ベンチャー企業は、やめとけ。「転職して失敗だった!!」と後悔した人たちの叫び

[char no=1 char=”キャリアアドバイザーエス”]キャリアアドバイザーのエスです!

「ベンチャーに転職したいけど、合わなかったらどうしよう??」
「ベンチャーに転職して失敗したくないな…」
という心配をした経験はありませんか?

あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。
そこで、今回は「ベンチャーに転職して失敗した」と思っている方々に
「失敗を回避して成功するコツ」について伺ってきました!

ネット上でも同じことで悩んでいる人もたくさんいたので
「ベンチャーへの転職を成功させたい!!」をしたいという方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物の紹介

 中堅企業からベンチャー企業に転生したシステムエンジニアのGさん

先輩データ
1、性別/年代:男性/40代
2.現職:システムエンジニア
3、前職:システムエンジニア

 キャリアアドバイザーエス

事例1、ある程度のブラックさに耐える覚悟がないなら、考え直した方がいい

 本日は、中堅企業からベンチャー企業に転生したシステムエンジニアのGさんにお越しいただきました、Gさんありがとうございます。
Gさんは、なぜベンチャー企業への転職しようと思ったのですか?

 それまでは、社員数の多い中堅企業で働いていましたが、いわゆる指示待ちとなることが多く、自分の意見が通らないことも多々ありました。
そこで、社員数の少ないベンチャー企業に転職しました。

 なぜ、ベンチャー企業への転職が失敗だったと思ったのですか?具体的に教えてもらってもよろしいですか?

 実際に転職して、いろいろな問題が見えてきました。
まず、会社のルールが定まっていないので、一般の企業では整備されている、残業代や休暇等のルールの運用が曖昧でした。
そのため、休日出勤しても、その分の給与が支払われないといった問題がありました。

 休日出勤してお給料がないのは悲しいですね。
Gさんの失敗をふまえ、ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

 一般企業のルールに沿って仕事をしたい人や、公的なルールに守られて仕事をしたい人は、注意が必要です。
ベンチャー企業の中には、ある程度のことは時間を掛ければ解決する、そのためのプライベートな時間を、会社に捧げないと回らない会社もあります。
ある程度のブラックさに耐えられることを覚悟していない人は、ベンチャー企業への就職は、考え直した方がいいかもしれません。

 Gさん、ありがとうございました。

では、ここからは、他の事例もご紹介いたします。

事例2、社長によって、その会社の風土や雰囲気が決まる

先輩データ
1、性別/年代:女性/40代
2.現職:情報通信業
3、前職:IT企業

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

社長や幹部職の方々との考え方と私の考え方が合わなかったことです。私のアイデアを取り上げていただけましたが、それを実行していくにあたっては私を責任者として任せてもらえず、結局、古くから会社にいる方の意見が強く、社長と関係が深い方であればあるほど意見が通りやすいということを痛切に実感したことにありました。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

一言でベンチャー企業と言っても、社長がどんな方なのかによってその会社の風土や雰囲気が決まるので、社長と面接の時に社長がどんな考えを持っていて、何を大切にしているのかをいろいろな角度から質問して、知る必要があると思います。

ネット上で紹介されているアドバイス

大企業の「歯車」がイヤでベンチャーに来たら、今度は「奴隷」になっちゃった、みたいな(爆笑)

事例3、営業がテレアポのみ。はっきり言ってただの迷惑行為。その非常識な考え方についていけなかった

先輩データ
1、性別/年代:男性/30代
2.現職:光回線営業
3、前職:損害保険営業

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

会社の設立メンバーが、超絶ブラック企業の光通信の出身者だった。●通信のやる方を正しいと思っているので、営業がテレアポのみというスタイル。はっきり言ってただの迷惑行為です。その非常識な考え方に自分がついていけませんでした。頭がおかしい人間しか生き残れない会社なのですが、●通信出身者というのがわかっていたら入っていません。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

ベンチャー企業の創業者についてしっかりと調べましょう。特に光通信は要注意。●通信は良い社員はどんどん独立させるという風潮があるので、ベンチャー企業の社長は光通信という可能性が高いので、SNSや掲示板などしっかり調べましょう。

