33歳。今転職しようか、もう少し頑張るのか。
ちょっと迷いが出る年齢ですよね。
ここで頑張っちゃうともう転職できないかもしれないんじゃないか?
33歳だと、すでに希望の職には転職できないんじゃないか?
などと、不安もありますよね。
今回はそんな33歳のあなたに、33歳で転職を成功させた先輩のリアル転職体験談を集めました。
33歳での転職に悩んでいるあなたの参考になさってくださいね!
登場人物
33歳の時に転職に成功したMさん
キャリアアドバイザー エス
少なくとも1つの会社に3年は働いた経験があったほうがいい
今回は歳のときに見事転職を果たしたMさんに色々聞いてみようと思います。
Mさん、よろしくお願いします。まずは、転職前のお仕事を教えてください。
クレジットカードの顧客から様々な問い合わせを受けるコールセンターでオペレーターをしていました。
この仕事も転職して就いた仕事だそうですが、その前は何を?
人材広告の会社で学生の就職支援をしていました。
何故コールセンターをやめて転職しようと思ったんですか?
正直、精神的に疲弊する仕事ですし、女性ばかりの職場特有のギスギス感もあったこと、コールセンターの前は、総合職でバリバリ仕事をしていたので、任される業務内容にも物足りなさを感じて転職しました。
ばりばり働きたいタイプなんですね。
そうですね(笑)
転職後の会社はバリバリやれていますか?
教育業界のキャリア教育コーディネーターという職へ転職しました。バリバリです(笑)
なんだか楽しそうな仕事ですね!主にどんなことをされているのでしょうか?
高校生や大学生のインターンシップ先を探したり、マッチングさせたりする仕事をしています。
今の仕事、あっているんですね!表情がイキイキしてます!
はい。すごくやりがいがあります。結構忙しいのですが、世の中のためになることをしてるなという実感もあります。また、職場の人間関係も良好で、前の職場よりストレスが本当に少ないです。
ストレスが少ないって重要ですよね。給料面ではどうでしょうか。良くなりましたか?
お給料は数十万高いくらいです。契約社員から正社員になれたので、社会保障等の面で非常に安心感があります。
社会保障の面は転職する上で重要なポイントですよね。
他にも転職しようとしている人にアドバイスはありますか?
30歳を超えると、やはり前職に近い仕事でないと転職ができないと思っていましたが、私は前々職の経験を考慮して採用されたんです。
なるほど。
なので、転職をするときは、まずはご自身のスキルと経験をしっかり整理して、どれくらいの市場価値が自分にあるのかを理解することから始めるといいと思います。
自分自身を知ることは、転職するしないにかかわらず大事ですからね。
そうですね。あと、転職しようと思ったときに、30代で3年以上1つの企業で続いていない人は、かなりリスクが高いです。まず、1つの企業で長く勤めることを優先しましょう。
これは、貴重な意見をありがとうございます。
転職時にしっかりと経験を語れる実績(年数)があったほうがいいということですね。
Mさん、ありがとうございました。
他の先輩の体験談も聞いてみた!
33歳の転職に成功した他の先輩のリアル転職体験談も紹介したいと思います。
あなたの状況に近い先輩の事例があるといいですね。
★転職するメリットがあるのか、転職して後悔する要素は少ないかで判断しよう
ECサイトの運営からデジタル機器関連のサポート(30代前半・女性)
前職はECサイトの運営全般に携わっていました。主な転職理由としては、労働時間、労働内容に対し給料の金額が納得ができなかったこと、10名足らずの少人数の職場かつ狭い事務所で、休憩や上司への相談も別部屋が無く息苦しく感じたこと、土曜日や年末の勤務があったことなどです。
今の仕事もユーザーサポートなのでお客様からのクレームを受けたりと別のストレスはありますが、労働時間も考慮してもらえたり、職場が割と広く、同僚、上司の人柄が良く継続が良く続いています。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
転職することで個人的に後悔する要素が半分ぐらいあるのであれば転職は止めたほうがいいかと思います。それまで積み上げたキャリアもある程度は犠牲にすることになるので。ただし、会社に行くこと、勤務することの方が辛く毎日悩むようであれば転職した方がいいと思います。世の中には仕事も、会社のルールも千差万別で、それぞれの人に合った環境は必ずあります。
★細かい作業と細かいおばさんにうんざり
工場の技能職から警備業界へ(30代後半・男性)
技能職は電線の加工をやってました。電線を切って、圧着端子を入れる、それを圧着する。という単純ですが、細かい作業でした。社会保険は良かったです。ただミリ単位でオバサンにグチグチいわれる為、人間関係は最悪でした。それが嫌になり、求人雑誌で、警備の仕事の面接に行き、即採用となりました。社会保険は良かったです。ただ勤務時間が長いのが難点でした。12時間は拘束されて、緊張が強いられました。また鍵の管理や場所など覚える事が多いです。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
