仕事がきつい!つらい!こんな仕事辞めてしまいたい!!
あなたは日々こう思いながらきつい仕事に耐えているんですね。
どうしてそこまで頑張らなくちゃいけないの?
そんな思いがよぎることもあるでしょう。
それでも仕事を辞めたりはしない、そんなあなたに、同じく仕事がきついから辞めたいと思いながら、今も仕事を続けている先輩10人の体験談、そして、きつさを克服する秘訣を聞いてみました!
それでも頑張るあなたの参考になれば幸いです。
登場人物
小さなゲーム制作会社のデジタルメディア制作担当Cさん
キャリアアドバイザーエス
仕事のできないマイペースな上司に振り回され限界!
今回は仕事がつらく辞めたくなった時と、それにどう対処したのかを聞いていきたいと思います。
Aさん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
Cさんはゲーム会社にお勤めなんですね。
はい。といっても出向の立場なんですが。
あ、そうなんですね。どんなところがきつかったのか聞かせてください。
納期があるので、それに間に合わさないといけないのですが、他の社員の方は定時で帰ってしまうので毎日終電まで仕事をしなくてはいけなくなり、寝不足と疲れ、自分の時間が持てなく、精神的にきつくなりました。
社員は定時で帰ってもCさんは帰れなかったんですね。それはきついですね。
そのうえ、仕事のできないマイペースな上司の下についていたのですが、忙しいのにも関わらず毎日のように遅刻をしてきて、仕事中もネットで関係ないサイトを見たりしているという感じだったんです。
仕事のできない上司はどうしようもないですねぇ。
そのことにすごくストレスを感じてしまって。こんなにストレスを感じながら、これから先ずっと過ごすのかと思うともう無理!ってなりました。
それでも辞めなかったのですか?
辞めたいと思って半年間くらい悩んだんですよ!
最終的にはやめなかったということですが、それはなぜですか?
自社から何人かで出向に行きグループでの仕事をするのですが、普通一人が手を抜けば他の人にも迷惑がかかるのがわかりますよね?
グループで仕事してたらそうなりますね。
でも、出向先の会社では仕事に対する意識が低く、手を抜いている方が多かったんです。その分をカバーする人が遅くまで残って仕事をするっていう図式が出来上がってしまっていました。
それはもう…仕事に対する意思が低いのは困りものですね。
私の場合は上司が手を抜いた仕事をしていて、そのことがストレスだったので出向先を変えてもらえるように会社に頼み対処いたしました。
上司を飛び越えちゃったんですね。でも、こういう上司には直接言ったところで変わらないです。
会社自体がそういうふうに回ってしまっていますものね。
そうですね。会社側に改善してもらうよりも、私が出向先を変えてしまうという対処法でした!
いい対処法だったと思います。そのままいてもいいことはなかったでしょうし。
Cさんは出向だったからうまくいったのですね。
会社の中の人ならとっくにやめてましたね(笑)
私でもそうおすすめしますね!
Cさん、ありがとうございました。
他の先輩の体験談も聞いてみた!
★本社の幹部に直談判
料理を工場で作るときに必要な材料を業者に発注する係(50代女性)
本来ならば、午前8時から事務所で材料を業者に発注する係なのですが、工場での作業員の人手不足が原因で事務所の人も全員6時から出社して手伝うことになりました。8時まで手伝うのですが、その分のお給料はサービスとみなされ支払ってもらえません。そして、8時から事務所に戻りやっと自分の仕事にとりかかれます。お昼時間は一応1時間となっていますが、その時間にも作業があるので休憩時間は15分くらい、またはないときもあります。そして、通常業務は午後5時までとなっていますが、仕事自体激務で夜中11時、0時、1時までは当たり前のようにあり、ひどい時は、仕事が終わって家に着いたとたん、夜間の作業員が足りないから手伝いに来てくれと電話があり、もう一度会社に出向くこともあります。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
事務所で働いている社員は私くらいまではいかないにしても結構な時間働かされているので、そんな人たちと話し合いをして本社の幹部の人を呼び、話をきいてくれるような日を作り報告し、改善でしてもらえるように要求したことがあります。その時、話を親身に聞いてくれたものの、結局大幅には改善されることはありませんでした。
ネット上にはこんな記述も!