事例4、社長がすべて。社長がダメになったらそれで終わってしまう

先輩データ
1、性別/年代:女性/40代
2.現職:医療系コンサルティング会社でのイベントプランニング
3、前職:派遣社員

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

社長のワンマンで、すべてが社長決裁による。社長に気に入られたらそれなりにかわいがってもらえるけれど、そうでない場合はひたすら地獄を見ることになる。
社長が自ら動いて仕事を獲得してくるため、社長が倒れたら、おそらくうちの会社はどうにもならなくなり、すぐに次の仕事が見つかるのだろうかいう不安が常に付きまとう。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

会社の体制をしっかりと見極めることが非常に重要だと思います。社長をはじめ、上層部の方々が、土日も夜中もというような働き方をしていないか、それぞれの部署は、それぞれの長が決定権をしっかり持っているのか、社長がすべての会社は社長がダメになったらそれで終わってしまうので、自分の実力をつけるために少しの期間修行と思って働く分にはいいけれど、そこに安定を求め内容が良いと思います。

ネット上で紹介されているアドバイス

企業にもよりますが、ベンチャー企業は組織がコンパクトな分「職種の枠組みを越えて仕事を任される」傾向があります。新しい仕事にチャレンジすることは成長につながりますが、「前職では他部署がやっていた業務も、ベンチャー企業ではすべて自分一人でしなければいけなくなった」と、想像以上の業務範囲に戸惑ったり、仕事をこなすだけで精一杯になることも。おのずと残業が多くなってしまい体力的にキツく感じてしまうこともあるようです。

このように現実をよく知らず、自分の理想やイメージだけで転職先を決めてしまうと、入社後に「失敗した!」と後悔することになりかねません。

事例5、安定性が乏しいことを予め気に留めておいた方が良い

先輩データ
1、性別/年代:女性/50代以上
2.現職:製薬企業研究
3、前職:大学研究室研究

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

任せてもらえる業務が多く今までの実績が活かせるのが魅力であったが、経営が急に降下してしまい資金が乏しくなり、それまで手足となって働いてくれた派遣社員を雇えなくなり、費用も大幅に削減され、研究業務が思うように出来なくなり業績が滞りボーナスも削減された。さらに研究だけではなく未経験である営業職と兼任になってしまった。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

資金的に浮き沈みが大きいことをあらかじめ理解しておく必要がある。経営的に潤っている時は、新しいことや自分の専門分野が活かせるので、忙しいのが苦痛にならなければ楽しいし、自分自身も成長できると思う。しかし、経営が悪化すると、部署によっては業務が思うようにできなくなる可能性もあり、自分が望んでいない部署への移動もあり得る。安定性が乏しいということを予め気に留めておいた方が良いと思う。

事例6、大企業での生産、開発を期待していると、そのギャップにつまずく

先輩データ
1、性別/年代:男性/50代以上
2.現職:無職
3、前職:半導体生産技術

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

大学のベンチャー企業に入りましたが、予算を取るのが難しくて、なかなか新しい技術にトライするのが困難だった。前は大企業で生産、予算、技術開発、材料開発など自分から進んで提案できるし、そのギャップは非常に大きかった。また、大学のベンチャーは最先端1個でも作れれば論文やそれを世界の中での位置付けで満足している様にみえた。逆に言うと、生産性や品質管理に難があるように感じた。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

大企業での生産、開発をベンチャー企業に同じ様に期待していると、そのギャップにつまずく事があるので、それを割りきって世界最先端の技術を確立するという思いで転職を考えるのが寛容かと。技術開発と生産、品質管理、予算管理や編成の業務をベンチャー企業に同じ様に期待して入るのは考えて欲しいと思います。自分は、どのような仕事に興味があり、好きなのかをよくよく考える事が重要だと思います。

