転職の失敗パターン4つ。成功する人と失敗する人の決定的違いとは?

転職に成功したい!

せっかく転職するのだから、失敗したくない!

誰もがそう思いますよね。

転職が成功する人と失敗してしまう人は、どこが違うのでしょうか?

今回は、転職に失敗してしまう代表的な失敗パターンをご紹介し、転職成功者に成功の秘訣も聞いてみました。

参考にして、あなたの転職活動を成功させてください!

登場人物

 キャリアアドバイザー エス

 採用経験者のトリ

転職失敗はしたくない!

 転職に失敗しないためのコツですか

 転職の失敗と成功みたいなテーマですね

 転職の失敗って、定義が難しいですけど ・やりがいがない ・給料が上がらない ・スキルが身につかない ・成長できない ・前と同じような嫌な人がいる
結局、転職しても何も変わらなかったみたいな感じですかね

 そうですね。まずは転職のよくある失敗を見てみましょう。

転職成功者が絶対にやらない失敗

1)なぜ転職したいのかを見失ってしまう

ただでさえ求人を探していると、綺麗なオフィスやユニークな福利厚生がある会社など、予想もしていなかった条件に目移りしてしまいがち。次々に現れる魅惑的な求人に気を取られて、転職本来の目的を妥協してしまわないよう、『必ず叶えたい条件』が叶う求人だけを選びましょう。

転職に成功する人と失敗する人のほんのわずかな違い9選

2)適当に決めてしまう

「内定時と条件が違う」「思っていた仕事と違った」と感じるのは、事前に情報をしっかりチェックしていなかったり、内定後に条件を再確認していなかったりするためです。入社前に確認できる情報は、全て確認しておいたほうが良いでしょう。

転職で失敗する7パターンと失敗確率を劇的に下げるコツ5選

 

3)準備不足

未経験の仕事などは、気合とイメージだけでなんとかなる訳がありません。

未経験なら、変に別の会社のマインドを刷り込まれた中途より、まっさらな新卒を採用して自社のカラーに教育した方が楽ですよね。
せっかくお金を払って中途で採用するのだから、いちから教えなければならない未経験者より同業界経験者を優遇するのは仕方ないです。
憧れだけで自分の分析が出来ていない方も、やはり転職は成功しづらいと思います。

だからといって異業界への転職が絶対に不可能というわけではないですよ。未経験のコンサルになりたい、等のような転職を成功させる人は、それだけの勉強と努力をしています。例えばMBAを取得したり、休日にビジネススクールに通ってコンサルについて学んだり。

転職成功者と失敗者の違いは?転職エージェントへの質問で見えること

4)全て自分でやろうとしてしまう

比較検討のために、同時に複数社に応募。しかし、スケジュールの管理がうまくできず、面接を同じ日に2件入れてしまいました。時間的にも、どちらか一方にはいけそうにありません。どのように対処すればよいか悩んでいます。

スケジュール管理に失敗、転職で複数社の面接が重なり…

転職に成功したいなら、何が成功かをしっかり決めるところから

 やっぱりこれを見る限り、何故転職したのか、目的が決まっていないと、転職も失敗しますよね。完璧な職場なんて、ないですし

 失敗、成功、という風に考えるなら、まずはそもそも成功の定義がちゃんと決まってないと。言ってみれば「転職の目的」というのが、つまり成功の定義みたいなものですよね

 そうですね。転職活動していると、何で転職したかったんだっけ?というのが、結構わからなくなったりします
とりあえず給料が上がるならいいや 今の会社から離れられるならどこでもいい という気持ちで転職して 結果、転職先でも嫌になる人は多いですね

 給料もそんなに簡単に上がらないんじゃないですか?

 上がらないですね。逆に下がることの方が多いかと
ヘッドハンティングとか、引き抜きとかなら上がるケースもありますけど、普通の転職だと結構厳しいですね

 それなのに「わざわざ」転職するんですもんね

 そうなんですよね。 ただ、転職話を今いる会社に話したら、条件が良くなって、転職辞める人は結構いますよ
ただ、じきにまた嫌になる時期がきますが…笑

 あぁ、相談したら改善してくれるっていう

 引き止めで、良くなるやつです
言わないとやってくれないのか、という話ですが。

 まぁでもそんなもんですよね
言わないとやってくれないというより、「言わないと分からない」んですよ
日本人は対等な契約というより雇ってる側がえらい、金払ってる顧客がえらい、みたいな風潮が強いですから
思ってるだけで言わない、権利を主張しない、改善を要求しない、みたいな人も多いんじゃないですかね

 対等な関係ではないですよね。 会社側は何も言って来ない人は、問題がない・満足していると思っている感じですね

 ちゃんと契約に従って労働しているからお金もらうの当たり前なのに、「お給料をいただいてるのに文句まで言うなんて」みたいな勝手な遠慮がある人も多いような気がします

 働いている側もその前提を受け入れいる感は強いですね
その結果、自分の意見を主張できるのが、転職のときだけみたいな感じになってますね

 やっぱり、話したりしないと見えてこないじゃないですか
普段からキャリアについて話す機会なんてほとんどないわけで
その上、自分ひとりで転職活動をするとなると
そりゃー転職の目的とか、成功の定義なんて、ちゃんと決められないですよ

 キャリアについて話す機会どころか、考える機会すらないですからね。ましてや、他社の実情なんて、知る術もないので、1人でやると失敗しやすいのは当たり前ですね
そうなってしまうと、キャリアを考えて転職をするというよりも、今の会社の嫌なことをなくすために転職をする、というその場しのぎな転職になりますよね
そうすると、結局無い物ねだりを続けてしまって、転職を繰り返すという結果になりやすい

 どんな仕事がしたいかとか、今の何を変えたいのかとか、結局何かの変化に成功するということは、ビフォーアフターが明確になっていないといけないので
相談相手がいない、という人は、やっぱりうまく転職エージェントとか、そういうサービスをうまく使って欲しいですね

まとめ

普通に働いていると、「どんな仕事をしたいか?」「どんな風に働きたいか?」というのを話したり、言語化する機会というのはほとんどありませんよね。

転職に失敗する人は、そもそも「どんな転職が成功と言えるのか」を自分の中ではっきり持てていないケースが多いようです。

何が成功か分からないまま、だれかに相談することもせずに、とにかく現状を変えたくて転職しようとして、結局あとで後悔してしまう。

そんなことにならないように、やはりキャリアに関して相談をしておくことは重要ですね。

転職に成功した友人に相談したり、転職エージェントをうまく活用したりして、自分にとって「何が転職の成功なのか」をはっきり言語化してから、転職活動に臨んでください。