また、上司へ思い切って悩みを打ち明けると、一人では得られなかった突破口が見つかるかもしれません。視野を広げ、小さなことからでも行動することで状況や心境が変わり、辞める決断をせず、今の仕事に前向きに取り組むことができるかもしれません。
引用:「仕事辞めたい」7つの理由 仕事が合わない、苦痛、やる気が出ない…… リアル対処法
★仕事のきつさは、仕事後の楽しみを持つことで乗り越える
交通誘導警備員 一般交通誘導員(40代男性)
私の仕事は駐車場警備や道路上でよく工事現場の片側交互通行やっていて、同じ場所で立ちっぱなしの仕事が多いいのですが、その経験の中で泣きたくなるようなキツイ経験といえば主に真冬、真夏の仕事でした。
真冬では雪が降り注ぎ、寒くて鼻から鼻水が止まらない事など普通で、特に寒い上に冷たい風が強く吹くと本当に泣きたくなる程辛いのです。
ランニングしたり体を動かせれば温かくなりいいのですが、勿論仕事中だし、警備員は勝手に持ち場を離れてはいけない仕事なので仕方がない訳です。
夏場は逆に炎天下の中一日中立っていると吐き気をしたり、暑すぎて食欲が失せてしまったりする処がキツイので辞めたいなと、つい思ってしまいました。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
真冬の現場で一日中立ちっぱなしの仕事をして体が冷え切った時は?キムチ鍋!!これは現場の仕事に携わった事のある方なら解るかも知れませんが、キムチの辛みと暖かい御つゆが体と心の芯へと沁み渡って行くのです。
鼻水という涙をかなりかき消してくれます。
そして真夏の汗だくになり疲労困憊の栄養補給には冷たいビ―――ル!!で間違いなしです!
冷たいビールをグビっと飲んだ瞬間に食欲が舞い戻って来て飯も喉を通り栄養バッチリで、明日も仕事頑張ろう!という気になり、これがあるから何だかんだ言って仕事が辞められないのです。
ちなみに真夏の日射病対策や塩分を奪い取ってしまう汗対策にキンキンに凍った塩分入りの水を3~5本程、仕事の現場にお供する事をお勧めします。
以上です。
★やめたら負けと思って営業を徹底的に練習した
インターネットのプロバイダー代理店での加入営業(20代女性)
寒い営業方法はスーパー等でのイベント営業や企業や一般個人のお宅に飛び込み営業ですが
一番多いのが個人のお宅の飛び込みです。ある日上司と同行でマンモス団地に営業に行きここで最低1件の契約を獲るノルマで朝からスタートしました。
20軒ぐらい飛び込んだところでやたらお年寄りばかりが多いことに気づき昼間は決定権者がいないので夜に営業しましょうと提言したのですが自分が夜はしたくない様子で
契約がとれないのは根性がないからだとか下らない精神論を持ち出しなじられました。
とにかく飛び込んで来いと命令されしぶしぶ続けているとその年一の寒い日だったこともあり雪が降ってきました。ピンポンピンポンチャイムを押しても留守か出てきてもおばあちゃんおじいちゃんばかりでやら悲しいやらで泣きながら階段にへたりこんで絶対辞めてやると決意しました。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
飛び込み営業は自分に絶対合わないので辞める覚悟をしたんですが、できないで辞めることが悔しいのと精神論上司の「お前転職したら。」の言葉に負けるのが嫌で飛び込み営業をしなくてもいい方法をもう一度考え、もともと話すことは好きなのでテレアポ営業を徹底的に練習し、アポイントを取って営業に行くコツを習得しました。
慣れてくると、とても簡単になり効率もよくなり偉業成績も以前とは比べものにならないほど上昇しました。自分の不得意なところを辛い辛いと嘆くよりも得意なところを伸ばすことのほうが早いと気づいた対処法で、部下をもつようになった今後輩たちにこう指導しています。
★労働時間と気の合う同僚が魅力だからなんとか乗り切る
私立小中高一貫校の給食、弁当、学食に携わる業務全般(50代女性)
給食、弁当、学食に携わる業務全般の仕事をしています。給食の業務をする時がかなりキツイと感じます。特に小学校の給食は350人分の料理の材料の下ごしらえやその料理を大きな釜で一気に仕上げたり、350個の焼き物を何枚もの鉄板に並べてオーブンで焼いたり数が多いのが大変です。給食(小学生)、弁当(中学生)、学食(高校生)を日替わりのシフトを8人でこなしています。トラブルが無ければ順調に業務が終了します。この仕事を始めてまだ1年が経っていませんが夏の厨房の暑さに大変困りました。大きな釜で一気に仕上げる時には頭から足の甲へと汗が流れるので業務終了後はヘトヘトでこんなにキツイなら辞めようと思いまいました。今年の夏のキツさは同僚と共に何とか乗り越えられましたがまた来る夏がとても嫌です。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