ネット上で紹介されているアドバイス

ベンチャー企業への転職で失敗してしまった人とは?
⑴前職とのギャップが大きすぎた
⑵イメージばかりで転職を決めてしまった
⑶経営者と合わなかった

事例7、経営者の事業目標や夢、当面の目標を聞いた上で、判断してほしい

先輩データ
1、性別/年代:男性/40代
2.現職:無職
3、前職:眼鏡小売店管理本部

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください

実際の売上規模は伸びており、規模拡大に伴いいろいろな可能性を秘めていると思い入社したが、儲かり始めた時に、本業以外で借金を作ってしまっており、それが見抜けなかった。人手は足りていなかったが、入社後に、資金繰りに苦労していることが分かった。やっている事業については、伸ばしていたが、まだ成功したといえる前に違うことに手を出してしまっていたため、失敗した。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

経営者の事業目標や夢、今後どのように事業を拡大していくのか、よく聞き、市場規模などを考えて、当面の目標を聞いた上で、判断してほしい。入社時に「利益は出ていますか?」とはなかなか聞けないのが1番難しいところだが、その業界でどこまでのぼりつめたいのか、よく確認すべきと思う。

事例8、詐欺まがいな売り方をしており、良心の呵責に耐えきれなかった

先輩データ
1、性別/年代:男性/40代
2.現職:高校生向け教材営業
3、前職:前の前ですが、通信系代理店営業

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

通信系代理店営業で新規事業のオープニングスタッフを正社員で募集していたので、新しいことしてみたいという気持ちと、正社員に惹かれて応募しました。
しかし、実際勤務してみたら、創業社長とオーナー会長のワンマン企業で、周りがそのスピードについていけてない会社でした。
詐欺まがいな売り方をしていたので、良心の呵責に耐えきれませんてした。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

いいベンチャーと悪いベンチャーは存在すると思います。
入社前に社長と面談する機会があるなら、必ずしたほうがいいです。
それと、ベンチャー企業は割と忙しくて、マニュアルなども不整備なことが多いので、柔軟な対応が求められるます。
指示待ちではなく、積極的に仕事をもらいにいく姿勢をもったほうが、会社のためにも自分のためにもよいでしょう。頑張ってください。

事例9、初日から9時間、夜中の3時までの残業が、退職するまでの3年間続いた

先輩データ
1、性別/年代:男性/30代
2.現職:IT業界 人事
3、前職:IT業界 人事

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

私が転職した企業は従業員50人ほどのアーリーステージのベンチャー企業でした。

ベンチャー企業は転職希望の範囲にしていましたが、希望よりやや従業員数が少なかったためやや不安はあったのですが、転職初日で的中しました。

入社初日から『初日でやる気あるから残業するよね?』と言われ初日の緊張もあり定時で退社したかったのですが、今後のことも考えて残業しました。

『初日だし残業しても1、2時間ぐらいだろう』と思っていたのですが、退社できた時間は夜中の3時です。

9時間ほどの残業を初日から行い、退社までの3年ずっとこのワークライフを送りました。

土日も家で仕事をしたり会社で仕事をしたり次から次へと仕事が入り、しかも残業代はありません。

心身ともに疲れ二度とアーリーステージのベンチャー企業では働かないと誓いました。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

ベンチャー企業にもいくつかステージがあります。

50人前後であれば、間違いなくハードワークが義務です。しかも、この規模ですと事業立ち上げから間もないため、安定的な収益モデルが複数ないことの方が多いため経営も不安定です。

不安定のなかハードワークをこなすことになりますので転職先として良いことはないです。

ベンチャー企業への転職は否定しませんが100人以上の従業員規模のベンチャー企業をお勧めします。

事例10、業務内容にしても労働時間にしても管理がいい加減

先輩データ
1、性別/年代:女性/40代
2.現職:システムエンジニア
3、前職:システムエンジニア

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

ベンチャーは小さい会社が多いので、合わない上司と組んだ場合逃げ場がなくなり我慢するしかなくなる。
私が転職してときは、業務内容には不満はなかったが、上司となった方とあまり相性がよくなかった。他部門への異動を希望したが小さな会社なので異動は難しいと言われた。
また、ベンチャーは労働時間の管理がいい加減なことが多く、業務によっては有り得ない長時間残業になることがあった。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

