【新卒6か月目】会社を退職しようか悩んだ人に聞きました!実際はどう行動した?

「新卒入社で半年たったけれど、会社を辞めたい!」
「新卒半年で、もう退職を考えている」

自分だけなのかな?
他の人はどう思っているんだろう?と 思ったことはありませんか?

あなたと同じ悩みを持っている人は1人ではありません。

そこで、今回は「新卒6か月目で退職しようかと悩んだ経験がある!」という方々に「当時の心境、ならびに悩んだ結果どうしたのか?」について伺ってきました!

「新卒6か月目だけど、会社を辞めたい・・・」と悩んでいる方は
是非、今回の記事を参考にしてください!

登場人物

 新卒6か月目で退職について悩んだAさん(40代/女性)

 キャリアアドバイザー エス

社長のセクハラに耐え切れず。逃げ場がなかった!

 

 今回は、新卒6か月目で退職しようかと悩んだ経験があるAさんに、お話を聞いてみようと思います。Aさん、よろしくお願いします。まずは、新卒で就いたお仕事について教えてください。

 

 はい。建築の設計事務所に入社しました。

 

 退職するべきか悩んだのはどうしてでしょうか?

 

 社長のセクハラです。私と、やたらと二人きりになろうとするあまり、社員の出勤日まで変更して、私と二人だけの出勤日を作ったり、もうやりたい放題で手がつけられなくなってきました。

 

 それはつらい思いをされましたね。その後、どうされたのでしょうか?

 

 周囲の方たちが、私を守ろうと一生懸命動いてくださってとても良くしてくださいましたが、先輩男性社員の方がポツリと「もう無理だよ」「あそこまでいったら辞めるしかないよ」と呟いたのを聞いて、退職を決意しました。

 

 なるほど。その判断は正しかったと思いますか?

 

 はい。どうして何もおかしなことをしていない私が辞めなくちゃならないの!とすごく腹が立ったので、労働基準局に匿名でその会社のアウトなところを告げ口してやりました。

 

 そうでしたか。Aさん、ありがとうございます!

「新卒6か月で退職するべきか・・・悩んだ!」先輩たちのエピソード!

社長のセクハラに悩み、周囲からのサポートも出尽くした感があったため、退職を決意したAさん。とても参考になりましたね。

他にも、「新卒6か月目で退職しようかと悩んだ経験がある!」という方々に「当時の心境、ならびに悩んだ結果どうしたのか?」について教えていただきました!

Aさん以外の先輩たちのエピソード、是非、ご覧ください!

★ 調剤薬局の薬剤師 (30代/女性)

社長と二人だけの薬剤師だったのですが、その社長がとっても嫌らしく、セクハラまがいなことをしてきました。自分がみているペイチャンネルの番組表をみせてきたり、嫌らしい話ばかりしてきました。また、勝手に結婚話も出してきて、自分の両親が私を気に入っている、一緒に住んだらお金もあるし、こんな家を建てることができるなど、すごく具体的に話してきて本当に気持ち悪かったです。初めは軽く流そうとしていましたが、相談する人もいなく、体調不良を理由に退職しました。

実際にはどうしましたか?それはなぜですか?

結果:退職した

このままいても状況が悪化するだけだし、ストレスで仕事どころではありませんでした。仕事は楽しいのに、社長のせいで、出勤するのがとても憂鬱でした。新入社員なので、仕事のことをたくさん勉強したかったのに、嫌らしい話しかしないので、もう限界だと思いました。
社長だし、権限は強いので、何も言えませんでしたし、辞めるしか選択肢はなかったです。別に我慢してここにしがみついている理由もないと思い決意しました。もっと同じ世代の人がいる職場や、勉強ができる職場に行きたいと思いました。

★ 金融の保険営業職 (20代/女性)

就職が全くできないときであり、あまり仕事内容にとらわれず受けていました。大企業であり、名前だけに引かれました。そのため実際はじぶんのやりたい仕事ではなく、むしろやりたくない仕事でした。毎日、暑いなかを飛び込み営業時間して、それがとても苦痛でした。多くの方が嫌な顔をして、邪魔という雰囲気を醸しており、しかしやるないと成績がとれず怒られる。そんなことにとても堪えられませんでした。同期がどんどん先にいってしまい取り残された感じがおり、辞めたいしか思えませんでした。

実際にはどうしましたか?それはなぜですか?

