットを追いがちですが、一時の感情や半端な覚悟で進めるには代償が大きいことをお忘れなく。
引用:「仕事辞めたい」7つの理由 仕事が合わない、苦痛、やる気が出ない…… リアル対処法
失敗事例:私は勝手に仕事に見切りをつけてしまいました
- 40代女性(フルタイム)
- 辞めたお仕事:検査会社の検体回収
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
私は30代でその会社に入ったのですが、年齢的には真ん中くらいでした。即戦力になってほしいと、長年勤めている方達と同じ仕事をこなすよう求められていました。特殊な業種だったので、常に勉強をしないとその仕事内容についてはいけませんでしたが、自分が負けず嫌いなこともあって、求められる仕事をやり遂げていきました。8年を過ぎて仕事も上手くこなせるようになったとき、「この仕事は、もうやり切った!」と自分勝手に判断してしまい、もう自分自身やるべきことはない、他を探そうとそそくさと辞めてしまいました。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
その仕事は嫌いではありませんでした。また、楽しいとも思っていました。私自身は「やり切った」と思い込んでしまいましたが、仕事は特殊で、今までに携わったことのない内容だったので、実はもっとステップアップできる状況だったのでは?と後から気が付きました。今40代の私でも続けていけて、チャレンジできる職業だったと思います。他の求人を見ても、そういう仕事はなかなか無いので、辞めてから、安易な私の判断は失敗だったと思います。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
その時はこれ以上私に出来ることが無いと思ったのですが、違う角度から見れていたら辞めていなかった思います。自分自身の経験というのは、案外、ちっぽけなものです。視野が狭くなることも多々あります。仕事でやり切ったと思い込んでも、周りから見たら、まだまだ序の口である可能性だってあります。安易に自分で決めつけず、周りの意見も聞いてから判断したほうがいいと思いますよ。
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したがって、「キャリアにおける真の後悔」とは「チャレンジしなかった」ことではない。「積極的に間違った選択をしてしまうこと」が、最も後悔につながりやすいのだ。
失敗事例:私は自分の優先事項を把握していませんでした
- 40代女性(パート)
- 辞めたお仕事:貿易会社 経理事務
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
子育てもひと段落し、パートを始めました。独身時代は秘書職をやっていましたが、パートタイムの仕事が良かったので、経理事務を探し採用されました。しかし、会社の業績が悪いということで少しずつ勤務時間を減らされ、希望のお給料がもらえなくなり、それならばと退職することに決めました。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
パートタイムの仕事が希望で、プライベートの時間も大切にしたかったので、自宅から近いところを探していますが、なかなか希望の職場が見つからないです。前の職場はドアツードアで30分でした。私の仕事のスタイルに合っていて、いかに条件が良かったのかと、今更ながら実感しています。また、経理事務はやはり、最低1年間はやっておけばよかったと感じています。仕事の流れを経験するために、お給料が少なくても、あともう少し頑張れば良かったと思います。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
もしお給料より仕事環境(通勤時間やパートタイムなど)を優先させたいと思っていたのなら、今の環境はどうなのか?をきちんと把握しておくべきだと思います。辞めてから「こっちの方が良かった!」と後悔しないために、辞める前から活動することも視野に入れましょう。また、どの仕事もそうだと思いますが、やはり実務経験というのは大切です。実際、実務経験が豊富だった、独身時代の秘書職のお話は派遣会社から、今でもよく案内を受けます。資格はあった方がベターですが、やはり実務経験の方が強みになると思いますので、まずは1年以上は勤めて、実務経験として堂々と言えるようにしておけばいいと思います。
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給料の高い企業は魅力的に見えますが、現在の職場の退職理由が「給料が安いから」という理由のみであれば、一度考え直した方がよさそうです。仕事は給料のみではなく、仕事内容や人間関係、将来のキャリアプランに合致しているかなど、総合的に判断して「やりがい」を感じる場合も多いからです。今後の給料やキャリアアップができそうな場合、入社時の給料は高くなくても、将来を見据えて、現在の職場で頑張る必要もあります。
引用:【仕事辞めたい】会社を辞めるべき・続けるべき判断ポイント、上手な辞め方とは?
失敗事例:私は自分で勝手に不安を増幅させ過ぎてしまいました
- 20代女性(フルタイム)
- 辞めたお仕事:飲食店
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
今まで食品を調理する仕事を主にしていました。前の職場で初めて接客の仕事をしたのですが、仕事を覚えてきちんと出来るようになるまでが大変で辛かったです。また、従業員が女性ばかりだったので、人間関係も難しいと感じてしまい辞めてしまいました。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
よくよく考えてみたら、自分の頭に叩き込むことと言えば、タッチパネル上の商品の場所と操作、それから、サラダや揚げ物につけるドレッシングやソースの種類を覚えるくらいでした。接客自体もそれほどなく、作業も単純でした。その割には、お客様が基本的に多い職場だったので残業も多く、時給も高くて給料が良かったので、他の仕事に比べたら楽な方だったなと思いました。また職場も、厳しい人はいましたが、私の頑張りを褒めてくれる人もいたので、それほど悪くありませんでした。不安が先行しすぎて、勝手に自分で「ダメだ」と判断してしまっていました。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
初めはだれでも大変です。でも、慣れればそのうち出来ることだと思って、努力してみましょう。何でもきちんとやっていれば、厳しい人こそ見てくれていて褒められたり、褒められるとまた頑張ろうという気にもなるはずです。不安ばかりで先走ってしまうことなく、何事もあまり深刻に考えすぎない方がいいかなと思います。
ネット上にはこんな記述も!
