こんにちは!キャリアアドバイザーのエスです!
今回のテーマは『”正しい”情報の集め方』です。
これまで転職やキャリアの考え方を様々な方向から考えていきました。
転職しようと決意を固めましたか?今の会社に残ろうと決めましたか?
これまでの情報で決めるのは、まだ早いです。
ということで、今日は正しい転職活動の進め方・現在地の把握の仕方についてです。
全ての情報には発信者の主観が混ざっていると考える
転職活動を成功させるために絶対に必要なものがあります。それは。。。
情報です。正しい情報を得ることが何よりも大切です(当たり前ですが、当たり前に大事なことです)。しかし、これが転職活動においてはなかなか難しい。その理由は、発信者にとって都合の良いように、意識的・無意識的に加工されているからです。
求人媒体
応募者を集めたい企業・媒体運営社が、応募が集まるように情報を発信している
→企業にとって見栄えの良い情報が集まる
転職エージェント
転職をさせることが生業。相手を間違えると、無理矢理にでも転職をすることになる
→転職をさせたい情報が出てくる可能性がある
自社の先輩・上司
基本的にはやめさせたくない。
→やめないようにするために、都合の良い条件や情報を後出しで出してくる
面接官・社員
採用させたい人が自社に引き入れるために話をしている。
→情報を隠しているかもしれない
家族や友達
自分の主観をベースに話をしている
→事実でない情報も多い。
2チャンネル
愚痴や不満を言いたい場所
→ネガティブな情報に偏る
表面的に簡単に得られる情報は特にこういった偏った情報になりがちです。
正しい情報を得ずに転職をして失敗した事例
残業10時間って書いてあったのに。。
30代男性広告営業→広告営業へ
求人票には残業時間が10時間と書いてあり、転職を希望した背景があった方です。元々いた会社が残業があまりにも多く、土日出社も当たり前。家族との時間が作れないという理由で転職。しかし、転職先は、社内の電気は21時に全て消えるものの、仕事は終わらず、持ち帰りでみんな仕事をしていた。。
ストックオプション付与といったのに
20代男性メーカー→ITスタートアップ
元々独立志向で起業を志していた方。メーカーで実績を積み、次の転職ではベンチャー・スタートアップでの経験を積むことを目指し転職。起業資金にもなるということで、ストックオプションがついていると勧められて転職したベンチャーでは、結局仕事環境が劣悪で早期に退職。ストックオプションも結局うやむやにされた。。
人間関係の良い、みんな仲の良い職場
20代女性 不動産事務→保険会社事務
求人サイトを使って転職。同業他社への転職となったのは、家庭の都合で勤務時間と勤務地の調整が必要だったためでした。媒体には、みんなが楽しそうに働いている写真が掲載され、「アットホームな職場」と書かれていました。面接でも楽しげな雰囲気で、その雰囲気の良さに惹かれて転職しましたが、実際に配属された部署はピリピリした空気で、誰も話しかけないような職場でした。
正しい情報を得るために必要な3つのコツ
転職活動において、情報の重要性を強く感じていただけたのではないでしょうか。では、有益な情報を得るために何をすべきか、3つのコツがあります。
- 複数人から情報を集める動きをすること
- 客観的な立場に立っている人から情報を得る
- 相性の良い人とコミュニケーションを取る
特定の1人から情報集めることは、どうしても情報の偏りが出るためお勧めできません。また、立場によって、人は伝えてくる情報に違いが出てしまいがちです。また最後の相性の良さは意外と重要です。話をしていてもそうですが、相性の合わない人は、素直に相手の話を受け入れられなかったり、また会話が盛り上がらないので、表面的な話で終わってしまう可能性があるからです。
これらを総合して、まず転職活動を動きたい、自分のキャリアについて客観的にしっかりと考えたいと思ったら、ここから始めてください。
転職エージェントに10社登録し、10人と面談する
相性が合う人、合わない人はいると思います。しかし、それでOKです。相性の合わない人とは、それまでです。これから転職活動やキャリアの相談がしたいと思える人を、その中から3~5人に絞って、相談をしてみてください。まずはここからがスタートです。自分で媒体やネットで調べなくて良いです。まずは相談に行ってください。その方が、100倍効率的です。
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