「転職3ヶ月で、もう辞めたい!」そんな先輩10人を追跡調査!意外な決断が明らかに!

「転職して3カ月、なかなか職場に慣れない。辞めたくなってきた。」
「転職失敗したかも?まだ3カ月だけど辞めたい。」

自分だけなのかな?
他の人はどう思っているんだろう?と 思ったことはありませんか?

あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。

そこで、今回は「転職して3か月で、辞めたいと思ってしまった」という方々に「辞めたい理由や心境、その後どうしたのか?」について伺ってきました!

「転職した職場は自分に合わないかも。辞めたいな~どうしよう。」と悩んでいる方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物

 転職して3ヶ月で「辞めたい」と思ったAさん(50代/男性)

 キャリアアドバイザー エス

年齢的に…次を探す難しさがあった

 今回は、「転職して3か月で、辞めたいと思ってしまった」というAさんに、お話を聞いてみようと思います。まず、お仕事について教えてください。

 

 はい。現在も辞めずに、警備企業の総務部長として働いています。

 

 なるほど。「辞めたい」と思いつつ、辞めていない。それはなぜですか?

 

 やはり、年齢的に50代での転職はなかなか難しいからです。不満は沢山あるのですが、辞められずにいます。

 

  どういった不満でしょうか?

 

 私は内勤の事務職としての採用だったのですが、警備現場の人員が足りないときは、自分の仕事を差し置いて現場に出されることも多く、あげく給料日前は多忙を極め、サービス残業をするはめになることが納得いかなかったんです。これが、自分の能力不足によるところならまだ仕方ないという部分もあると思うのですが、全くそうではなかったところが…本当に、残念な会社です。

 

 内勤の事務職が現場ですか…それは大変ですね。最後に、転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイスをお願いいたします。

 

 はい。転職は今の時代、珍しいことではなくなりましたが、やはり面接をする立場であった者からみると、早期に辞めると採用しても同じことになるのではという不安もあるので、1年は続ける努力はした方が良いと思います。私自身、余り早く辞めると、今後の職探しに不利になると思ったのは当然のことですが、同時に職探しはしていたものの、年齢的になかなか良い仕事が見つからなかったという理由もあります。ただ、心身ともに疲労している状態ならば、迷うことなく転職を薦めます。無理は禁物。捨てる神あれば、拾う神ありです。

 

 Aさん、ありがとうございました!

「転職して3ヶ月。もう辞めたい!」という状況に陥った人たちのその後!

Aさんは、面接をされる立場として、早期に辞めることのデメリットの大きさを実感しておられましたね。ただ、心身の不調が出て来た際には、スグに辞めることもアリだとおっしゃっていました。

他にも、「転職して3か月で、辞めたいと思ってしまった」という方々に「辞めたい理由や心境、その後どうしたのか?」について教えて頂きました!

Aさん以外の先輩たちのエピソード、是非、ご覧ください!

★せめて半年!と踏ん張った

先輩データ(20代/女性)
  1. お仕事:ブライダル業界
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めなかった

「辞めたい」と思った体験談

とにかく人手が足りなかったのか、入社して早々にすぐに大量のカップルの担当につくことになった。ブライダルの経験もなければ知識もないのに、「新入社員だとバレないように」と会社に言われ、年齢も実際より上だとごまかすことになった。終電に間に合わないことも多々あったが、残業代はなし。近くにビジネスホテルもネットカフェもなく、帰れなくなりラブホテルに泊まることもあった。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

あまりにひどいようでなければ、体調と相談しながら半年くらいは様子を見てもいいかも。仕事内容や人間関係に慣れると、仕事も楽しくなるかもしれないからです。入社して約1ヶ月と、約3ヶ月ごろは一番身体や心がしんどくなってしまう時期だと思うので、とにかく体調だけは気をつけて無理はしないことです。頑張りすぎずに様子を見ることをお勧めします。

 

★退職金は貰ってから辞めたい

先輩データ(30代/女性)
  1. お仕事:病院 コメディカルスタッフ
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めなかった

「辞めたい」と思った体験談

①職場のトップが細かい所まで全て自分で決めてしまう。そのため皆トップの指示待ち状態でスムーズに事が運ばない。その一方でトップの気が変わりやすい。②何でもトップの判断を仰がなければいけないので、自分は信頼されていない、任されていないと感じて悲しくなった。トップの気が変わりやすいので、その都度トップの気持ちを確認しなければいけなくなり、混乱した。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