あまり急ぎすぎないこと。職場見学を必ずさせてもらい、怒号が飛び交ってないか、事務の人の態度や社員同士のコミュニケーションが上手く言っているかどうかなど、注意して見てください。またポリテクセンターなどに行ってからでも遅くはありません。ちゃんと資格を取り、資格手当てなどがある職場に入ったほうがいいでしょう。
★好きだった化粧品業界への転身。給料よりもやりがいを選んだ
建築営業から化粧品営業(30代後半・女性)
前職はもちろん満足のいく環境でしたがどうしても化粧業界に携わりたいと思い転職しました。前から化粧が好きで興味があり転職するならこのタイミングだと思いました。給与面などを見ると建築の営業の方が稼げると思います。しかし歩合制なので自分の頑張り次第でお金が変わります。しかし化粧品営業は給与は低いですが趣味を仕事に出来ていて毎日がとても充実しています。こんな楽しい日常は前職ではありませんでした。本当に転職をして良かったです。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
転職をしたいと思った時に行動を起こさないと転職するタイミングを逃してしまいます。特に三十路は最後の転職のチャンスと考えた方が良いと思います。年齢的にも四十路での転職は少し遅いと思います。転職しないで後悔するならやって良かったと思える道を選んだ方が良いと思います。また転職するなら転職サイトなどに登録して情報を得ることも必要だと思います。
★体を動かすことでよく食べよく眠れるように。家族との時間もふえ充実
カーディーラーの事務から民間の自動車整備(30代後半・男性)
カーディーラーの事務での仕事はデスクワークが基本で電話の受付や接客をメインにやっていました。転職して工場での作業になったらストレスがなくなってご飯もよく食べ夜もよく眠れるようになりました。体を動かす事は人間にとってとても大事なことなんだと感じました。給料は少し少なくなりましたが、残業は減り日曜日の休みが増えましたので家族との時間がとても増えて毎日充実した日をすごせています。とても満足しています。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
転職しようと思ったらまずどんな仕事が募集が多いかをみます。熱意を伝えやすいように在職中に資格を取得して転職しやすくします。遠回りのようで近道になります!迷っているだけなら年だけとって不利な状況になるので行動を起こす事が大事だと思います。日本に住んでいる以上どんな事が起きても死ぬ事はないのでなんでもチャレンジする事です。
★自分の裁量で仕事ができることでストレスが激減した
公務員からセキュリティ業界のホームセキュリティ監視員(30代後半・男性)
公務員時代は上司が黒だと言えば例え白い物でも黒になるような世界で、効率的に合理的にやろうとしても様々な法律や条令、規則によりがんじからめで市民と上層部の間で板挟みでした。
転職の動機は、そのがんじからめの中上司の指示によりやらざるを得ずやったことが結果として、警察沙汰の全国ニュースに曝されることになったあげく、上司、上層部は知らぬ存ぜねを決め込み、蜥蜴の尻尾切りのような沙汰に嫌気がさし、転職することに決めました。転職前と転職後ではその企業は年齢給や似た業種の経験給を吟っていながら払われず、給与が3/5になりました。仕事に変化はありましたが、公務員時のほうが難しいか書類や現場を体験していたので、特に何も感じませんでした。
転職して一番よかったことは、公務員の非効率不合理な社会から、ある程度のしがらみはあるが、自分の裁量で効率的に合理的に仕事ができるようになり、ストレスがかなり軽減されました。
☆転職を考えている人へのアドバイス☆
今の終身雇用の日本社会では、転職組は軽く見られたりしてハードルが高く迷うことはあります。世の中で好きなことやりたいことを仕事にしてる人はまずほんの一握りです。なので、仕事に自分が何を求めているか、金なのか、やりがいなのか人間関係か、ストレスか福利厚生かを整理することだと思います。全てを兼ね備えた職場などはあり得ることはまずないので自分にとって何が一番か、順位を付け、考えを整理していくと良いと思います。また、今の経験を生かし似た業種に転職したい、しなければ一からスタートだと思われるかもしれませんが、異業種に転職したからこそ、何か問題があったとき見えもの解決出来たりするものが、視野が広くなるので、前職を一所懸命やり、様々な経験経歴、人脈があれば、異業種だろうが、同業種だろうが経験は絶対無駄にはならないので大丈夫です。
33歳のリアル転職まとめ
いかがでしたか?
33歳のあなたと同じ年齢で転職に成功した事例を見ていきました。
特に女性などはアラサーだの33歳が結婚の最後の壁だの厄年だの、なんだかんだでカテゴリー分けのターゲットになりがちな年齢ですよね。
よくわからない分類分けに惑わされる必要はないと思いますが、自分はどうしたいか?をよく考えて自分で決めること。
周りに振り回されて決めたことではなく、自分でよく考えた上で決めたことは、どんな結果になろうと後悔はないものです。
この記事が33歳のあなたの転職への参考になりますと幸いです。