仕事を辞めたいと感じた場合は、辞めること・続けることの両方を選択肢に入れた状態で、早めに検討をはじめてください。ストレスにさらされ続けると、メンタル不調に陥りやすくなり、正常な判断ができなくなっていく可能性があります。そうなってしまってから辞めるか続けるかの検討をはじめると、次の仕事がない状態で辞めざるを得なくなり、休職期間が長くなって再就職に苦労することも考えられるのです。
引用:逃げたい、辞めたい。仕事のプレッシャーやストレスと向き合う方法
失敗事例:私は選択するべき方法を間違えてしまいました
- 30代女性(正社員)
- 辞めたお仕事:不動産業 経理
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
上司からのパワハラが酷くて体調を崩す日が多くなり、仕事に影響を及ぼし始めたからです。そのため、仕事を辞めました。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
30代前半に辞めたので、次の仕事を探すにも年齢の壁で苦労し、新しい仕事がなかなか決まらなかったからです。辞めることで仕事から離れるのではなく、有給を使って体調が治るのを目指したり、もしくは休職することも、視野に入れて考えていけばよかったと思っています。職場には同じ境遇の人も多かったので、お互い助け合いながら、もう少し会社に残っていれば良かったと思いました。仕事を休むことに関して、もっと図太くなればよかったと後悔しています。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
仕事をする上で、人間関係で嫌な人は、どの職場にも必ず1人はいます。パワハラを受けたら、他の人に相談したり、外部の機関を頼ったりすれば解決に至ることもあります。体調も悪いと思ったら、いきなり辞めるという選択ではなく、無理せず休むことをお勧めします。休んでも仕事はどうにか回ります。転職は視野に入れつつも、勢いでやめるのではなく、決まってから辞めても遅くはありません。
ネット上にはこんな記述も!
転職活動をするときは、より自分の理想に近い企業を探し出すためにも、ひとつの企業だけで判断するのではなく、複数の企業との比較検討が不可欠。そして、比較する候補の中には、ほかの企業だけではなく、今の会社も選択肢のひとつに入れて考えてみましょう。
失敗事例:私は耐えられないストレスの存在に気付いていませんでした
- 30代女性(正社員)
- 辞めたお仕事:通信会社 営業
なぜ、辞めたいと思ったのですか?
全国転勤の会社だったので、年の近い先輩後輩や友達がいない地域に配属となり、仕事の悩みやストレスを誰にも言えない日々が続きました。結果、胃腸炎等身体に異常が出てきて、精神的にも限界だったので、辞めました。
仕事を辞めたのは失敗だった!と思ったのはなぜですか?
退職後、無職のまま婚約者(今の主人)と同棲を始めたのですが、在職中はあんなに望んでいた「働かずに何もしない日々」が、予想以上に精神的にストレスになりました。このままでいいのだろうか、親に申し訳ない、そんな考えで今にも押しつぶされそうでした。そのストレスに比べたら、在職中のストレスは耐えられる程度のものであり、続けていれば、いつか他部署への異動もあり得たので、どうして辞めてしまったのだろうと後悔しました。
過去のあなたと同じ立場の人へのアドバイスをお願いします。
自分自身と見つめ合い、仕事を辞めたいと思う原因がどこにあるのかをしっかり見極めて欲しいです。会社なのか、今の部署なのか、人間関係なのか…様々な原因が考えられますが、環境が変わったり、自分自身の考え方を変えれば、解決できるものもあります。辞めることは心身ともにとても体力がいります。自分にもうできることはないのか、辛い中ではありますが、今一度考えてみてください。もうどうすることもできない時、初めて辞める辞めないを考えてみると良いと思います。
ネット上にはこんな記述も!
辞めたくて仕方がないときは、次のことをすると良い。
- 転職活動で他社を見て、冷静になる。
- 今の状況は永遠に続くわけではない。「待つ」という選択肢を持つ。
- 人の悩みを聞いて「自分だけではない」と客観的になる。
- 浪費すればするほど、追い込まれる。貯金して、余裕を持つ。
- 体を動かす。
冷静さを伴わない転職は必ず失敗する。まずは落ち着こう。
引用:「逃げの転職」の現実と、会社を辞めたくなったときに考えてほしいこと
まとめ
いかがでしたか?
今回は「会社辞めたい!と思って、実際に辞めた」という方々に 「会社を辞めたのは失敗だった!」と思った理由を避けるためのアドバイスについて、お話を伺わせていただきました。
「誰かに相談してさえいたら、これほど後悔しなかったのに」
「現状より、もっと耐えられない退職後に押し寄せた」など、「会社を辞めたのは失敗だった!」と後悔している人はたくさんいますね。
是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。