汗だくになるし力の要る仕事でキツイから辞めたいです。でも気の合う同僚と仕事をするのも楽しくなってます。週4日、午前7時から午後3時という労働時間が魅力になっているので乗り切れました。体を動かし汗をかける仕事はあまりないので体には良いかなとポジティブに考えています。休日はゆっくり温泉に浸かったりして体のアフターケアも万全です。キツさも慣れれば健康の秘訣なりです。
★適当に仕事を休むことでなんとかやっている
飲食店のレジとホール(40代女性)
入社時は日曜・祝日が休みという契約で入ったのに、だんだんと勝手にシフトに入れられるようになった。日曜・祝日はもちろん夜のシフトまで入れられて、小学生の子どもがいる私はかなりの負担だった。こんな職場なので万年人出不足で連勤になることも多く、ひどい人は2週間近く休みなしで働かされることもあった。人出不足でいつも最低限の人数しかおらず、店も回らないので、よくお客さんから怒鳴られることも多かった。せめて時給さえ良ければまだ耐えられたが、県の最低賃金程度で働かされ、2年目にようやく昇給したがたったの10円。飲食店はどこも厳しいというが、かなりのブラック企業です。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
以前からスタッフが各々「人出不足なのでスタッフを募集して欲しい。」と店長に訴えてはいたが、人件費を理由に何も改善されなかった。もう体力的にも精神的にもきついと思い辞める覚悟で訴えたが、無視をしたり仕事を与えなかったりとパワハラが始まった。結局は何も変わらないんだと悟り諦めて、子どもの学校行事とかPTA活動を理由にして休みを取りながら働いています。
ネット上にはこんな記述も!
会社という組織で働いていれば、理不尽なことで人間関係がもつれることは多々ある。しかし、周囲に相談したり、ちょっと自分自身を見つめ直すだけでも、解決への道が開ける場合もあるのだ。その方法を知っておくだけでも、少しは楽になるはず。
とはいえ、無理や我慢は禁物。会社は星の数ほどあるのだから、自分がベストを尽くすことができそうな環境が見つかれば、思い切って転職に踏み出そう。
★マイペースで気楽にやることできつさを紛らせる
大手カメラ販売店で販売営業に従事(40代男性)
会社上部からの指令で、期日までにカメラ展示の場所を変えなさいという指示が出ました。
新製品を展示して、現行品をそれぞれずらしていく作業ですが、なにせカメラ本体は20台近くあり、位置を変えるだけでも一苦労。しかもその合間に販売接客もあり、当然ながら進みません。
閉店してからほぼ一人でやっているようなもので、終了したのが日付が変わって午前様になることもしばしばありました。
やはり新製品が出る頃や、価格や商品のプライスカードフォーマットが変わる時が変更のオンパレードだったので、キツい思いをした記憶があります。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
商品の展示場所を変える作業は確かにきつかったですが、マイペースでできることと、何気に残業代は出ていたので、そういう点ではハイペースでせずに残業代をもらったり、音楽をかけて無音にしなかったり、時に店のパートの女の子を閉店後に一人になった時に呼んで、おしゃべりしながら進めたりして、量の多さを気にしないよう気を紛らわせていました。
★タイミングを逃してしまったかもしれない
社会福祉法人の保育園に勤める保育士(20代女性)
育休明けで復帰したばかりの頃、子どもが熱を出したので迎えに来てくださいとの連絡が職場に入り、早退させてもらうことになりました。
同僚は早く行ってあげてと、優しかったのですが、上司がとても冷たい人で私が早退することをあまり良く思っていませんでした。
娘を迎えにいくと熱は40度もあり、明らかにいつもとは違う状態に急いで病院に連れて行きました。病院に向かう途中、上司から電話があり内容は明日の仕事どうするの?との事でした。
休むなら休むで調整しないといけないし、みんなに迷惑をかけるから電話してもらわないと困るとの注意をうけました。
結局娘は緊急入院ということになりました。
私としては娘を病院に連れて行ってからきちんと連絡をするつもりだったのと、大丈夫?の一言もなくそれだけを伝えられ悔しくて悲しくて初めて本気で辞めたくなりました。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
定時に帰れることはあまりなく、持ち帰りの仕事も多く、休みの日も仕事で1日が終わることも少なくありませんでした。
また、子どもが1歳なりたてで、夜泣きなどもあり毎日寝不足でした。
体力的にも精神的にもキツくて辞めようと思っていた矢先に2人目を妊娠し、辞めるタイミングを逃してしまい結局産休に入り現在は育休中です。来年4月から復帰予定です。
ネット上にはこんな記述も!