体調に問題がない場合は、今この時点で退職することで起こるメリットとデメリットを紙に書く。その上でデメリットとして出てきた項目について、解決策を探す、というやり方がある。しかし体調が悪く、医師からも仕事をするのを控える(あるいは退職しないと命の保証はできないと言われている等)よう指示が出ている場合は、命のためにも退職することを勧める。

★何もかも耐えられなくなった

先輩データ(30代/女性)
  1. お仕事:通信販売会社のカスタマースタッフ
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めた

「辞めたい」と思った体験談

何もかもがお客様からのクレーム・女上司のヒステリック・会社のずさんさに耐えられくなりました。お客様からのクレーム・女上司のヒステリック・会社のずさんさに耐えられなくなったからです。数時間スタッフとやりとりの練習をしただけでお客様からの電話を取らされました。カスタマーセンターに電話されてくる方は大体がクレームなので、最初から怒りMAXのお客様に当たってしまい平謝りしかできず・・。その時点でかなり心は折れていました。1週間1回は新商品が更新されるので、2、3日は電話の嵐になります。新人だったこともあり、やる事に手間取ってしまい、入力やらその後の確認で朝9時から来て日付がまたがるくらいまで仕事をしていたときもありました。それでも女上司は先帰るねーという感じで、何もフォローしてくれませんでした。分からないことが沢山あり聞きに行くと、怒鳴られる事がありました。もうこの上司にはついていけないと思い、年明けにやめる旨を伝えました。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

わたしは辞めたいと思ったならば辞めてもいいと思います。わたしはそれで心の病気になって通院しています。1回頑張ってそれでも無理ならば辞めてもいいんです。無理して病気になる方が大変です。周りの目や生活などいろいろ心配事はあるかもしれませんが仕事はたくさんあります。中々やめられない人は人に話してみましょう。それだけで凄く気持ちが楽になります。どうか頑張りすぎませんように・・。

★精神的に限界に達した

先輩データ(20代/女性)
  1. お仕事:調剤事務
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めた

「辞めたい」と思った体験談

入社、2週間後くらいから、会社の方針に慣れれずに、毎日、家に帰っても会社の資料を整理したり、努力もしていましたが、それでも精神的に追い詰められてしまいました。食事もできなくなり、会社の上司に相談をして、対策を取ってもらうようにしたのですが、それでも改善されず、仕事中にずっと涙が止まらない状況になり、限界でした。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

とりあえず、辞めたいと思ってしまうことはあると思います。自分だけで溜め込まずに、上司に相談する必要があると思います。自分では解決できなくても、上司が何か対策を取ってくれることもありますし、それでも無理な場合は、転職を考える必要もあります。自分が悩んでいても、周りはそれに気づかないこともあるので、相談することが大切です。

★何とか3か月まではと我慢した

先輩データ(40代/男性)
  1. お仕事:鉄骨工場内作業員
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めた

「辞めたい」と思った体験談

仕事内容自体は、きつい仕事でしたが、楽しかったのです。ただ入社してから、2週間が経って、労働時間が朝6時から夜21時までの、長時間労働で、日曜日も、休日出勤、肉体労働の仕事を長時間やるため、体力が持たず、その上、性格の悪い上司が、いたので、入社して3週間目には、辞めるのを決意しました。しかし、お金がなかったので、職安の一時金支給になる、3ヶ月まで我慢しました。一時金もらった、次の日には、退職しました。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

辞めたいなら辞めるべきです。この世には、会社がいくらでもあります、選ばなければすぐに見つかります。ですが、お金がないなら、辞められませんよね。お金を貯めるか、次の会社を見つけてから辞めましょう。辞める目標を決めてしまえば、精神的に楽になるともいますよ。私は、そう思うことで、とても楽になりました。もう少しで、辞めてやる、ざまーみろという、気持ちは、大事ですね。

★生活がかかっていて辞められなかった

先輩データ(40代/男性)
  1. お仕事:商社の事務
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めなかった

