【働き方編】1000人を支援してわかった成功するキャリアの作り方

こんにちは!キャリアアドバイザーのエスです!

今回は、働き方×転職について考えていきたいと思います。

働き方を考えるとは、時間の使い方を考えるということ

働き方改革が2016年9月にスタートし、”働き方”への関心は年々高まっています。ただ働き方といっても、どう考えれば良いかは、いきなり答えが出るものではありません。

私が考えてる「働き方を考える」とは、自分の時間をどう使うかを考えるということです。週休2日の会社で働き、フルタイムで働いていれば、8時間×5日間で40時間は少なくとも働いているわけです。そして、残業が多い人は、さらに会社にいる時間が長くなってしまうわけです。

家庭の事情で長く働けない人、色々チャレンジしたい人、様々な考えや事情があります。働き方とは、自分の時間をどう使うかということです。

時間の使い方を決める構成要素

本業(会社で働く時間)

自分がメインとしている仕事の時間です。基本的にはここでの時間が働く人にとっては一番多くなる傾向があります。

副業・兼業

最近は「副業解禁」の動きも加速しています。本業以外で、ビジネスを行うことです。

ボランティアや課外活動

仕事以外に何か人の役に立つための取り組みへの参加です。他にも、資格取得のためにスクールに通ったり、英会話などを学んだりという人もいます。

家事・育児など家庭の仕事

家庭を持っている人であれば、この時間をどのように捉えるかは大きな問題です。夫婦で働いている人や産休・育休をどうするかで、1日・1週間の動きは全く異なるものになります。私ごとですが、我が家嫁が専業主婦です。子供が生まれて、子供との時間を最優先にしました。

趣味・プライベート

旅行好きな人、カフェ回りが好きな人、海が好きな人など、リラックスできたり、モチベーションをあげたりする時間も大切です。

移動・通勤時間

何気にバカにできないのが、通勤時間です。本業で通勤1時間の人は、毎日2時間、週10時間は通勤で時間を奪われています。本業が8時間で終わっても通勤を合わせたら、1日10時間は本業のために時間を費やしていると言えます。

自分は何にどのぐらいの時間を使いたいのか?

1日24時間、1週間168時間・10,080分をどこに投資したいのか。

この視点は非常に重要です。我が家のように、子供が生まれ、育児・家事に時間を使わなければいけない、という人もいるかもしれません。将来起業したいから、副業にチャレンジしたり、NPOに参加したいという人もいるでしょう。

今やりたいこと、将来のために今やっておきたいことを整理し、日々の時間をどこに身を置くかを考える必要があるのです。自分の時間をどこにどれだけ使うか、どの環境に身を置くかで自分自身の成長やキャリアが変わってくるわけです。

やりたいことにチャレンジできない壁がある

ただ、1つ大きな障壁となるものがあります。それが本業の方針です。自分がやりたいこと、チャレンジしたいことに対し、本業の会社が許してくれるのか、という問題です。つまり、自分のやりたいこと、チャレンジしたいことに時間を投資できる環境に身を置いているのか、という点は非常に重要な問題なのです。

自分でビジネスを持ちたいか副業をしたい、と思っても、所属している会社が副業を認めていないかもしれません。育児に時間を取りたいと思っても、会社が育休を容認していない(制度はあっても、周りの社員が良い顔をしない、なども含めて)というケースもあります。残業が多すぎて、趣味に時間を費やせない人もいるでしょう。

自分がやりたいことが、外的な要因でできなくないかもしっかりと考える必要があるのです。

働き方を考えるには2軸で考える

働き方を考えるときは、「自分が何に時間を費やしたいのか」「それが実現できる環境にあるのか」という視点で考えることが必要です。

実現できる環境か否か、という点は、今の会社や転職を考えている会社の制度について調べれば答えは出ます。また”今”だけに囚われるのではなく、「競合他社」や「業界」の動きもチェックしましょう。採用する側の側面で考えると、他社はやっているのに自社はやっていないという状況は、採用に不利になります。採用ができなければ追随したい動きを取らざるを得ないため、今はなくても将来制度や仕組みができる可能性が高まります。

副業や兼業については、収入的な側面も考えなければいけませんが、まずは自分が時間を費やしたいと思うのか、またそういった環境に身を置いているかをしっかりと考える必要があるということを忘れずに意識してください。

今回のまとめ

働き方を考えるとは、「時間の使い方」を考えるということ。自分が何に時間を使いたいのか、そしてそれができる環境はどこなのか、という視点で考えてみてください。