まずは、「退職するしかない」ではなく「なぜ辞めたいのか」をじっくり考えるようにしましょう。辞めたい理由が人間関係以外にもあるのであれば、併せてそれらの解決策も探ってみましょう。ほかの問題が解決すれば、人間関係に関する悩みやストレスも軽減されるかもしれません。
引用:「職場の人間関係に疲れた……」会社を辞めたいと思ったら、まず最初にやるべきこと
★迷わず心療内科を受診した
公務員。福祉職採用。障害者の通所施設や生活保護のケースワーカー。(40代男性)
去年、自分の担当している生活保護の受給者が4人立て続けに自殺するという事があった。
それぞれ性別や年齢層は別々だが、いずれも精神科や心療内科に通院していて、けしてこちらが就労開始や自立に向けて積極的に指導したりはしていなかったにもかかわらず。
相手が孤立しないように定期的に面談や訪問を欠かさず、可能な限り相手の気持ちを理解して受け止めようと思って関わっていただけにそのショックや喪失感は筆舌に尽くしがたいものがありました。
幼い頃から母親に虐待を受けて育ったためにptsdに悩まされていた若い男性や、老老介護の果てにこれ以上パートナーに迷惑はかけなくないと悩み抜いた末に死を選んだ事実に、対人援助の専門職としての自信は粉々に砕かれました。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
一人目の自殺者が出た時点で、上司や同じ係の同僚には自分が大きな精神的ダメージを受けていること、そのために仕事において普段どおりのパフォーマンスを発揮するのが難しい状態であるは伝えました。
なので有給休暇を多目にとるようにしたり、事務的な普段を少し軽減してもらうなどの配慮はしてもらいました。
しかしそれから約半年後に二人目の自殺者が出た時点で頭が全く働けない状態になり、睡眠や食欲にも悪い影響が出始めたので、迷わず心療内科を受診しました。
現在も通院・服薬を継続しています。
ネット上にはこんな記述も!
現在のような混沌とした世の中では、病気になることが健康であり、逆に病気にならないほうが病気ではないかという人もいるくらいです。つまり、職場環境で悩んでいるあなたは間違っているのではなく、「普通のことなんだ」というくらいの認識を持ってください。悪循環から脱出するための最初の一歩は、「同じ状況で悩んでいる人はたくさんいる」ということを知ることです。
★きついけど、給料が伴っているから頑張れる
建築部品などの加工に携わる工場の作業員(30代女性)
今の会社は初めて務めた会社なのですが、入社したときにとても忙しい時期だったようで人を募集しているということで友人の紹介で入社しました。
私の入社した会社と兄弟会社のような会社が工業団地にあり、入社してすぐそちらの兄弟会社の方へ手伝いのような形でいくことになりました。
すると、忙しい時期で人を募集していただけに、残業が4時間以上は当たり前で、検査員として雇ってもらいましたが、初めての仕事なうえ検査員として慣れるのにも時間がかかり、見逃してしまった傷などの見直しで呼び出され、残業で遅く帰っても寝てすぐに呼び出しの電話がくるような状態で、睡眠時間が4時間ほどしか取れなかったりとかなりきつかったです。
夜勤をしていた時には2時が定時でしたが朝8時くらいまで仕事をして14時に呼び出しの電話がきたときは一番きつかったです。
夜勤で残業と早出を繰り返していたので帰りに車を運転中に中央線をはみ出してしまうほど眠くて死にそうな思いをしたこともたくさんありました。
☆きつさを乗り越える秘訣は?☆
かなりきついから辞めたいと考えることも多かったですが、就職先がなかなかない時期だったこともあり、しばらくはこの会社にいようという気持ちで仕事に臨んでいましたし、できることが増えると自信もついてきて、なんとか乗り切れました。
あとは手伝いで違う会社に行っている分の出張費のようなものと残業と早出のおかげでお給料がとても高かったので頑張っている分お給料に反映されていて自分がしっかりと働いているという実感があり、辞めないで踏みとどまりました。
まとめ
仕事がきついと感じながらも続けている先輩方のお話はいかがでしたか?
いま、仕事がきついと感じているあなたにとって参考になった事例はあったでしょうか?
しかし、中には転職のチャンスを逃した、と感じる人もいるようです。
仕事のきつさを乗り越えていくにせよ、転職のチャンスをつかむにせよ、あなたの判断の参考になれば幸いです。
「辞めたい」けど…そんなあなたにオススメの記事はこちら!