「辞めたい」と思った体験談

人材紹介会社の紹介で入社しました。前評判では良さそうな感じでしたが、100人足らずの会社なのに人の出入りが激しく社内の雰囲気は最悪でした。また、実際に仕事にとりかかった際には、過去の資料がファイリングされておらず、それらを探すところから始まりました。上司に相談しましたが、関心のない分野では協力を得ることができませんでした。ただ、転職に伴い引越したので、辞めてしまうと路頭に迷う可能性があり、生活がかかっていたので、何とか頑張り、今に至っています。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

辞めるにしろ残るにしろ良く考えて行動した方がいいと思います。妻子など扶養家族がある場合はなおさらです。自分の軽はずみな行動が周囲の人に迷惑をかけてしまいます。また、一旦辞めてしまうと精神的余裕もなくなり、また同じような会社を選んでしまう恐れがあります。一方で残って頑張る場合は、現在の職場で自分の居場所が作れるかどうか検討してみてください。あと、社内で相談できる相手を見つけてください。これだけでも精神的に大分違ってきます。

★薄給に意気消沈したが踏みとどまった

先輩データ(20代/女性)
  1. お仕事:病院の事務
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めなかった

「辞めたい」と思った体験談

入社してはじめのころは残業もしていないからしょうがないと思っていました。ですが残業できるようになってもおもったほど給料は増えていなくてとてもがっかりしました。将来のために毎月貯金を頑張りたいと思っていたので、1度歯科助手の面接を受けにいったのですが、面接うけたところは毎日12時間勤務と激務だったのと、1年すれば昇給するし、もうすこし頑張ってみようという気持ちになったので現在も辞めずに頑張っています。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

今の職場で仕事も人間関係もうまくいっている方は転職はあまりお勧めできません。転職しても次の職場で1から仕事を覚えて、先輩や上司の方と人間関係を築いていくのはとても大変だと思っているからです。もちろん転職して今よりもうまくいく可能性はありますが、辞めてからでは前の職場に戻ることはできないので、転職したいのであればしっかり考えてから転職するべきだと思います。

★他の転職口がみつからなかった

先輩データ(40代/男性)
  1. お仕事:金融 営業
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めなかった

「辞めたい」と思った体験談

入社した金融業の会社が超のつく体育会系で、三日で嫌になりました。朝礼は円陣を組んで延々と声出しをさせられたり、ネクタイをハチマキにしてリポピタンで乾杯したり…まるで昭和のノリです。先輩後輩の上下関係が絶対で、営業を頑張っても「そこは俺の客だ」と上前をはねられたり、わずかな給料も年がら年中の飲み会に消えたり…いまだに辞めたいとは思っています。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

辞めるなら本当、三日でやめたほうが良いと思います。半端に数年働くと、なかなか転職口を探そうにもみつからなかったり、条件が最初からになったり…日本企業はこの根性論から抜け出せていないところばかりで、コンプライアンスなんて口先ばかり。思い切って外資でも良いかもしれません。仲間には鬱でやめた人が多勢。日本企業の金融営業はおすすめしません。

★会社も社員も私物化…見限った

先輩データ(40代/女性)
  1. お仕事:税理士事務所 事務
  2. 「辞めたい」と思ったその後:辞めた

「辞めたい」と思った体験談

家族経営の税理士事務所へ転職しました。税理士は普通の人でしたが、嫁と息子がやりたい放題でした。事務をお手伝いさんと勘違いしていました。度々、家庭の用事を押し付けられたりして苦痛でした。すぐに辞めたい、と思いましたが、入職そうそうで辞めても生活費がありません。そこで我慢して続けました。しかしその後、友人からの紹介で別の職場への転職が決まりました。半年ほど続けましたが、次を見つけたので辞めました。

転職してすぐ「辞めたい」と思っている人へのアドバイス

金銭的に余裕があればすぐに辞めてもいいと思います。本当にダメな職場にいてもスキルも何も身につかないからです。私のように金銭的に余裕がないのなら、こっそりと転職活動をすることをお勧めします。もしくは半年我慢すれば、ハローワークから失業手当がもらえます。ただし、そこの会社が雇用保険に加入していること、自己都合なら3か月間の生活費は確保することが条件になります。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「転職して3か月で、辞めたいと思ってしまった」という方々に「辞めたい理由や心境、その後どうしたのか?」について、お話を伺わせていただきました。

「他の転職先が見つかるまでは,辞められない!」
「精神的、肉体的に限界だったので、辞めた!」という経験を持つ人はたくさんいますね。

是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。