結果:退職した

完全に精神の崩壊をしていました。軽く鬱になっていたと思います。何もしなくて、ボーッとしてしまう日々の繰り返しであり、デートも全くできない楽しくないと思っていました。生活のなかに笑いが全くなくなってしまいました。あるときにふっと笑ったときに、私って笑えるんだ、と当たり前なことにとても感心したことがあります。それほど、笑えない日々でした。とにかく、辞めることのほかに選択はないと思い、退職をすることに決定しました。

★ 貿易関係の仕事 (30代/男性)

飛行機が好きで就職活動をしていました。仕事は貿易関係に就職することとなったのですが、いざ働き始めると書類の作成ばかりでした。大学生ではあまりパソコンを触っていなかったのでとてもしんどい思いをしました。また、貿易関係なので書類はすべて英語でした。英語も苦手でしたので仕事が苦痛でしかありませんでした。しかし、家に帰りタイプ打ちをすることでスピードがあがりなんとかやめずにすみました。しかしやめておいたほうがいいかなとも思います。

実際にはどうしましたか?それはなぜですか?

結果:退職しなかった

就職活動をしている際に苦労したので、絶対にやめないようにしようと思い入社しました。しかし、パソコンや英語など自分の苦手分野でのフィールドで心が折れてしまいました。それでもやめなかった理由は親せきの見る目や新卒で入った会社は絶対にやめないようにしようという強い意志によるものであると思います。英会話にも行きましたし、タイプ打ちの練習もして何とか乗り切りました。新卒で入っていなければやめていたかと思います。

★ IT プログラマ (50代/女性)

上司の、パワハラ・セクハラ・モラハラに悩みました。まず、パワハラですが、その上司は、自分が失敗や立場が悪くなると、部下の私に平気でなすりつけたり、忙しい時に、客先からの仕事の電話を取り次いだだけで、大声で怒鳴り、周囲に当たり散らします。セクハラは、毎日のように手を握られたり、肩に腕を置かれたり、私のロッカーに置いている私物を勝手に使ったり、それをやめて欲しいというと、今度は、私の外見を馬鹿にしたり、「馬鹿」「ブス」「仕事が向いていないので転職した方がいい」など社内で人に聞こえるように言う人でした。

実際にはどうしましたか?それはなぜですか?

結果:退職しなかった

会社にいっても、取り合ってもらえないので限界を感じ、社長に退職を申し出たところ、部署を配置換えしてもらえました。新しい上司は、不潔で無神経な人でしたが、以前のようなことで苦しむことはなくなりました。それで結局、その会社には10年以上お世話になったのですが、前の上司は、私が席を立っている間に、用事もないのに私の椅子に座りこんでいたり、(私が席に戻ってくると、その上司は真っ赤な顔をしていました。)相変わらず、私の私物を勝手に持ち出したりといったセクハラまがいなことは沢山ありましたが、パワハラやモラハラが直接ない分、ストレスはかなり緩和したので、仕事し続けられたのだと思います。

★ 教育サービス 事務職 (20代/女性)

非常に厳しいスパルタ上司がいたのですが、同期と気持ちを共有して悩み相談しながら頑張って続けていました。同期は一人だけで二人で頑張って先輩たちについていっていたのですが、その同期の子が心の病気で夏前に辞めてしまって一人になってしまい、このまま働き続けていいのか不安になりました。先輩ともうまくコミュニケーションがとれず、一人で悩んだり泣いたりしました。ある日、スパルタ上司に「いる意味がない」と厳しい言葉を受けて、会社に行くのがどうしてもつらくなってしまい退職を考えました。

実際にはどうしましたか?それはなぜですか?