ベンチャー企業は、会社の規模が小さく小回りが効くのが良いところです。自分で提案してスピーディに仕事を進めたい方には向いています。また本来の業務以外の仕事が降ってくることも多いですが、あれこれ手を出したい方には楽しい職場です。
ただし、業務内容にしても労働時間にしても管理がいい加減なことが多いので、いい意味での忍耐強さは必要です。
本筋以外の部分は多少適当でもいいと思える方にとっては、素晴らしい活躍の場になるはずです。

事例11、自分からどんどん要求をはっきり言い、創業メンバーとの立場の差を早く無くすこと

先輩データ
1、性別/年代:男性/30代
2.現職:化学メーカー営業
3、前職:情報サイトベンチャー営業

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

少人数で創業メンバー6人+中途入社3人のインターネットで情報サイトを運営しているベンチャー企業の営業に転職しました。ベンチャーということで就業規則、経営戦略などが全く無く「売り上げを1年で10倍にする企画を出してみろ。」「経費ゼロで営業する方法を自分で考えろ。」といった無茶振りが多く給与体系や経費精算も口約束でしばしば反故にされてしまったので短期間で退職しました。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

小規模なベンチャー企業では創業メンバーが行き当たりばったりというか、問題が生じたらその都度ルールを作りながら経営しています。中途や新入社員だからと言って遠慮して創業メンバーのいいなりになっていると、貰えるべき給料が貰えず、ただ安くこき使われてしまう可能性があります。自分からどんどん要求をはっきり言いながら、創業メンバーとの立場の差を早く無くすことがベンチャー企業への転職を成功させるカギです。

事例12、社員同士、役職関係なく仲が良く、それが仕事にも影響してストレスを感じた

先輩データ
1、性別/年代:女性/20代
2.現職:一般事務
3、前職:一般事務

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください

自由度が高いところは、業務の中にも反映されており、明確な業務区分や業務フローが構築されておらず、混乱してました。社員同士、役職関係なく仲が良いというのも特徴かと思いますが、それが仕事にも影響しており、あまり部下の失敗や指摘を上司が強く指導できない場面が多々あり、もどかしさやストレスに感じておりました。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

自分自身の個性やこだわりをなによりも大切にすることを職場にも求めるのであれば、ベンチャーという自由度が高い企業はとても向いており、過ごしやすいと思います。ですが、きちんとした環境にて仕事を行いたい方や、職場にはある程度の節度を求める方には、あまりオススメは出来ないです。全てベンチャーがそうとは言い切れませんが、生き生きとした仕事がしたいのならベンチャー企業を志望するのもいいと思います。

事例13、誰にも負けないと言えるくらいの自分の強みを持っておく

先輩データ
1、性別/年代:男性/30代
2.現職:Webメディア運営事業
3、前職:リフォーム関連の営業

ベンチャー企業への転職で失敗だったと思ったことは何ですか?具体的に教えてください。

何か特出したスキルがある訳ではなかった為、専門的な知識を持った人間に劣り、自身が説得力のあるプレゼンなどを行う事が出来なかった。仮にプログラミング一つでも専門知識があれば違ったのかも知れず、全体をディレクション出来る能力だけあってもあまり意味が無いと感じた。他は人間的に周りを引っ張っていくだけの力がなかった。

ベンチャー企業へ転職を考えている方へのアドバイスをお願いします

まず、誰にも負けないと言えるくらいの自分の強みを何か一つのジャンルでも持っておく事が大切だと思う。
知識が広く浅くという感じだと、余程の統率力を持っていない限りは専門知識を持つ他社員に論破され、自分の考えを突き通せないと思う。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「ベンチャーに転職して失敗した」と思っている方々に、「失敗を回避して成功するコツ」について、お話を伺わせていただきました。

「業務内容やルールなどは未完成なので期待しない」
「ブラック企業で働く覚悟が必要」
など、是非、自分のキャリアや転職につなげて考えてみてくださいね!