「IT業界にチャレンジしてみたい」

と思ったけど、

「今の自分のキャリアで採用してもらえるの?」

「正直、異業種の転職でハードルが高そう」

と悩んでしまう人も多いようです。

そこで今回の記事では、これまで多くの方のIT転職を支援してきた

キャリアコンサルタントの平田様に

IT業界に未経験で転職する人によくある3つの失敗パターン

について伺ってきました。

  • IT業界でもっとキャリアアップをしたい
  • IT業界への転職を検討している

という方は是非プロの意見を参考にしてみてください。

登場人物

 キャリアコンサルタント 平田 泰憲
株式会社エージェントプラス

 人材会社出身でインタビューが趣味の笹田

NG行動1位:未経験業界は年収が下がるリスクが高いにも関わらず、転職をしようと動いてしまう

 「今の会社の年収が〇〇万円だから、次の会社は維持かそれ以上で」というご認識の方が多いのですが、これは少し違います。

 違っているというと?

 先方が求めているポジションでの経験があるかないか、つまり「即戦力になれる否か」でご年収は決まります。未経験業界へのご転職は、当然即戦力はまず難しいです。そうしますと、年収ダウンから始まるケースも少なくないんです。

 そうですよね。企業の方も技術を教えるところから始めるわけですから、ここは妥協するべきポイントの一つと考えた方がいいでしょうね。

 ご年齢の若い内ですと、年収維持か、減収の幅も少なくて済みます。どの業界でキャリアを積んでいくのか、早い内に決める方が良いと思います。

IT業界転職の成功ポイント1
未経験業界からの転職の場合、年収ダウンは覚悟しよう!その分、自分の経験値になればプラスであると考えましょう!

NG行動2位:企業イメージ=業務イメージと思ってしまう

 IT業界でそれなりの規模感の企業ほど、多岐に渡り事業を展開しているところが多くあります。そうした企業ほど、「自分も多岐にわたって色んな業務が出来る」と思ってしまう方が多いようです。

 違うんですか?

 はい。大きい企業になるほど縦割りと横割りがハッキリしています。そのため、企業の事業領域とは反比例するように、個人の業務領域はせまくなっていってしまうんですよ。

 なるほど。確かに大企業の場合だと、セクションごとに行う業務はキッチリ分けられていますよね。

 そうですね。大企業ほど任せられる業務範囲は狭いということを理解しておかなければなりません。

IT業界転職の成功ポイント2
大企業ほどできる業務範囲は狭いことが多い。自分がどこまで仕事を任されるのかを考えて、転職先を考えよう

NG行動3位:ワークライフバランスの改善が目的で転職をしてしまう

 これは普通にいらっしゃると思いますが?

 そうですよね。しかし、振り返って頂きたいのは、残業が少ない企業というのは「業績が良い企業」に多い事です。転職して務めたばかりの頃は改善されるかもしれませんが、仮に業績が悪くなってしまい、また残業が多くなったら、また転職という事になってしまいます。

 なるほど、なぜ残業が少なくて済んでいる会社なのか、というのはよっぽど残業統制がきちんとされているか、仕事が無いかのどちらかですからね。

 そうですね。そもそも、前職の不満をつぶす為の転職はあまりお勧めしません。そうしてしまうことで、社数が多くなってしまい、転職活動で苦労されている方をたくさん見てきています。あくまで、将来的なステップアップの方法の一つとして、転職活動を捉えて頂きたいと思っています。

 同意です! 自分の将来への道筋が見えるような転職をしてほしいですよね! 

IT業界転職の成功ポイント3
ワークライフバランスは目標に付随してくるもの。目的そのものではありません。

IT業界で転職したい人へのワンポイントアドバイス

 業界チェンジは、即戦力として活躍する事がまず難しいです。その為、雇う企業側のリスクが大きい事を、まずご理解下さい。その上で「どうしたら、ご自身を買ってもらえるか?」が、とても重要なポイントになります。人気企業になればなるほど、当然ライバル(他の応募者)の中には「年齢が近い業界経験者」もいらっしゃる訳です。そのような方と比較されても採用に至る為にはどう自分を打ち出すか?エージェントのコンサルタントの方と話し合った上で、戦略的に活動する事も重要です。

IT業界でのご転職をお考えの方は、どういったキャリアを目指すのか?を一緒に話していけると嬉しいです。こちらからお気軽にご相談くださいね。

今回アドバイスをいただいたコンサルタントの方

 平田 泰憲 キャリアコンサルタント
株式会社エージェントプラス所属

インターネット・ICTの中でEC業界をメインに担当。求人情報のご紹介だけでなく、求職者様のキャリア構築を一緒に考えてアドバイスすることを心がけている

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