結果:退職しなかった

学習塾だったのですが、今見ている生徒の子どもたちだけでも最後まで見届けたいと思い、受験が終わるまではがんばろうと思いました。また、つらいのは今だけかもしれない、山場を乗り越えたら気持ちが変わるかも、と思ったので、すぐに退職はしませんでした。受験日が近づくにつれ、何度も辞めようと考えていたのですが、上司からの「こんなに忙しいのに辞めるなよ」というプレッシャーや圧があったので、怖くて辞めれませんでした。

★ 英会話学校受付 (30代/女性)

会社説明会では受付事務と聞いていたのに、実際にやらされていたのは、営業だった。ノルマもないと聞いていたのに、目標と名前を変えているだけでノルマあり。毎日1人で200万くらいの契約をとるように言われていた。出勤時間は、早出と遅出二通りあったが、定時で帰れることはなく、仕事が終わるのはいつも終電間際だった。休日も1週間に1回あればいい方で、11連勤が普通だった。昼の休憩も満足に取れず、夕方5時くらいに食べることも多かった。残業手当はなく、休日出勤しても振替もできなかった。会議は夜の12時から、飲み会も12時から朝までが普通(強制参加)。体が持たないと思った。とにかく人が辞めるので、新人しかおらず、辞めた人の埋め合わせで転勤も頻繁にあった。

実際にはどうしましたか?それはなぜですか?

結果:退職した

営業方針に納得が行かなかったし、会社のやり方がコンプライアンスに違反すると思った。まず、相手の職種を聞いてどのくらい搾り取れるか予想する。お客の予算はお構い無しに最高額からの提示。払えないならローンを組んでもらう。通えなくなって解約の相談に来たお客には、解約を引き止めるよう長時間の説得をするように指示された。上からの支持なのに、クレームに発展したときは、すべて自分の責任だった。泣きながら床に土下座までして謝ったが、客は私に辞めてしまえと怒号を浴びせかけたので、心が決まってクレームを言った客の前で辞めますと宣言し、そのまま辞表を提出した。その後、その学校は倒産している。

★ 銀行の為替事務 (30代/女性)

入社当初はほとんどが研修で学校のような雰囲気でしたが、研修も終わり配属先で本格的な仕事が始まるとその厳しさにへこたれました。先輩がとにかく厳しく、1回教えられたことは2回質問してはダメで、必死に覚えて怒られるの繰り返しでした。先輩1人が厳しいということではなく、会社の雰囲気として教えられたことをすぐに理解するということを叩き込まれました。大量のマニュアルがあり、専門用語だらけの中、学生気分の私はもうへとへとでした。試験が定期的にあるので家に帰っても頭の中は会社の事でいっぱいでした。それまで接客のアルバイトはしたことがあり、仕事は好きだったのですが接客の仕事とはあまりにも違う雰囲気に自分はサービス業に転職した方がいいのではないかと思うようになっていました。

実際にはどうしましたか?それはなぜですか?

結果:退職しなかった

毎日厳しくされてビクビクしていましたが、自分の気持ちと仕事に対する視点が変わる出来事があります。ちょうど研修に行ったときに「この部署の新人はずば抜けてデキるね。一体どんな風に教えてもらっているの?」と本社の人に言われたのです。まさか毎日死ぬほど怒られながらやっているとも言えず、きちんと返答できなかったのですが、よく考えてみると他の部署の新人に比べて配属初日から実戦での業務を教えてもらっていました。最初は怒られてばっかりで怖かった先輩も、実は愛情で教えてくれていることが伝わっていました。何かあった時はすぐにかばってくれましたし、叱られるときもいつも叱られる理由は正当なものでした。入社半年ごろには辞めたいという気持ちは自然と消え、もっといろいろな仕事ができるようになりたい、もっと教えてもらいたいと思えるようになっていました。

まとめ

いかがでしたか?

今回は「新卒6か月目で退職しようかと悩んだ経験がある!」という方々に「当時の心境、ならびに悩んだ結果どうしたのか?」について、お話を伺わせていただきました。

「先輩の厳しい指導に辛くなったが、何とか食らいついた」
「パワハラとストレスで体がもたず、退職した!」といった事例がありましたね。

是非、先輩の体験を無駄にせず、自身のこれからのキャリアや転職に活かしてくださいね。

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